先日の「烏天狗様」の探検の続きです~~(笑)
二番目に向かったのは「閻魔様」のいる場所~~!
私は、お寺さんが経営する幼稚園に通っていましたので、子どもの頃は「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる」とか、「悪い子は閻魔様に食べられる」と、園長先生から言われて・・・薄暗い閻魔堂の前を通るのも怖かった(( ;∀;))
大きくなって知ったのは、「死んだら三途の川を渡って閻魔様を含む十大王の前に引き立てられて、生前に悪いことをしなかったか、裁判を受ける」ということ~(苦笑)。
どっちにしても「閻魔様=怖い人」というイメージが消えないので・・・この場所はドキドキ・・・。
幸いというか~、現在はこの洞窟周辺が一部崩れ、洞窟上部および内部に土砂崩落の危険があることから、立ち入り禁止になっていますので、入れません(良かったー笑)
ちょっと遠くから「閻魔様」を写しましたが、これだけでも恐々・・・(苦笑)
この洞窟は、1620年に建てられた「如来寺」の一部だそうですが、如来寺は1911年に全焼し廃寺になったとか~。
洞窟内部は、地獄の入り口→極楽へというように、部屋が分かれています。
写真には写っていませんが、閻魔様の左には「奪衣婆(だつえば)」があるようです!
(閻魔大王の奥様らしい・・・三途の川のほとりで亡くなった人を待ち、死に装束をはぎ取って近くの木の枝にかける。枝のしなり具合で生前の罪の重さを判断する怖い人らしい・・・)
極楽の部屋にあるのは、菩薩坐像(聖観音像)、地蔵菩薩立像などらしいのでさうが、入れませんので・・・、
外側の明かり取りの部分からのぞいてみました。
↑ちょっと分かりにくいのですが、たくさんの仏像が安置されています。
全部石像みたいです~~さすが石の産地~~♪
洞窟の横には、たくさんの石像や墓碑が集められた場所があります。
多分・・・無縁仏様たちの供養かと思います。
絶対に一人では行かれない「閻魔様のいる洞窟」~~!
案内役のTさんの後ろから・・・恐る恐る行きましたが・・・、
こんな年になっても、閻魔様が怖い私です(苦笑)
歴史の街は何でもあり、ですね。
今は、立ち入り禁止になっていますので、修復がなったらぜひ~~♪
小さな町ですが、それなりに見どころはあると思います(笑)
江戸時代から「石の産地」として栄えた町なので、腕の良い「石工さん」も多かったみたいで、それに伴った歴史や建造物もいろいろ残っています。