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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私777>日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

東山旧岸邸を訪ねて~♪

2024-06-05 | まち歩き
長男が「早めの父の日&遅い母の日」のプレゼントということで、静岡県・御殿場にある「東山旧岸邸」に連れて行ってくれました(笑)
     

ここは、有名な羊羹の「とらや」さんの工房」がある場所です。
今月16日(父の日)に、姪夫婦の出演するコンサートに行きますので、「御殿場店限定の四季の富士」夏バ-ジョン羊羹をお土産に買いに行こうと思っていたので、それとなく~長男の前でその話をしていました。
さすが長男~、気を使って運転手をかってくれたみたいです(苦笑)
            
この商品は、年4回発売されるもので、四季の富士山をモチーフにした羊羹です。夏は美しく広がる青空を琥珀羹で表していて、どこを切っても富士山が現れるのが楽しい~。夏は先日から売り出し開始~。
私が購入したのは、まだ切っていないので、↓とらやさんのHPから借用した写真です=笑
   
     
 御殿場は、富士山の麓ですからお水がとってもきれいです。そのこともあってか、「とらや」さんの工場は昭和55年(1980)に御殿場にオープンしたそうです。
今の工房は2007年に、元は別荘地だったという場所に新しく建てられていますので、緑豊かで静かな場所でなんです。
    
自然を身体いっぱいに感じながら「甘いお菓子とお茶」を頂けるテラス席もあって、今日もたくさんの人が楽しんでいらっしゃいました。
建物の形もスタイリッシュでステキです~♪
    

      

私は、ここに隣接する「東山旧岸邸」が目的ですから(目的のお買い物もそちらにあります)、ここはブラッと通り過ぎただけ(笑)
    
お買い物が無くても、散策だけでも、ゆったりできる場所ですよ。

入り口の「山門」~、昭和2年からこの場所にあるという、とっても雰囲気のいい作りです~♪
    
ここから続く小径~、右手は竹林です。スクッと伸びた竹がたくさん!

背丈のある木々や低い木や草~、池もあて、木陰をつくりほっとする空間の小径になっています。
    

    

    

そんなステキな道を歩きながら、旧岸邸へ~。
    

ここは、第56代、57代の内閣総理大臣だった岸信介氏の自邸として1969年に建てられ、生涯の最後の17年間をここで過ごされたとか~。
(現在は「登録有形文化財」に指定されています。)
    
伝統的な数寄屋建築の美と、現代的な住まいとしての機能の両立を目指したという邸宅は、建築家・吉田五十八氏の作品だそうです。
(あの、太田胃散の創業者が氏のお父様とか!)
    
一階部分にある「玄関ホール、居間、日本間、応接間、食堂」などは見学できますが、2階の岸ご夫妻の寝室や和室は非公開でした。

玄関ホールには、当時としてはめずらしいアルミやエ塩化ビニールも使われています!
      中庭です~。窓のサッシ~はアルミ製。
    

居間です。当時ドイツから取り寄せたソファが置かれています。
座らせて頂きましたが、気持ち良かった~(笑)
    
障子やガラス窓を全面的に開けて、お庭を見る~来客も大喜びされたことでしょうね。
    

和室~、
欄間を失くすことでスッキリ感が感じられます。もちろん雪見障子です。
    

日本庭園ってやっぱりいいですよね~♪
    
お庭の散策もさせて頂けました。
    

見学が終わって、ここでお買い物~、欲しかったものが買えて良かったです。

その後は「風音の森」という小路を散策しながら出口へ向かいました。
     
    
    
所処に植えてある「春モミジ」の色がきれいでした~♪

    

風音の道という名のように、時折そよぐ風が葉を震えさせる音~心地いい~♪
    

お散歩に疲れたら一休みできる「あづまや」もありました。
    

    

    
ステキなステキな小径を通って、先に見えるのが出口~最初に入った山門です。
ここは新緑もきれいなんですが、秋の紅葉の頃の美しさは最高なんです!
今年の秋は、もう一度訪れてみたいなぁ・・・。