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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私777>日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

ハイデルベルク

2001-10-30 | インポート
昨夜は、シャワーを浴びた後、ワインを少し飲んだら眠くなってしまいそのままベッドへ。
グラスは、今年の6月訪れた、ドイツのハイデルベルク城で買った、小さな可愛いブルーのグラスで飲んでみました。

古き学生の街、大学の街と呼ばれている古都、ハイデルベルク。
その丘の上にあるハイデルベルク城は11世紀に着工以来、16世紀まで歴代城主によって増改築が繰り返されてきた、というだけあって、バロック様式や、ルネサンス様式の部分を見ることができます。
印象に残ったのは、建物前面の柱に立っているギリシャ神話に出てくるたくさんの人々の彫刻。
城の中には22万リットルも入る高さ8メートルの世界一の大きな木製ワイン樽があります。
この樽だけの番人もいたとか。等身大の人形のワインの番人が、薄暗い中で見えた時はビックリ。触れると鳴る警戒の音がちょっとユームラスでした。
庭には、ゲーテ像や、彼がよく散策の際に休憩をとった場所「ゲーテのベンチ」も残っています。
お城全体の落ち着いたレンガ色と、ハイデルベルクの街並みを見下ろす絶好のロケーション、こんなところで、結婚式を挙げたら中世のお姫様みたいな気分になれそう。。。

ゲーテが恋に落ち、身分違いの悲恋を描いた戯曲「アルト・ハイデルベルク」の舞台にもなった古都、ハイデルベルクは、それはそれは美しい街です。
レンガの街並み、石畳の路地、丘の上の古城、それを映すネッカー川の流れ。多くの芸術家に愛された街だそうですが、今でもこの古い建物をそのまま利用し、ホテルやレストランとしています。

この後も、中世の街並みが色濃く残るドイツの町,小さな村を訪ねましたが、まるで夢の世界にいるようでした!