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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私777>日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

そうだ 京都、 行こう。

2001-10-11 | インポート
・・・ということで京都へ行ってきました。

何だかだとあった夏も終わり、秋を迎えた9月にはテロ事件があったりで、ここ数年の恒例の旅行は辞めてしまいました。。。が、少々疲れがたまりつつありましたので、リフレッシュしたく、思いきって出かけました。4年ぶりの京都です。

宿が南禅寺の近くにとれましたので、定番のコースを歩きました。
「絶景かな」と石川五右衛門が見得を切る、南禅寺(湯豆腐で有名なといった方が良いかな?)をまず訪れました。ここでぜひ見て欲しいものは「水路閣」です。琵琶湖疎水の分流を通す、レンガ造りのアーチ型の橋で、まるでローマの遺跡のようでした。
次は紅葉の名所として知られる「永観堂」。
来月にはきっと美しく燃える紅葉を求めて、たくさんの人達が訪れるでしょう。
そんなことを想像しながら、ゆるやかな坂道を上がると「若王寺橋」。ここから疎水に沿って銀閣寺橋まで続く小道が「哲学の道」です。
澄んだ疎水に小さな魚もたくさん住んでいます。道沿いには所々にベンチも置かれ、疲れたら一休みも出来ます。木陰に座って、ボーッと疎水の流れを見ているのもいいもの。
京都ならではの「お茶とお菓子」を頂きながらもいいでしょう。
「銀閣寺」は「わび」「さび」の世界を求めた禅寺。砂を富士山型に盛り上げた「向月台」と、大海を表す「銀差灘」の白砂の造形はいつ見てもすばらしい。

ちょっと遅めの昼食は、「そば」にしました。「じんべい」というお店の名前に引かれ、なんとなく入りましたが、感が当たりました。
手打ちの二八ソバを頂きましたが、京都風の食べ方で、ソバの上にのり、ネギ等の薬味、3種類のお新香、きんぴらごぼうを全部乗せて、つゆをかけて頂きます。細めのソバと具が絶妙にマッチ!おいしかった!!

夕方は「平安神宮」へ。鮮やかな朱塗りの建物で、余りにも有名ですが、庭は解放的ですばらしいものです。
「春の枝垂れ桜、夏のショウブ、かきつばた、すいれん、秋の萩、冬雪景色など、四季折々の風情には格別の趣があります」と拝観券に書いてあります。

京都のお寺、神社はほとんどすべて拝観料が必要のようですね。いくつか回ると、結構な金額になっていたことに驚かされました。

次回は、「源氏物語のロマンを求めて」歩いた宇治について書きます。