八ヶ岳の標高2600m付近の登山道に居たカタツムリ。こんな高い所にも住んでるだな。これ以上拡大するとこのブログをもう見てくれなくなる人も多そうなくらい不気味な黒いタカツムリ。俺だって手に取って殻の写真を近くで撮る度胸も無かった。
種類を調べようとしたけどけっこう難しい。そもそもカタツムリはどの図鑑に載ってるのか。昆虫、爬虫類、魚類なんてのはよく目にするけど。今回関係ないけどミミズが載ってる図鑑なんて見たこと無い。
やはり貝類の図鑑しかないってことで探した。1種でもいいから名前を知ってれば索引から簡単に見つかる。だけど××マイマイとしか分からないので探しようが無く索引を虱潰ししてようやくカタツムリのページが見つかった。
意味不明な言葉にぶち当った。オナジマイマイ。オナジは同じだと分かっただけに何それ。元々の英語に similar があったのでそれを訳した結果らしい。もうちょっとマシな訳は無かったんだろうか。殻の形はというと平べったいものではなく海に居るような貝みたいのや何と毛が生えてるのも居てたまげた。名前ではオモイガケナマイマイなんてのがあった。思いがけない所で見つかったからこんな名前になったらしい。
ネット上を探すとウスカワマイマイなんて説も。でもウスカワマイマイで写真を探すと普通に茶色のが出て来る。どうやら色にしても個体差がありそうなのだ。花の写真と同様に葉は撮ったか茎に毛が生えてたかなんて調子で殻の模様が肝心なようだ。兎に角これだけ特徴があれば直ぐに分かると思った黒いカタツムリだけど結果は逆。カタツムリの世界は面妖でこれ以上の探索は断念。