
ミロ展がある東京都美術館は上野公園の中にあって、開館は9時半。俺はそれを少し過ぎたくらいに着いた。誰でも知ってるような画家の展覧会だと長蛇の列なんだけど幸い並ぶことはなかった。長時間並ぶようなら帰っちゃおうかと思ってたけどそれはなかったので良かった。そんなんだから写真OKの場所で人が写り込まないように苦労するなんてことは無かった。逆走、じゃなくて逆方向に歩いても特に問題ナシ。ちなみにヨメは岩登りなので俺は1人で上京。
絵の説明のところに1917年とか1918年とあった。何歳くらいの頃に描いたんだろと思った。そこで近くに居た監視員(?)に聞いた。直ぐに1893年に生まれたって出て来ると思ったら全然。学芸員ではないのかな。近くに置いてあった本をめくったけど直ぐには見つからなかった。生まれた年は分かった。そこにあったのは概ね20代の頃に描いた絵だった。そんなことより俺の目は乱視が少し入ってるので眼鏡を持ってこなくて失敗した。絵は見えるんだけど脇にあるラベルの文字が読みにくかった。

矢印で指した絵、遠目には赤と黒の所は羽根を広げてるように見えたので鴨かアヒルかなと思ったら全然。そもそも鳥に見えたからって鳥を描いてると思うようではミロを分かってない証拠。下のセイレーンの絵もネットで拾ってきた写真。

最後の部屋は撮影OKだった。この絵のように題名に鳥がよく出て来るけど鳥に見える絵は無かった、かな。


この顔を見て岡本太郎だ、と思った、というより岡本太郎の作品の顔がミロのに似てる、のかな。同時代なので色々影響を受けてると思う。

お疲れさまでしたm(_ _)m
もっともこの日は山手線に乗らなかったので
運休だとしても気付かなかったでしょう。