


今日は毎月1度の地元岩場の点検日。天気予報では朝の9時まで雨、その後晴れ。ところが周辺は雨。長野県の地域別天気予報を見ていると雨マークだらけ。ところが何故か佐久だけ晴れ。佐久だけ晴れって本当かいねと思ったけどその通りだった。いくら佐久の晴天率が多いとはいえこんな予報が的中するとは思わなかった。岩場では時々太陽が雲に隠れたけど心配した雨も雷雨も無かった。


岩場にちょっと気になる木があった。「あれなんだろ」と言うとヨメは「桜」と言う。だけど樹肌が桜っぽくない。そこでヨメ兄に聞いた。折った小枝を持ってきて匂いを嗅いでみろと言う。なんだか青臭い。これがウワミズザクラの特徴だそうだ。家に帰って隣家のウワミズザクラの枝を折って嗅いでみたら同じ匂いだった。


午前中、登ったのはウォームアップで登った易しいのが1本だけ。午後には身体が冷えてしまうからこれじゃぁウォームアップになってない。実際何故か足の動きが渋い。しかし午後、いきなり5.11c をやった。思惑とは違い敗退。後で分かったけど左腕は力を無意識に加減してるようだった。それと力も落ちてるのかも。休みは5~10分程度で性質の違うルート、5.11dを2本やったけどいずれも敗退。一応今の課題は分かったが、それを解決する宿題は増えるばかり。

サイハイランという植物を知ったのは1月ちょっと前、去年の11月だ。それから10日ほどして山梨の畑にあるのを見つけた。それで終わりだと思ってたら今度は良く行く岩場に行く途中にもあった。一面茶色い落ち葉の中に1枚の大きな葉。この葉だけ青々としてるので目に入った。


野沢温泉スキー場に佐久の人と初めて行った時、ゴンドラの中で「この辺りはカモシカがよく居るんだよ」とその人が言った。このスキー場には何度も来たことがあるのにカモシカは1度も見たことがなかった。そしたらその日、カモシカを何度も見た。居るのが分かると目に入るとはいえ見えすぎ。はなねこ さんは木に居る蜆蝶の記事を良く投稿してる。この記事のクサギは俺も最近分かるようになったけど、蝶が居るのを見たことがない。居るというのを知ってるのに見たことがない。カモシカが蝶より大きいといってもゴンドラから見たら点。見た目の大きさは大差無い。この違いは何なのか。


野沢温泉スキー場に佐久の人と初めて行った時、ゴンドラの中で「この辺りはカモシカがよく居るんだよ」とその人が言った。このスキー場には何度も来たことがあるのにカモシカは1度も見たことがなかった。そしたらその日、カモシカを何度も見た。居るのが分かると目に入るとはいえ見えすぎ。はなねこ さんは木に居る蜆蝶の記事を良く投稿してる。この記事のクサギは俺も最近分かるようになったけど、蝶が居るのを見たことがない。居るというのを知ってるのに見たことがない。カモシカが蝶より大きいといってもゴンドラから見たら点。見た目の大きさは大差無い。この違いは何なのか。
山梨の別荘に行ってきた。一番の目的は凍結防止の水抜きだ。ここのところ急に寒くなったのでのんびりしてられない。凍結だけならいいけど水道管破裂は困る。別の目的は水道工事とキーウイ収穫。水道工事が済んだと思ったら余計な修理が1つ追加。洗濯機用の蛇口から水が漏れてたのだ。最近、蛇口と洗濯機をつなぐホースが劣化したので取り外した。でも家を出る時は水道の元栓を閉めるで漏れに気が付かなかった。パッキンは減ってるどころか朽ちて無くなっていた。なので蛇口から漏れた水は洗濯機が止めていたのだ。

黄色で囲んだ辺りにゴムのパッキンがある
剪定してないキーウイ棚はジャングル状態。これでも実が生るので放っておいたんだけど、ここまで隙間が無くなると収穫出来ないのだ。そこで少しずつ蔓を切っては実を採った。数年前にもテキトーな剪定をして翌年全然実が生らなかったことがあったけど、来年もそうなるかもしれないな。

放置キーウイ
蔓を切ってたら地面にサイハイランらしき葉が幾つもあった。それを知らずに踏んづけてしまったので一部傷がついてしまった。サイハイランの近くには縦に筋がある小さな葉。画像検索するとシュロ説が出てきてたまげた。今のところ何の葉か分からないけど、最近知ったばかりのサイハイランが畑にあったのには驚いた。

左の小さな葉は謎、右のはサイハイラン

氷点下になる早朝に走らないから大丈夫とは思っていたけど40年ぶりに雪が舞う中を夏タイヤで走った。というのもまだ冬タイヤに交換してないのだ。交換するかどうか、1週間早くしたとろで大差無いと良く言ってたけどこんなに暖かいと交換する気にならない。

1人で行くつもりだったけど生命力の強いヨメは風邪から回復。まだ痰が絡んで咳き込むけど熱は無いので一緒に行った。きちんと休んだら直ぐに良くなったって感じでオレサマの御指導御鞭撻のお陰とも言う。調子に乗って明後日友達と山に行くと言い出した。まだ完全に良くなってないのに振り出しに戻ったら困るだろと言ったもののその日は天気が良いなどとブツブツ文句を言う。でも友達に移したら困るとも。だったら天気なんて関係ないだろうに。ということで山は中止。

剪定してないキーウイ棚はジャングル状態。これでも実が生るので放っておいたんだけど、ここまで隙間が無くなると収穫出来ないのだ。そこで少しずつ蔓を切っては実を採った。数年前にもテキトーな剪定をして翌年全然実が生らなかったことがあったけど、来年もそうなるかもしれないな。

蔓を切ってたら地面にサイハイランらしき葉が幾つもあった。それを知らずに踏んづけてしまったので一部傷がついてしまった。サイハイランの近くには縦に筋がある小さな葉。画像検索するとシュロ説が出てきてたまげた。今のところ何の葉か分からないけど、最近知ったばかりのサイハイランが畑にあったのには驚いた。


氷点下になる早朝に走らないから大丈夫とは思っていたけど40年ぶりに雪が舞う中を夏タイヤで走った。というのもまだ冬タイヤに交換してないのだ。交換するかどうか、1週間早くしたとろで大差無いと良く言ってたけどこんなに暖かいと交換する気にならない。

1人で行くつもりだったけど生命力の強いヨメは風邪から回復。まだ痰が絡んで咳き込むけど熱は無いので一緒に行った。きちんと休んだら直ぐに良くなったって感じでオレサマの御指導御鞭撻のお陰とも言う。調子に乗って明後日友達と山に行くと言い出した。まだ完全に良くなってないのに振り出しに戻ったら困るだろと言ったもののその日は天気が良いなどとブツブツ文句を言う。でも友達に移したら困るとも。だったら天気なんて関係ないだろうに。ということで山は中止。

下の写真、コナラの葉を並べてみたんだけど形が微妙に違ってて同じコナラなのかちと自信がなくなった。でも地面から拾ったのではなく木から取ったから間違いないと思う。秋になるとコナラの葉の色は色々。中には赤いのもある。でも黄色から赤、その逆の変化は無い。まぁそれは置いといてこの色んな色の葉が不思議なことに地面に落ちてるのは皆同じ色。木枯らしが吹くと一斉に葉が落ちるから赤や黄色のがあってもおかしくない。それとも一晩で色が矢印で示したようなくすんだ茶色に変わっちゃうのかな。じゃぁ家の中に置いたらどうか。同じ色になっちゃうとしてもどのくらいの時間がかかるんだろ。

「 なんでこんな所に万年青(おもと)があるんだろ 」とヨメ兄が思っていた草がある。その葉と実をヨメが調べた結果、サイハイラン説浮上。場所は近所の岩場なんだけど、ネットで花を見たらこの薄暗い森の中では派手な方だ。しかも房状。でも誰も気が付かなかった。岩場が有料になってから地元クライマーは行く回数激減。その間にサイハイランが出てきたので気が付かなかったのかな。

葉はけっこう大きい

実

中には小さなゴミみたいのが入ってた


サイハイランは2ヶ所にあった。まだあるのかなと思って周辺を歩き回ったんだけど見つからなかった。その後、休んでると変な臭いがたまにしてきた。初めはギンナンのような臭いがするなと思ったけど近くにイチョウはない。そして家に着いてから分かった。不覚にもンコを踏んでしまったのだ。勿論クライマーのだ。ったく犬じゃないんだから場所やその後を考えてやれよ、と。たまに犬を連れてくる人も居るから犬の可能性もあるかな。でも犬のは飼い主が袋に入れるからやっぱり人間かな。人間も袋に入れれば良いけどそれをする人はあまり居ない。俺もやらないで土の中に埋めてしまう。





サイハイランは2ヶ所にあった。まだあるのかなと思って周辺を歩き回ったんだけど見つからなかった。その後、休んでると変な臭いがたまにしてきた。初めはギンナンのような臭いがするなと思ったけど近くにイチョウはない。そして家に着いてから分かった。不覚にもンコを踏んでしまったのだ。勿論クライマーのだ。ったく犬じゃないんだから場所やその後を考えてやれよ、と。たまに犬を連れてくる人も居るから犬の可能性もあるかな。でも犬のは飼い主が袋に入れるからやっぱり人間かな。人間も袋に入れれば良いけどそれをする人はあまり居ない。俺もやらないで土の中に埋めてしまう。
秋になると木の葉の色が赤や黄色に変わる。ニュースになるのは真っ赤なカエデか黄色いイチョウ。コナラの色づきがニュースになることは無い。

庭で一番大きなコナラ
でもコナラの色づきは好きだ、というより庭に生えてるのを見てるうちに好きになった。そんなコナラ、庭で一番大きなコナラの黄葉が一気に進んだ。出先でヨメが葉が赤っぽいと言うけどそれほどでもないと思ってた。そしたら数日の間に黄色からオレンジ色に変わっていた。紅葉でも黄葉でもない橙葉だ。コナラの幼木だとけっこう赤い色になるけど大きな木だと何故か赤味は弱い。そして地面に落ちた葉は全て同じ茶色になる。

こんなに赤っぽいところが

幼木だとこんなに赤くなることがある
そんな色の変化をメメを散歩に出して気がついた。散歩ったってたったの50mくらい。外の空気を吸った程度の散歩。年が明けたら18の婆猫だからこんなもんかな。


でもコナラの色づきは好きだ、というより庭に生えてるのを見てるうちに好きになった。そんなコナラ、庭で一番大きなコナラの黄葉が一気に進んだ。出先でヨメが葉が赤っぽいと言うけどそれほどでもないと思ってた。そしたら数日の間に黄色からオレンジ色に変わっていた。紅葉でも黄葉でもない橙葉だ。コナラの幼木だとけっこう赤い色になるけど大きな木だと何故か赤味は弱い。そして地面に落ちた葉は全て同じ茶色になる。


そんな色の変化をメメを散歩に出して気がついた。散歩ったってたったの50mくらい。外の空気を吸った程度の散歩。年が明けたら18の婆猫だからこんなもんかな。


今日は暖かかった。ヨメは近所から貰った剪定した小枝をまとめて大分片付いた。そういうのに非協力的な俺は自転車でプラプラとお出かけ。念の為ウインドブレーカーを持って行ったけど暖かいので出番なし。寒くも暑くもない丁度よい気温。庭木の葉の色づきが綺麗だったので写真を撮った。庭を裸足サンダルで歩いてても全然寒くない陽気。

虫食いだらけのガマズミの葉は空を背景にすると影絵みたいで綺麗。これだけ穴だらけなのに誰かが食べてるのを見かけたことがない。調べたらツンゴジュハムシとかコツバメなんてのが出てきたけど心当たりは無い。ツリバナはこれから黄色くなりそうだけど、今は新緑のような淡い緑。日が当たると綺麗なんだけど写真が今ひとつ。







岩場は里より少し気温が低いはずだけど見上げたところにあったダンコウバイは日が当たるせいかまだ青々。

ここのところ気温が低い日があって、カーテンを開けたら窓ガラスが結露してた。居間の温度は11℃だった。タイマーで暖房が入るはずだったけど空振り。外の気温は前日の予報通り4.5℃しかなかった。これが平年並みな気温なのか良く分からない。紅葉は色々。カスミザクラは紅葉せずにとっくに葉が落ちたのもあれば紅葉してるのもある。これも平年並みの色づきなのか良く分からない。木などはイチョウを除いて全て自生。イチョウは借家から持ってきた。大家さんが根本から切っちゃうって言うから持ってきたんだけど随分と大きくなった。

ペアガラスでも結露

居間は11℃@6時45分

外は4.5℃@7時15分

イチョウの黄葉が始まった

コナラはまだ青々

イヌザクラは今が見頃

紅葉が見頃のカスミザクラ

見せ場なく葉が落ちたカスミザクラ

エノキの葉と実

アワコガネギクは今が見頃










花の写真を撮ってもブログ記事にするにはちょっとって感じ、そんな時は挿絵が良いかなと思った。念の為調べたら挿絵は記事に関係するもの。関係しないのならこま絵だそうだ。ややこしいというか、挿絵は場所によって口絵とか扉絵なんて呼ばれるのがあった。言葉は知ってたものの意味までは知らなかった。

23日の記事、初めて口絵を載せた記事なんだけど、ツリバナの実の写真のつもりだったらニシキギだった。

ニシキギ


少し前まで赤かった山椒の実、今は黒。これを齧っても何の味もしない。

山椒の実

23日の記事、初めて口絵を載せた記事なんだけど、ツリバナの実の写真のつもりだったらニシキギだった。



少し前まで赤かった山椒の実、今は黒。これを齧っても何の味もしない。


秋、草が生えてる所を歩いていると知らない間に服に種が沢山つくことがある。そのうちの1つ、アメリカセンダングサという名はヨメに教わったのが10年くらい前かな。他の人からも「 アメ…が増えて困るよ 」なんて話を聞くからマニアックな草ではない。この草はあちこちに生えてるんだけど、最近アメ…ではないと思うようになった。それを はなねこさんのアメリカセンダングサの舌状花を読んで確信。ブログの写真を見てたらアメ…の舌状花(ぜつじようか)の色が黄色。でも身近で見たアメ…と思った花で舌状花で黄色いのは見たことない。全部白。それと種になった後なので元の花が分からないってのもある。というわけで過去記事の大半に間違いがアルと思って間違いナシ。
山梨の別荘付近には2種類の種。長さが違う。くっつく所の棘の数が違う。

今まで見たことないような大きな舌状花もあった。




10日ほど前に山梨の別荘に行った。5月以来だ。7月くらいに行きたかったけど連日のように36℃だ37℃という天気予報にビビッて行かなかった。でも色々とこれ以上行かないのもアレなので行ってきた。主な目的は栗と草刈り。家の周りし普段なら股下くらいの高さなのに顔くらいの高さになっていた。ちなみに長野の友人も同県内に空き家があって、役所から「処分や有効利用のお手伝いしますよ」な封書が届いて慌てて猛暑の中草刈りをしたそうだ。
その日も35℃くらいと暑かった。さすがにその気温、しかも炎天下で野良仕事は無理ってことでテキトーにやっておしまい。といって前の晩に泊まって早朝にすることもナシ。栗拾いは木陰なのでまぁ何とか出来た、といっても大半はヨメが拾った。去年は猛暑と雨不足でイガから出てきた実は薄っぺらいのばっかしというかつてない不作だった。今年は不十分とはいえ実は生った。

木に生ってる栗は落とさない
雑草を見て今までと違うのがもう1つ。ヤブガラシという初耳草が蔓延っていたのだ。それは隣の耕作放棄地も同様。この草を見たのは初めて。あちこちで見たのも勿論初めて。ヤブガラシは耕作放棄地の最後の方に現れるラスボス的な草なのかな。その草は蔓なんだけど、それがキーウイの棚全体に覆いかぶさっていたのだ。その他にも3種類くらいの蔓。

昼に咲いてるからヒルガオ?

キーウイの大きな葉が少ししか見えない
不思議なことにヤブガラシの根本はキーウイ棚の中、日が当たらないところから生えていたのだ。日陰で生まれ、その後キーウイに覆い被さって日照不足で枯らす、何とも恐ろしい生態で宿主を殺す寄生虫のようだ。まぁでも根本が分かりやすくて助かった。ただその根はゴボウのような太くて長いのが地面と平行にあった。さすがに今から芽が出ることはないだろうってことで今回は放置。キーウイの葉が落ちた頃に被さったヤブガラシと根っこを抜く予定。

分かりやすいヤブガラシの根本

山梨の別荘に行く足代で栗を買えばお釣りが出る。畑や家周りの草取りにしたって誰かに頼めばこれまた足代でお釣りが出る。佐久と山梨の往復に5時間。作業時間よりも長い。流行り言葉のコスパだのタイパ的には最悪。コロナ騒ぎで何度も出てきた言葉、不要不急の行動だ。でも人生の大半というか全部がそれに当たるような気がする今日この頃。
自分が出来ない事は人に頼んだり、大変な事は人力ではなく機械でやるとはいえ、ここのところ急速に世の中が全て何か任せになりつつあるように感じる。わざわざ作らないで買った方が良いよは前からあった。最近、もしくは近い将来、××はロボットで全部やって貰えばいいじゃん。ブログ? キーワードを幾つか選んでAIに入力すれば良い文章になるよ。誤字脱字も無いし。
だけどさ、それじゃぁ何もやることない。例え歴史どころか人々の記憶に残ることすら出来なくても自分の手でやりたい。でも一部のエリート達は『庶民はベーシックインカムで暮らしてれば良いよ、後はエリートとAIやロボットが全部やるから』と考えてるみたいだ、という陰謀論がある。もしそうだとしたら次の段階ではそんな人間は生かしておく意味はないと考えるかな。そうなるとエリート達だけ生き残る、でも遺伝子の多様性が無くなって思ってるより早く人類は全滅。そしてこんなおかしな文章はAIには書けないだろうな。
その日も35℃くらいと暑かった。さすがにその気温、しかも炎天下で野良仕事は無理ってことでテキトーにやっておしまい。といって前の晩に泊まって早朝にすることもナシ。栗拾いは木陰なのでまぁ何とか出来た、といっても大半はヨメが拾った。去年は猛暑と雨不足でイガから出てきた実は薄っぺらいのばっかしというかつてない不作だった。今年は不十分とはいえ実は生った。

雑草を見て今までと違うのがもう1つ。ヤブガラシという初耳草が蔓延っていたのだ。それは隣の耕作放棄地も同様。この草を見たのは初めて。あちこちで見たのも勿論初めて。ヤブガラシは耕作放棄地の最後の方に現れるラスボス的な草なのかな。その草は蔓なんだけど、それがキーウイの棚全体に覆いかぶさっていたのだ。その他にも3種類くらいの蔓。


不思議なことにヤブガラシの根本はキーウイ棚の中、日が当たらないところから生えていたのだ。日陰で生まれ、その後キーウイに覆い被さって日照不足で枯らす、何とも恐ろしい生態で宿主を殺す寄生虫のようだ。まぁでも根本が分かりやすくて助かった。ただその根はゴボウのような太くて長いのが地面と平行にあった。さすがに今から芽が出ることはないだろうってことで今回は放置。キーウイの葉が落ちた頃に被さったヤブガラシと根っこを抜く予定。


山梨の別荘に行く足代で栗を買えばお釣りが出る。畑や家周りの草取りにしたって誰かに頼めばこれまた足代でお釣りが出る。佐久と山梨の往復に5時間。作業時間よりも長い。流行り言葉のコスパだのタイパ的には最悪。コロナ騒ぎで何度も出てきた言葉、不要不急の行動だ。でも人生の大半というか全部がそれに当たるような気がする今日この頃。
自分が出来ない事は人に頼んだり、大変な事は人力ではなく機械でやるとはいえ、ここのところ急速に世の中が全て何か任せになりつつあるように感じる。わざわざ作らないで買った方が良いよは前からあった。最近、もしくは近い将来、××はロボットで全部やって貰えばいいじゃん。ブログ? キーワードを幾つか選んでAIに入力すれば良い文章になるよ。誤字脱字も無いし。
だけどさ、それじゃぁ何もやることない。例え歴史どころか人々の記憶に残ることすら出来なくても自分の手でやりたい。でも一部のエリート達は『庶民はベーシックインカムで暮らしてれば良いよ、後はエリートとAIやロボットが全部やるから』と考えてるみたいだ、という陰謀論がある。もしそうだとしたら次の段階ではそんな人間は生かしておく意味はないと考えるかな。そうなるとエリート達だけ生き残る、でも遺伝子の多様性が無くなって思ってるより早く人類は全滅。そしてこんなおかしな文章はAIには書けないだろうな。

佐久だとお盆を過ぎると過ごしやすくなる。ところが今年は敬老の日になっても30℃以上もあって何時まで夏やってんだと思ってた。そしたら秋分の日を過ぎたら急に涼しくなった。アポ無しでやってきたら風邪引くだろって感じなんだけど、『暑さ寒さも彼岸まで』の通り。とはいえ彼岸前、暑すぎ。

こんなに暑かったけどアキノキリンソウはそれなりに咲く準備をしていたようだ。

一昨年だったか、謎の草が窓際に生えた。去年もちょっと大きなロゼッタ状で何だか分からなかった。でも気になってたので放置してたら今年こんなに大きくなった。それが今花盛り。薬師草(ヤクシソウ)だった。


岩場に行ったヨメが草を持ってきた。イラクサだ。ヨメ兄が一緒に居たので草のレクチャーを受けたようだ。持ってきたイラクサには雄花と雌花。お前もかって感じなんだけど、イラクサも色々。雄花と雌花が1株に咲くのはミヤマイラクサ、イラクサは雌雄異株。皆一緒だと思ってたのでそんな違いがあるとは夢にも思わなかった。以前、ヨメ兄から若いイラクサは食べられるって聞いてた。こんなのをと思ったけど食べられるのはアイコとも言われるミヤマイラクサの方というややこしさ。
雄花と雌花の写真を撮ってみたけど今ひとつ。花の旬を過ぎたのかどうかも分からないので撮り直そうとしたら萎びちゃったようでもう捨てられていた。そして来年撮り直しという気の長い話。

雄花

雌花

雄と雌の字は似てて紛らわしい。似たような紛らわしいのに開と閉。高校1年の頃、初めて学校の図書館に行った時、向こうが見えない扉に『開館中』という札がかかってた。閉館中だと勘違いして帰ったことがあった。
雄花と雌花の写真を撮ってみたけど今ひとつ。花の旬を過ぎたのかどうかも分からないので撮り直そうとしたら萎びちゃったようでもう捨てられていた。そして来年撮り直しという気の長い話。



雄と雌の字は似てて紛らわしい。似たような紛らわしいのに開と閉。高校1年の頃、初めて学校の図書館に行った時、向こうが見えない扉に『開館中』という札がかかってた。閉館中だと勘違いして帰ったことがあった。

岩場に行く回数が減ると折角覚えかけた花の咲く時期を忘れてしまう。1ヶ月前、あまり咲いてなかったフシグロセンノウが沢山咲いていた。上の写真の赤いところ。実際の花はオレンジ色だけど。今がピークなのかと思ったら咲く時期は7月から10月。下の写真には水引(ミズヒキ)@タデ科イヌタデ属も写っている。これの花期は8月から11月なので1ヶ月後ろにずれている。夏と秋はずっと咲いてるってことか。



寝室の窓から外を見たら隣の庭のウワミズザクラが赤や黄色で華やか。たわわに実ったという言葉が直ぐに浮かんだけど枝は全然たわわってなかった。なのでこの言葉は相応しくないと思われる。実がなった様子はヤマザクラよりも目立つのは花が房状で数が多いからかな。実の味はどうなんだろ。ヤマザクラだとサクランボの味と似てる。でも赤いのだとまだ酸っぱい。黒いくらいになったのが甘くて美味しい。でも果肉の量が少ないのでわざわざ取って食べる気にはならない。


