

薪割りをしていると危ないことがたまに起きる。楔を使った時はこちらに勢い良く楔が飛んで来たりする。鉄の塊の直撃は避けたい。なので楔に関しては斜めに刺す。楔はヒビの方向に飛ぶことが多いからこうすると自分に向かって来ることが少なくなる。

鉄の楔が手前に飛んで来ることがある
丸太を半分、そのまた半分、これまではここでオシマイ。今は更に割るんだけど、それは鉈が良い。でもそのまま斧で割る。細い木は狙いが定まらない。斧が木の向こう側に外れると上図みたいに木がこちらに飛んでくる。そんな木が脛に当たった、2度も。薪を割る時は爪先を保護する先芯が入っている長靴を履いてやるんだけど、それは役に立たなかった。
脛プロテクターを作ってみた。プロテクターは長靴の外にするか中にするか、ベルトなどで固定するのか、材料は何が良いのか考えた。長靴の外にするにはベルトか何かで固定しないといけない。そこで長靴の中に入れることにした。大きさ的に丁度良い排水用の塩ビパイプがあったので試作。厚さ1cmの固いスポンジを脛側に両面テープで貼り付けた。それで済めば簡単だったけど固定力が今ひとつなのでタコ糸で縫って固定。どのくらいしっかり縫うか、取り敢えず少な目に縫った。ダメなら縫い足す。

← 足の甲 膝 →
プロテクターを片側作ってから気が付いた。縫うのならスポンジの所に当て布があった方が良い。そうやって縫ったのが下の写真。革を当てずに縫った方はやり直さず様子見。

スポンジに革を当てて縫った
このプロテクターは長靴に入れるだけでそれなりに使えそうだ。歩くのにも邪魔にならない。後は木の直撃体験だけどそれはアレなので mRNA ワクチンのように本番でテスト。

入れてみたところ

斧を下ろすと同時に腰を落とさないと斧の刃が足に直撃する可能性はあるかな。この長靴の爪先には先芯が入ってるんだけど、実際には衝撃軽減は気休め程度かも。長靴を買い替えることがあったら強度テストをやってみたい、忘れてなければ。

腰を落とさないと斧が足を直撃するかも

丸太を半分、そのまた半分、これまではここでオシマイ。今は更に割るんだけど、それは鉈が良い。でもそのまま斧で割る。細い木は狙いが定まらない。斧が木の向こう側に外れると上図みたいに木がこちらに飛んでくる。そんな木が脛に当たった、2度も。薪を割る時は爪先を保護する先芯が入っている長靴を履いてやるんだけど、それは役に立たなかった。
脛プロテクターを作ってみた。プロテクターは長靴の外にするか中にするか、ベルトなどで固定するのか、材料は何が良いのか考えた。長靴の外にするにはベルトか何かで固定しないといけない。そこで長靴の中に入れることにした。大きさ的に丁度良い排水用の塩ビパイプがあったので試作。厚さ1cmの固いスポンジを脛側に両面テープで貼り付けた。それで済めば簡単だったけど固定力が今ひとつなのでタコ糸で縫って固定。どのくらいしっかり縫うか、取り敢えず少な目に縫った。ダメなら縫い足す。

プロテクターを片側作ってから気が付いた。縫うのならスポンジの所に当て布があった方が良い。そうやって縫ったのが下の写真。革を当てずに縫った方はやり直さず様子見。

このプロテクターは長靴に入れるだけでそれなりに使えそうだ。歩くのにも邪魔にならない。後は木の直撃体験だけどそれはアレなので mRNA ワクチンのように本番でテスト。


斧を下ろすと同時に腰を落とさないと斧の刃が足に直撃する可能性はあるかな。この長靴の爪先には先芯が入ってるんだけど、実際には衝撃軽減は気休め程度かも。長靴を買い替えることがあったら強度テストをやってみたい、忘れてなければ。


数日前、薪用の枯れ木を探しに行った。まだ寒い日が続くようならこの木を持って帰ろうと思った。ヤナギかなと思って木を見ていたら先の方に小枝が出てた。そこに分かりやすい葉痕が残っていてオニグルミだと分かった。調べたらオニグルミは薪として悪くないようだ。だけど一昨日辺りから急に暖かくなったのでこの木を持って帰る必要は無くなった。これからもし薪が必要なら物干し竿くらいの太さの枯れ枝を拾ってくればもう十分。



河川敷なので倒木がクリの可能性は低いけど、この木がクリだったらパス。薪にする手間はコナラやニセアカシアと変わらないのに火力が弱いのだ。しかもパチパチ派手に爆ぜるのでストーブで燃やしてる時に扉を開けるのに気を使う。キャンプの焚き火で燃やしたら火の粉が飛んで大変。
木の成長はゆっくりとはいえ5年10年と放置しておくと驚くほど大きくなってることがある。なので手に負えなくならないうちに切っておかないといけない。そして今日はポカポカ陽気な野良仕事日和。

大きく横に張り出した枝
この横に張り出した枝は地面から6~7mのところにある。チェーンソーなら簡単に切れるけど予期しないことが起きたら危ないので人力。なので切るのは一回だけにしたいところなんだけど、長い枝が落ちた時は何が起きるか分からない。枝が離れた時に反動があったり、枝が身体にぶつかってくることもある。落ちたら枝分かれしてる小枝で跳ねたりする。跳ねたら何処に行くのか予測がつかない。なのでなるべく細い方から少しずつ切っていく。でも人力なので大変。そしてこういう危険なことはヨメがやるということになっている。そもそも本人が志願するんだから止める理由が無い。




良く切れるノコギリとはいえ直径10cm以上のコナラを切るのはけっこう大変。ヨメはそれを3ヶ所切った。

コナラの枝切りは無事終了

下のは俺が切った。切り落とした枝が重くて運べなかったからだ。この太さのを一気切りすると正確には測ってないけど7~8分かかった。でもハァハァゼェゼェ。地上で切る時は向きを変えたり出来るけど木の上では自由に出来ないから倍以上時間がかかるかな。

一番太い辺り
落ちた小枝を運ぶのは俺。サクラ、正確にはカスミザクラなんだけど、そんなの切ったかなという枝があった。本物のサクラと比べると違うけどそうでないとちょっと分かりにくい。


この横に張り出した枝は地面から6~7mのところにある。チェーンソーなら簡単に切れるけど予期しないことが起きたら危ないので人力。なので切るのは一回だけにしたいところなんだけど、長い枝が落ちた時は何が起きるか分からない。枝が離れた時に反動があったり、枝が身体にぶつかってくることもある。落ちたら枝分かれしてる小枝で跳ねたりする。跳ねたら何処に行くのか予測がつかない。なのでなるべく細い方から少しずつ切っていく。でも人力なので大変。そしてこういう危険なことはヨメがやるということになっている。そもそも本人が志願するんだから止める理由が無い。




良く切れるノコギリとはいえ直径10cm以上のコナラを切るのはけっこう大変。ヨメはそれを3ヶ所切った。


下のは俺が切った。切り落とした枝が重くて運べなかったからだ。この太さのを一気切りすると正確には測ってないけど7~8分かかった。でもハァハァゼェゼェ。地上で切る時は向きを変えたり出来るけど木の上では自由に出来ないから倍以上時間がかかるかな。

落ちた小枝を運ぶのは俺。サクラ、正確にはカスミザクラなんだけど、そんなの切ったかなという枝があった。本物のサクラと比べると違うけどそうでないとちょっと分かりにくい。

3月も半ば、でもまだストーブは使いたい。ところが乾いた薪が無い。車の整備の時に台にしてた木が庭にある。河川敷に行けば乾いた丸太がある。どれも薪にするにはチェーンソーが必要だけど、ちょっとの量のために防護ズボン履いてというのはヤダな。かといって少しくらいならと無防備で使うのもヤダ。そこで枯れた枝を探しに行った。

猫の仕事は大きさ比較用
けっこう拾ってきたと思ったけど切って積んだらそれほどでもなかった。



河原の近くには河原鶸、家の近くで見る嘴の大きな鳥はこのカワラヒワの他にはシメ。それと最近初めてやってきたイカル。珍しい鳥は大抵それっきり来なくなるけどイカルはまたやってきた。カワラヒワは近づくと藪の中から5~6羽の群れが出てきてそれが直線的に飛んでいく。黄色いのが見えればカワラヒワだと直ぐ分かるけど、それが見えないと何だか分からない。そんなことより庭に狸がやってきた。窓開けて「 これ! 」って言っても知らん顔。隣の庭の方へゆっくり歩いていった。


けっこう拾ってきたと思ったけど切って積んだらそれほどでもなかった。



河原の近くには河原鶸、家の近くで見る嘴の大きな鳥はこのカワラヒワの他にはシメ。それと最近初めてやってきたイカル。珍しい鳥は大抵それっきり来なくなるけどイカルはまたやってきた。カワラヒワは近づくと藪の中から5~6羽の群れが出てきてそれが直線的に飛んでいく。黄色いのが見えればカワラヒワだと直ぐ分かるけど、それが見えないと何だか分からない。そんなことより庭に狸がやってきた。窓開けて「 これ! 」って言っても知らん顔。隣の庭の方へゆっくり歩いていった。

丸太を割る順序は写真-1のように先ずは①で半分、そして次は半分にしたのをまた②と③で半分。まだ大きいようなら更に半分に割る。丸太も直径15cmくらいなら簡単に割れるけど直径30cmとなれば斧で半分なんてのは俺には無理。そんな時は楔とハンマー。時間はかかるけど大抵割れる。ちなみに割り方を書いた写真のモデルになった木はケヤキ。

写真-1 薪の割り方
最近太い丸太を斧で割る方法を見つけた。それは写真-3のように周りから剥ぐように割る方法だ。

写真-3 丸数字は割る順番
去年貰ったコナラ、木目が真っ直ぐでないので割りにくい木だ。そんなこんなでまだ割り残したのが幾つかある。

写真-4 コナラの木目
それを写真-3の方法で割ってみた。ニセアカシアより割りにくかったけど今まで無理だった直径30cmのコナラでも斧で割ることが出来た。考えてみれば割るというのは木を引き裂くわけで、引き裂く面積が小さい方が楽ってわけだ。円に内接する正多角形で写真-3の①の長さを計算してみた。直径30cmだと辺の長さは18cm、これなら何とか割れるってわけだ。

写真-5 矢印のが剥がした部分

写真-6は斧では割れないアカマツを楔で真っ二つに割ろうとしたところ。生の木だと木にヒビが入らず楔がめり込むことがある。これがコナラだと打ち込んだと思った楔が飛び出してくることがあるのでちと怖い。だけどこんな木でも楔を端の方で使ったら割れたかも。

写真-6 楔が食い込んでるのにヒビが無い

丸太を割っているとたまに虫が出て来る。毎度寝てるところを申し訳ないけど仕方無い。マイマイカブリが出てきたのは初めて。ニセアカシアから出てきた。カミキリムシの幼虫が住んでた穴に居たんだと思う。胸が青いのが特徴だけど同定の勝負は避けた。大きさが違うから番なのかな。オレンジ色はただの塗料、虫とは全く関係ない。写真撮った後に薪棚に持ってったけど寝床は見つかったかな。

丸太から出てきたマイマイカブリ

最近太い丸太を斧で割る方法を見つけた。それは写真-3のように周りから剥ぐように割る方法だ。

去年貰ったコナラ、木目が真っ直ぐでないので割りにくい木だ。そんなこんなでまだ割り残したのが幾つかある。

それを写真-3の方法で割ってみた。ニセアカシアより割りにくかったけど今まで無理だった直径30cmのコナラでも斧で割ることが出来た。考えてみれば割るというのは木を引き裂くわけで、引き裂く面積が小さい方が楽ってわけだ。円に内接する正多角形で写真-3の①の長さを計算してみた。直径30cmだと辺の長さは18cm、これなら何とか割れるってわけだ。


写真-6は斧では割れないアカマツを楔で真っ二つに割ろうとしたところ。生の木だと木にヒビが入らず楔がめり込むことがある。これがコナラだと打ち込んだと思った楔が飛び出してくることがあるのでちと怖い。だけどこんな木でも楔を端の方で使ったら割れたかも。


丸太を割っているとたまに虫が出て来る。毎度寝てるところを申し訳ないけど仕方無い。マイマイカブリが出てきたのは初めて。ニセアカシアから出てきた。カミキリムシの幼虫が住んでた穴に居たんだと思う。胸が青いのが特徴だけど同定の勝負は避けた。大きさが違うから番なのかな。オレンジ色はただの塗料、虫とは全く関係ない。写真撮った後に薪棚に持ってったけど寝床は見つかったかな。

キシーダがウクライナ支援からキックバック、それはけしからんって話ではなくチェーンソーのキックバック。ちなみにキシーダの話が真実だったらとんでもない売国奴、(以下略)

ガイドバーの片減りを直したけど、結局新しいのに交換することにした。ガイドバーだけ買うつもりだったけどソーチェーン(以下チェーン)とセットという選択肢があった。セットだと割安だけどチェーンは店任せ。するとトライリンク製のセイバーという初耳チェーンが届いた。ガイドバーはツムラの255ML3-TMR-35cm-Any-50Eで興味本位で非純正。

左腕がハンドガードに当たり、チェーンにブレーキがかかる
今まで使ってきたチェーンは純正かオレゴン製。特に違いは感じなかった。セイバーの第一印象はガリガリって感じで良く切れる。だけどたまに引っかかる、というより軽いキックバックが頻繁に起きた。チェーンソーにはキックバックが起きた時にチェーンの回転を止めるハンドガードという安全装置がある。強いキックバックが起きると自然に左手の甲が当たるような仕組みになってるんだけど、それが起動したのは初めてだ。

微妙に違うのが分かるだけ
バーの先が当たることが多い突っ込み切りをしてたとはいえちと気になる。このまま使うとちと危なっかしいので家に戻って今まで使ってたチェーンに戻した。そして日を改めて作業の続きをやった。セイバーのは玉切りの時に使うことにした。玉切りではバーの先端を使うことは稀。で、授業料 1700円也。

チェーンには色々なサイズがあって中々覚えられなかったけどようやく分かるようになった。と思ったらロープロファイルという初耳言葉。これはチェーンの高さが低いタイプで俺はずっと知らずにそれを使ってた。初めの頃はチェーンソー屋に行って「これと同じの」と言って買ってたからだ。ピッチとゲージとコマ数がおなじでも背が高いのを知らずに買うと刃を研ぐ時になってそれが分かる。普段使っている丸ヤスリの直径が4mmだけど、5.5mmのが必要ってわけだ。それだけでなく5.5mm用の目立てガイドも。

ガイドバーの片減りを直したけど、結局新しいのに交換することにした。ガイドバーだけ買うつもりだったけどソーチェーン(以下チェーン)とセットという選択肢があった。セットだと割安だけどチェーンは店任せ。するとトライリンク製のセイバーという初耳チェーンが届いた。ガイドバーはツムラの255ML3-TMR-35cm-Any-50Eで興味本位で非純正。

今まで使ってきたチェーンは純正かオレゴン製。特に違いは感じなかった。セイバーの第一印象はガリガリって感じで良く切れる。だけどたまに引っかかる、というより軽いキックバックが頻繁に起きた。チェーンソーにはキックバックが起きた時にチェーンの回転を止めるハンドガードという安全装置がある。強いキックバックが起きると自然に左手の甲が当たるような仕組みになってるんだけど、それが起動したのは初めてだ。

バーの先が当たることが多い突っ込み切りをしてたとはいえちと気になる。このまま使うとちと危なっかしいので家に戻って今まで使ってたチェーンに戻した。そして日を改めて作業の続きをやった。セイバーのは玉切りの時に使うことにした。玉切りではバーの先端を使うことは稀。で、授業料 1700円也。

チェーンには色々なサイズがあって中々覚えられなかったけどようやく分かるようになった。と思ったらロープロファイルという初耳言葉。これはチェーンの高さが低いタイプで俺はずっと知らずにそれを使ってた。初めの頃はチェーンソー屋に行って「これと同じの」と言って買ってたからだ。ピッチとゲージとコマ数がおなじでも背が高いのを知らずに買うと刃を研ぐ時になってそれが分かる。普段使っている丸ヤスリの直径が4mmだけど、5.5mmのが必要ってわけだ。それだけでなく5.5mm用の目立てガイドも。
数日ほど前、気温が低い日が続いてたのに部屋の温度が上がらなかった。理由は河川敷であしかけ3年かけて乾かした薪の乾燥が不十分だったのだ。直径20cm以下の木ならそれで良かったけど30cmだともっと時間が必要らしい。

この薪は乾燥不十分なので留年
燃やす薪が無いので急遽薪拾い。拾うのは朽ちたニセアカシア。見栄えは良くないしゴミだらけ。でも良く乾いてるから良く燃える。

樹皮を剥がすと土が出て来る
爺になったら細い枝、薪というより焚き木を拾おうと考えていた。そんな事を今回先取りした。拾ってきた木が細いとこんな道具の出番が来るのが分かった。190mmのスライドマルノコだけど、硬いニセアカシアでもスパスパ切れる。チェーンソーは両手で持たないといけないし木も足などで押さえる必要がある。このマルノコは置いたまま使えるし木を片手で掴むだけなので楽。だから作業時間も短い。


下の写真に写ってるオレンジ色の綿みたいなのは枯れたニセアカシアによく生えている。スミレモかもしれないと調べてみたけど良く分からなかった。誰か知ってる人がいたら教えてください。

謎の生命体

近寄って撮った写真

燃やす薪が無いので急遽薪拾い。拾うのは朽ちたニセアカシア。見栄えは良くないしゴミだらけ。でも良く乾いてるから良く燃える。

爺になったら細い枝、薪というより焚き木を拾おうと考えていた。そんな事を今回先取りした。拾ってきた木が細いとこんな道具の出番が来るのが分かった。190mmのスライドマルノコだけど、硬いニセアカシアでもスパスパ切れる。チェーンソーは両手で持たないといけないし木も足などで押さえる必要がある。このマルノコは置いたまま使えるし木を片手で掴むだけなので楽。だから作業時間も短い。


下の写真に写ってるオレンジ色の綿みたいなのは枯れたニセアカシアによく生えている。スミレモかもしれないと調べてみたけど良く分からなかった。誰か知ってる人がいたら教えてください。


ヨメの薪割り、斧ではなくハンマーと楔なんだけど、横から見るとまだ変だった。先ず手の位置が変わってない。手の位置を変えようとしてるんだけど間に合わない。そこでハンマーを持ち上げた時に位置を変えるようにしたら間に合うようになった。ハンマーが重いので上手く行かないのかもしれない。

変な点は2つ。1つは棒立ちだということ。棒立ちなでハンマーを下ろすと楔に上手く当たらない。それを示したのが図-1、赤い線がヨメのハンマーの軌跡だ。青い線は膝を曲げて腰を少し下ろした時の軌跡。そうするとハンマーが真っ直ぐに楔に当たる。

図-1 ハンマーの軌跡
もう1つ変だなと思ったのは図-2のようにして立っていることだ。この時楔は身体の正面にある。この足位置でハンマーを下ろすと柄の先がお腹に当たってしまいそう。そうならないように腰を引いてたので変な動きに見えた。少なくともこの足位置でやるには腰をしっかり落とさないといけない。

図-2 ヨメの立ち方
俺は図-3のように立つ。楔の場所は図-2も3も同じで画面の上の方にある。こうすれば柄の先がお腹に向かってくるってことはない。

図-3 俺の立ち方

世の中の大抵のことは見様見真似で出来ちゃう。でも良い方法とそうでない方法の違いって誰かに教わらないと中々気が付かない。話は飛ぶけどラジオ体操なんて間違った動きでやってる人だらけ。しかもそれを誰も教えてくれないから困っちゃう。

変な点は2つ。1つは棒立ちだということ。棒立ちなでハンマーを下ろすと楔に上手く当たらない。それを示したのが図-1、赤い線がヨメのハンマーの軌跡だ。青い線は膝を曲げて腰を少し下ろした時の軌跡。そうするとハンマーが真っ直ぐに楔に当たる。

もう1つ変だなと思ったのは図-2のようにして立っていることだ。この時楔は身体の正面にある。この足位置でハンマーを下ろすと柄の先がお腹に当たってしまいそう。そうならないように腰を引いてたので変な動きに見えた。少なくともこの足位置でやるには腰をしっかり落とさないといけない。

俺は図-3のように立つ。楔の場所は図-2も3も同じで画面の上の方にある。こうすれば柄の先がお腹に向かってくるってことはない。


世の中の大抵のことは見様見真似で出来ちゃう。でも良い方法とそうでない方法の違いって誰かに教わらないと中々気が付かない。話は飛ぶけどラジオ体操なんて間違った動きでやってる人だらけ。しかもそれを誰も教えてくれないから困っちゃう。
斧、杵、ハンマーは、振り上げる時は利き腕の手が柄の先の方、振り下ろす時は柄の端にあるのが力学的に良い。

ヨメがハンマーと楔を使って太い丸太を割っていた。ヨメに「 柄の持ち方がカクカクシカジカ 」と言ったら「 そんなことはない、ちゃんと… 」と返ってきた。こんな時はいくら言っても話は伝わらないので動画を録って見せるしかない。これがヨメの面倒臭いところだけど、それで話がつくから良い方かな。

写真-1 ハンマーを上げる時
初めのうちは意識してたけど数回やってるうちにカクカクシカジカな使い方、利き腕の手の移動の無い使い方に戻った。写真-1と2、右手を持っている位置になっている。そうしてくれないと何時もちゃんとやってると言い張られてしまうので助かった。
写真-1、ハンマーを上げる時は黄色い丸の辺りに利き腕の手があると持ち上がりやすい。この持ち方だと手前なのでやや無駄に力を使うことになる。写真-2、振り下ろす時は赤い丸の辺りに利き腕の手を移動させる。行き先はハンマー任せ。そうしないとハンマーに余計な力がかかってスピードが鈍ったり軌道が曲がって思うところに当たらない。もっともちゃんと持っても思うところに当たらないことはある。それはまだ修行が足りないだけのこと。稀にこの方法はダメだと思い込んで間違った方向に進む場合がある。

写真-2 ハンマーを振り下ろす時

ヨメがハンマーと楔を使って太い丸太を割っていた。ヨメに「 柄の持ち方がカクカクシカジカ 」と言ったら「 そんなことはない、ちゃんと… 」と返ってきた。こんな時はいくら言っても話は伝わらないので動画を録って見せるしかない。これがヨメの面倒臭いところだけど、それで話がつくから良い方かな。

初めのうちは意識してたけど数回やってるうちにカクカクシカジカな使い方、利き腕の手の移動の無い使い方に戻った。写真-1と2、右手を持っている位置になっている。そうしてくれないと何時もちゃんとやってると言い張られてしまうので助かった。
写真-1、ハンマーを上げる時は黄色い丸の辺りに利き腕の手があると持ち上がりやすい。この持ち方だと手前なのでやや無駄に力を使うことになる。写真-2、振り下ろす時は赤い丸の辺りに利き腕の手を移動させる。行き先はハンマー任せ。そうしないとハンマーに余計な力がかかってスピードが鈍ったり軌道が曲がって思うところに当たらない。もっともちゃんと持っても思うところに当たらないことはある。それはまだ修行が足りないだけのこと。稀にこの方法はダメだと思い込んで間違った方向に進む場合がある。

斧で細い薪を割った時、斧が空振りして柄が薪の角に当たってしまうことがある。最近そういうヘマは少なくなったもののたまには図のようなことをやってしまう。これを繰り返すと柄がボロボロになってやがて折れてしまう。しかも手が痺れる。

柄を薪に当ててはいけないのだ
これまでは柄にゴムを巻いて衝撃吸収、なんてのをやってみたけど殆ど役に立たなかった。

ゴムを巻いてテープで固定
そこで今回は別の方法で試作。鉄の板で保護するようにしてみた。板と柄の間に隙間を作った。これなら柄を守る効果があるんじゃないかという期待。

鉄の板で保護
早速試し割り。初め数本割ったところで直ぐに柄が緩んでしまった。作り直した後はこれだけ割っても大丈夫だった。

試し割り

鉄の板は出番の無いスパナ。それのネジに当てる部分、口径部を切り落として板として使った。

これまでは柄にゴムを巻いて衝撃吸収、なんてのをやってみたけど殆ど役に立たなかった。

そこで今回は別の方法で試作。鉄の板で保護するようにしてみた。板と柄の間に隙間を作った。これなら柄を守る効果があるんじゃないかという期待。

早速試し割り。初め数本割ったところで直ぐに柄が緩んでしまった。作り直した後はこれだけ割っても大丈夫だった。


鉄の板は出番の無いスパナ。それのネジに当てる部分、口径部を切り落として板として使った。

ヨメが2階の窓のカーテンを開けた時、庭のアカマツが折れてるのを見つけた。折れた先は地面に落ちずに隣の木に引っかかっていたのだ。折れたのは枝ではなくててっぺんの部分。そこの太さは直径7~8cmくらい。実はそろそろこの辺りを切って上に伸びるのを止めようと思ってたから折れてくれて丁度良かった。だけど稀には裏目に出ることも。

木に登って、という手もあるけれどそういうのは止めた。枝にロープを引っ掛けて引きずり下ろすことにした。ロープを引っ掛ける棒はタモ網の柄に使う伸縮棒。5mくらい伸びるので丁度良い具合に届いた。なのでロープをかけた高さは地面から6~7m。






まだ樹齢10年かそこらの若い木。木は青々としてるからマツクイムシにやられてるってわけでも無さそう。折れた場所は枝が生えてる辺り。アカマツは30~40cmおきに同じ高さのところから四方に枝を何本も出す。その辺りは他の場所よりも弱いらしい。雪は降ってないから雪の重みで弱った、なんてことはない。木が折れるような強い風も吹いてない。ならば虫が食ったのかと思ったけど折れた近くを輪切りにしたら綺麗な年輪。縦に割っても特に変な所は無い。
この木は日陰に生えた。なので太陽の光を沢山貰おうとして枝を沢山出した。それが裏目に出て木が弱くなっちゃったのかな。後もう少し背が高くなると日が当たるようになる。だけどそれまでには上の方を切られてしまう。そんな運命のアカマツ。
車で丸太を引き上げる時、車のフックにかけるためにロープに輪を作った。引き上げが終わった後、その輪が全然解けない。そこでチルホールという人力ウインチを使い、無理やり輪を広げて解いた。

固い結び目

チルホールをセット
次にやる時は解けやすい結び方。加えて結び目に滑らかな棒を予め差しておくと良いかな、解く時は先ずその棒を抜く。

ついでに一昨年の猛暑で枯れちゃった楓、直径10cmくらいのもチルホールで抜いた。根が朽ちていたので強く引っ張らずに抜けた。



次にやる時は解けやすい結び方。加えて結び目に滑らかな棒を予め差しておくと良いかな、解く時は先ずその棒を抜く。

ついでに一昨年の猛暑で枯れちゃった楓、直径10cmくらいのもチルホールで抜いた。根が朽ちていたので強く引っ張らずに抜けた。

30分ほどチェーンソーで作業。一休みして作業再開、と思ったらチェーンが回らない。エンジンは動いてるのにチェーンが回ろうとしない。ガイドバーとチェーンを外してエンジンをかける。スプロケットはちゃんと回るから原因はチェーンかガイドバー。
チェーンをガイドバーの溝にはめて滑らすと引っかかって動かない所があった。ガイドバーの溝が狭いってことなのでそこを削った。それとドライブリンクのガサガサしてる部分も削った。
ガイドバーの片減りを直した時の影響かな。ガイドバーを削った時、外側のバリは落としたけど内側の溝の方は考えてなかった。そこにもバリがあったはず。だとしてもそれまではちゃんと回ってたのに切り終わった頃に不具合が出た理由が良く分からない。でもその後問題なく動くようになったので良し、と。

ガイドバーの断面

正しくやれば何事も起きないんだけど、見様見真似で間違ってやると誰も予想出来ない事が起きる素人の世界。そして何か初めての事をやると謎の何かが起きるという法則。

持ち運べる大きさに切り終わったところで不具合発生
チェーンをガイドバーの溝にはめて滑らすと引っかかって動かない所があった。ガイドバーの溝が狭いってことなのでそこを削った。それとドライブリンクのガサガサしてる部分も削った。
ガイドバーの片減りを直した時の影響かな。ガイドバーを削った時、外側のバリは落としたけど内側の溝の方は考えてなかった。そこにもバリがあったはず。だとしてもそれまではちゃんと回ってたのに切り終わった頃に不具合が出た理由が良く分からない。でもその後問題なく動くようになったので良し、と。


正しくやれば何事も起きないんだけど、見様見真似で間違ってやると誰も予想出来ない事が起きる素人の世界。そして何か初めての事をやると謎の何かが起きるという法則。


チェーンソーの切る部分はチェーンとソーを入れ替えたソーチェーン(以下チェーン)と言うので紛らわしい。その歯はのこぎりのように左右に交互についている。そしてチェーンは下の断面図のようにガイドバー(以下バー)の溝にはまって回る。図-1、便宜上歯の向きを右と左を描いた。それと断面は必ずしも図-1のようにはならない。

歯が左右均等に切れないと木を切ってるうちに切断面が段々曲がって図-2のようになる。それだけなら良いけど途中で窮屈になってチェーンが回らなくなる。そうならないようにするには研ぐのが上手くなれば良い、と思っていたらそう単純ではなかった。

下手な研ぎ方のチェーンをずっと使っていると今度はバーが片減りしてしまうという初耳現象。写真-3のようにバーを立てて三角定規を当てると簡単に分かる。そんなことがあるなんて思いもしなかったけど、家だって土台から傾くことはあるわけだ。

何故こんな片減りをするかというと、切断面が曲がるとそれを無理に真っ直ぐにしようと力が入いる。するとチェーンがバーの溝の中で図-2の右側のように傾く。そして強く当たった部分が余計に摩耗。そして写真-3のようになる。こうなると新品のチェーンに交換しても切断面は曲がってしまう。

一昨年の秋、ニセアカシアを枯らすために皮を剥いだ。そして1年後の去年の秋に切り倒した。それを車で運べる場所に移動することにした。あしかけ3年だ。木は道の下。道まで上げるためにそれなりの長さに切るんだけど、肝心のチェーンソーのエンジンがかからない。エンジンかけるのが下手とはいえ全然かからないのでチェーンソー屋に行った。
点火プラグ(以下、プラグ)が発火するのとガソリンが来てるのは確認したと伝えた。取り敢えずプラグを外した。「プラグかなぁ」と言いながら新品に交換した。数回紐を引っ張ったらかかった。仕事で使うわけではないので使用年数はただの参考程度だけど買って13年目、プラグを交換したのは初めてだ。修理はプラグ代だけだったので770円也。今度は直ぐにかかるかと思ったらまた苦戦。かけるの下手過ぎ。

初めは人力でなんて考えて1mくらいに切ったけど、木の直径が30cmもあるので滑車で工夫しようにも重過ぎた。重さは計算上では50~80kgある。何より腱板断裂になった原因が丸太を抱えての土手登り。なので人力は止めて車を使うことにした。それとこれからは車を使いやすい場所で木を調達するようにする。スバルのXVは後ろに牽引フックがあるのでやりやすい。廃車にしたホンダのホビオとヨメのクロスビーは前なのでこういう用途では使い勝手が悪い。引っ張ってる様子が見えるのは良いけどバックで引っ張るのはヤダな。

ここにロープをつなげて引っ張る
ロープが地面で擦れないように立木に滑車をつけてそこを経由して引っ張る。それと平らなところを引きずるわけではないから丸太はなるべく上から引くと方が良い。

ロープがすっぽ抜けてもここで止まる

引っ張り上げたところ
丸太を7~8本引き上げたんだけど、こんなに重くては車に載せられない。そこで後日これを3つか4つに切る。場合によっては切った後に半分に割るかな。それと直径30cmなんていう太い木を扱うのはこれで最後のつもり。これからは直径20cmもしくは15cm以下。初めの頃は木を太らせてなんて考えたけど太い木は扱うのは大変だし細いのより何かと危険。

木は切って枯れるのとそうでないのがある。ニセアカシアは根本から切っても枯れない。ひこばえが次から次へと生えてくるのだ。そんなニセアカシアでも皮を剥ぐと枯れてしまう。長さ30cmくらい剥ぐだけで枯れる。借家の庭に漆の木があった。これは漆じゃないよと言われて安心して触ってたらかぶれてしまった。枯らそうとして農薬のようなのを使ったけど、皮を剥ぐのが良かったかな。
点火プラグ(以下、プラグ)が発火するのとガソリンが来てるのは確認したと伝えた。取り敢えずプラグを外した。「プラグかなぁ」と言いながら新品に交換した。数回紐を引っ張ったらかかった。仕事で使うわけではないので使用年数はただの参考程度だけど買って13年目、プラグを交換したのは初めてだ。修理はプラグ代だけだったので770円也。今度は直ぐにかかるかと思ったらまた苦戦。かけるの下手過ぎ。

初めは人力でなんて考えて1mくらいに切ったけど、木の直径が30cmもあるので滑車で工夫しようにも重過ぎた。重さは計算上では50~80kgある。何より腱板断裂になった原因が丸太を抱えての土手登り。なので人力は止めて車を使うことにした。それとこれからは車を使いやすい場所で木を調達するようにする。スバルのXVは後ろに牽引フックがあるのでやりやすい。廃車にしたホンダのホビオとヨメのクロスビーは前なのでこういう用途では使い勝手が悪い。引っ張ってる様子が見えるのは良いけどバックで引っ張るのはヤダな。

ロープが地面で擦れないように立木に滑車をつけてそこを経由して引っ張る。それと平らなところを引きずるわけではないから丸太はなるべく上から引くと方が良い。


丸太を7~8本引き上げたんだけど、こんなに重くては車に載せられない。そこで後日これを3つか4つに切る。場合によっては切った後に半分に割るかな。それと直径30cmなんていう太い木を扱うのはこれで最後のつもり。これからは直径20cmもしくは15cm以下。初めの頃は木を太らせてなんて考えたけど太い木は扱うのは大変だし細いのより何かと危険。

木は切って枯れるのとそうでないのがある。ニセアカシアは根本から切っても枯れない。ひこばえが次から次へと生えてくるのだ。そんなニセアカシアでも皮を剥ぐと枯れてしまう。長さ30cmくらい剥ぐだけで枯れる。借家の庭に漆の木があった。これは漆じゃないよと言われて安心して触ってたらかぶれてしまった。枯らそうとして農薬のようなのを使ったけど、皮を剥ぐのが良かったかな。