

八ヶ岳は険しい山なので登山道に鎖や鉄梯子があちこちにある。特に県界尾根と真教寺尾根は赤岳頂上直下は鎖と梯子の連続だ。今回はそのうちの1つである県界尾根を登ったんだけど1つしくじった。

鎖が垂れてる所は急斜面なので浮石が特に落ち易い。そこを登ってる時にソフトボール大の石を1つ落としてしまった。15mくらい下で休んでる人が居たんだけど後少しで大怪我を負わす所だったのだ。大声でラークッを連発したが振り向いた時に石は脇を通り過ぎて行った。当たらなかったのは単に運が良かっただけ。
浮石を確認出来ないくらいの感じで足を無造作に置いちゃったのかな。疲労ということならペースが速かったということか。それと鎖をジャラジャラやって石を落とすなんてこともありそうだなと思った。
山頂からの帰り道、下に居た人がその時より少し上のガレ場でまた休んでた。俺より少し年上の女性だったけど歩くのがかなり遅い様子だ。もう一度謝ってからガレ場の下に長居したりするのは危ないねって話をして別れた。まぁ兎に角何事も無く良かった。