ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

花@八ヶ岳

2015年07月30日 09時47分32秒 | 植物、植物っぽい物
 先日八ヶ岳に登った時に見た花。山頂には下のような感じで岩の間にキキョウなどが咲いていた。


チシマギキョウ(青)、タカネツメクサ(白)、?(黄)



岩鏡(イワカガミ)


 毎年イワカガミの花を見損ねてるんだけど、イワカガミは1ヶ月前に麦草峠でまだ咲いているって話は聞いていた。また来年と思ってたけど赤岳山頂付近ではまだ咲いていた。といっても2株だけでそれももう萎れかかっている。でも10日早く登ってれば…

 以下、登山道で見た花。オダマキを除けばどれも小さな花。種類が沢山あるのでヨメちゃんに調べて貰ったけどちょっと怪しい。これを機に高山植物図鑑を買うことになった。


苔桃(コケモモ)


岩黄蓍(イワオウギ)


伊吹麝香草(イブキジャコウソウ)


小葉の小米草(コバノコゴメグサ)


舞鶴草(マイヅルソウ)


四葉塩釜(ヨツバシオガマ)


虎の尾(トラノオ)の仲間


唐松草(カラマツソウ)


御前橘(ゴゼンタチバナ)


一薬草(イチヤクソウ)の仲間


高嶺苦菜(タカネニガナ)?


深山万年草(ミヤママンネングサ)?




虫取菫(ムシトリスミレ)


山苧環(ヤマオダマキ)


ナンチャライチゴ
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知らない人に付いて行ってはいけない@登山

2015年07月30日 09時46分53秒 | 山とか壁を登る、その他運動

 クローズアップ現代で最近の登山者はネットで一緒に行く人を集うので見知らぬ人同士なことが多いとやっていた。そしてそれが遭難に結びつく、と。


クローズアップ現代より


 25年くらい前、当時の山友が知り合いを数人連れてきて一緒に穂高岳に登った。俺がその山に登ったのは初めて。ネットが無くてもそんなことはあった。話をしているとその数人の知り合いの中に多くの経験を語る人が居た。以下その人をAさんと言うことにする。歳は俺より少し下だったけどAさんは公務員で日本のアルプスには何度も登り、それだけでなく欧州に何度も山に行っててその中にはマッターホルンなんてのも。他にも色々な武勇伝を聞いたりした。


クローズアップ現代より


 上のトラブルと似たようなショッパイ経験がある。当時の俺は岩登りやってみたいねぇと山友とスクールに行ったりした頃だった。とはいえフリークライミングなんてのは別世界。そんな事もあってその後Aさんに誘われて甲斐駒の黄蓮谷(おうれんだに)に行くことにした。というより連れてって貰うって感じ。だけど喩えて言えば東京都の高尾山程度の山しか行ったことが無い人が八ヶ岳の県界尾根に連れてって貰うようなもの。

 ところが蓋を開けてみたらイヤな予感。登山口から歩いて少しした所で落ちたらまずいスラブに遭遇。ツルツルした花崗岩の一枚岩。落ちたら沢の淵。死ぬことはないだろうけど水没。そして撤退だな。今なら大したことないんだけど落ちたらどうしようと2人でウロウロ。それも30分以上…


行くべきか帰るべきか考えてる所


 翌日、五合目の石室からは本格的な沢登り。しかしAさんの実力はというと何と俺程度なのだ。マッターホルン登頂もガイドに連れてって貰ったわけだ。欧州のガイドは時間内に歩ける体力があれば誰でも山頂に連れて行くといのはAさんから聞いていた。

 程なくこの俺が先に行くようになってしまった。それでも何とか先に進めるので引き返すことはしなかった。∪さんが九州という遠方からやって来たというのもあるかもしれない。兎に角長い沢は大変だった。やっと岩の斜面を登るとまた同じような場面が現れる。まるでティッシュペーパーを取っても取っても出て来るって感じ。でも初めてだから必死で前に前に行けたようだ。


こんなのが幾つも幾つも現れる


 黄蓮谷、ここに来るような人なら1泊で行って来れる所を2泊もかかった。2日目には頂上直下で予定外のビバーク。それでも何故遭難しないで済んだのか。それは稀に見る少雨の年だったのだ。沢では殆ど水が流れていなかったのだ。沢登りとはいえ殆ど簡単な岩登りに近かったのだ。ただ単に運良く帰って来たのでもう懲り懲り。ちなみにAさんの感想はというと俺とは正反対の大成功な山行。





 当時はまだ五合目小屋があった。そこの主と少し話をした。水が全然無かった話をすると「雨が降ってねぇんだからあるわけないだろ」と。もし平年並の雨量だったらと思うと恐ろしい。もし今行くとなったら俺は断る。技術的には問題無いとは思うけど行くとしたらもっと易しい沢を幾つか登ってからだな。
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