真冬の自転車

　ヨメが職場の人達と宴会。代行で帰るのは勿体無いから何時もお迎えに行くんだけど、この日は宴会場まで遠いってことで電車で帰るから駅まで迎えに来いと電話があった。といっても最寄の駅って何処も６ｋｍ以上と遠い。ならば電車代が一番安くてそこそこの距離の駅までと思って電話をかけ直したらたら既に切符を買ってしまってた。

　切符は目的地まで買うもんだけど、まず買うのは最小区間。ＪＲは乗り越しはきちんと計算するが途中で降りても払い戻しは無い。それと一度買った切符の区間を短く変更することも出来ないからだ。これは私鉄も同じだろうな。





　翌日、車を取りに行かないといけない。ヨメは職場で雪かきしたので腰が痛いとか言っている。ここのところ路面には凍った雪があるので自転車には乗ってなかったが、風も無く天気が良いので自転車で行くことにした。目的地までの標高差は２００ｍあるが距離が２５ｋｍなので緩ーい登り坂。車で走ってる人だと平らだと勘違いしそうな傾斜だ。

　家を出たのが１０時が少し前。気温は測ってはないけど０℃か１℃くらいかな。そのくらいの寒さなら大したことはないだろうって事で手袋は軍手、というよりスキー用の手袋ってところまで考えが及ばなかった。その結果２０分ほど走るとちと手が冷たかった。ちと後悔したがそれ以降は日が段々高くなるにつれ手の寒さは無くなった。ところが下はジャージだったので意外にもオマタの辺りがちと冷えた。下半身の暴風対策が今一つだった。駐車場に止めてあった車に自転車を入れて戻ってきた。やはり車は楽チンだ。