夕方、浅間山を見ると手前の三角の形をした剣ヶ峰の影が山肌に落としていた。雪が降ったばかりの頃は真っ白だけど数日経つとこんな風に独特の縞模様が現れる。噴煙はというと何時ものように東にたなびいている。
名前の分らない木を厚さ3cmくらいに輪切りにしてみた。しかしチェーンソーという道具を使っても同じ厚さに切るのは以外と難しい。素人にとってまず真っ直ぐに切るのが第一の難関だ。
まだ刃は切れて真っ直ぐに切れてると思ってたが数cmの厚さで平行に切るとなると微妙に曲がってしまうのが分った。力加減ってのもあるだろうけど、チェーンソーにしろ鋸にしろ刃が切れなくなると真っ直ぐに切れず断面がどちらかに曲がってしまう。それが酷いと鋸が曲がった部分に挟まって引くことも押すことも出来なくなる。
この木の直径、根元の部分は40cm以上。高さもそれなりで20mはあったんじゃなかろうか。樹齢は約50年。そんなに大きい木でも無知な者に言わせると「木」という存在でしかない。
樹皮もそれなりに特徴がある。一部だけ見るとクヌギのようだけど、丸太全体を見渡すと何となく違う感じもする。今は冬だから葉が無いので種の特定はなかなか難しい。
山仲間の木の所にまた行ってみた。枝の山をどけると名前の知らない太い木が中から2種類出て来た。たまたまそこに来てた友達は木工職人。何の木か聞いてみたが分らないと言う。木の仕事をしてても生えてる木となるとなかなか分らないし、そもそもこの木は材木として使われてないのかもしれない。木に詳しい人は身近に居るが一々聞くのもなんだし少しは自分で調べてみようと思って図書館に行った。
樹皮で木の種類が分るという図鑑を借りようと思って検索すると旧望月町の図書館にあるのが分った。今では蔵書名を全てデータベースに登録してあるので簡単に分るようになった。取り寄せることも出来るけどせっかちな俺はそこまで行くことにした。閉館時間まで1時間。何とかなるだろうと思ったものの辺りは既に暗いので中々見つからない。どうもこの地図は望月のことを知ってる人しか分らないって感じなのだ。望月支所が分らない人には到達不能だろう。
佐久の図書館で貰った地図
警察署の所を右折、次に支所らしき建物のある交差点を右折したがそれらしきものは無かった。少し戻って灯りのついた建物で聞く事にした。その建物は支所ではなく老人ホームだった。窓口で事情を話すと分り難い場所だからと言いながら偉そうな地位の人がわざわざ外に出て指を指しながら教えてくれた。勿論外は路面が凍るくらいの寒さ。車を走らせてあと200mくらいってところまで来たが図書館のオーラが感じられない。蕎麦屋があったので尋ねるとそこの奥さんがまたまた外に出て教えてくれ、ようやく辿り着いた。
目的の本が見つからないので職員に聞くと隣の書架にあった。少し大きな本だったので一緒に並べられなかったと言っていた。それでもデータベースと実際の本の場所は一致してる。当たり前のことだけど感心した。帰り際ここに来るのに苦戦したと言うとこの次からはこうやって来れば良いなどと説明してくれた。でも高校だとか何だとか隣町とはいえ知らないものばかり。でも話の途中に中仙道なんてのが出て来たのが何となく図書館の人らしく物知りって感じ。何度かこの町を通ったが何時もバイパス。だから昔の街の方は全く無く何も知らなかったのだ。
樹皮で木の種類が分るという図鑑を借りようと思って検索すると旧望月町の図書館にあるのが分った。今では蔵書名を全てデータベースに登録してあるので簡単に分るようになった。取り寄せることも出来るけどせっかちな俺はそこまで行くことにした。閉館時間まで1時間。何とかなるだろうと思ったものの辺りは既に暗いので中々見つからない。どうもこの地図は望月のことを知ってる人しか分らないって感じなのだ。望月支所が分らない人には到達不能だろう。
警察署の所を右折、次に支所らしき建物のある交差点を右折したがそれらしきものは無かった。少し戻って灯りのついた建物で聞く事にした。その建物は支所ではなく老人ホームだった。窓口で事情を話すと分り難い場所だからと言いながら偉そうな地位の人がわざわざ外に出て指を指しながら教えてくれた。勿論外は路面が凍るくらいの寒さ。車を走らせてあと200mくらいってところまで来たが図書館のオーラが感じられない。蕎麦屋があったので尋ねるとそこの奥さんがまたまた外に出て教えてくれ、ようやく辿り着いた。
目的の本が見つからないので職員に聞くと隣の書架にあった。少し大きな本だったので一緒に並べられなかったと言っていた。それでもデータベースと実際の本の場所は一致してる。当たり前のことだけど感心した。帰り際ここに来るのに苦戦したと言うとこの次からはこうやって来れば良いなどと説明してくれた。でも高校だとか何だとか隣町とはいえ知らないものばかり。でも話の途中に中仙道なんてのが出て来たのが何となく図書館の人らしく物知りって感じ。何度かこの町を通ったが何時もバイパス。だから昔の街の方は全く無く何も知らなかったのだ。