loisirs

日々、小さな楽しみを見つけて・・・

本 双頭の船

2013-06-14 | 

池澤夏樹さんの

「双頭の船」

 

☆=帯に記してある文=☆

 

「彼らは希望を運ぶのだ」

瀬戸内から北を目指す小さなフェリー

それは、

傷ついたすべての者を乗せて拡大する

不思議な「方舟」だったーーー。

失恋目前の

トモヒロが乗り込んだ

不思議な方舟

中古自転車を積み込みながら

北へと向かい

被災地の港に停泊する。

200人のボランティア

100匹の犬

猫や小鳥

亡命者。

やがて

船上に仮設住宅が建ち

新しい街と新しい家族が誕生し・・・

希望を手放すまいという

強い意志に満ちた

痛快な航海記。

 

現実的ではない

絵本の様な世界

でも

現実であったらいいな

と思ってしまう様なストーリーです。

 

第1章「ベアマン」を読み始めた時は

「ん? ん?」

「なんなの?」

「なんだ、この本は」

と戸惑いを感じ

先に読み進もうか

ちょっと躊躇してしまいました。

読み進む中に

次第に引き込まれ

最期は

「読んで良かったー」

と思う本です。

 

初めのページに

あの

井上ひさしさんの

「泣くのは イヤだ 笑っちゃえ」

ひょっこりひょうたん島の一文が。

 

そうそう

最初

私は

この一文はミスっていたのですが

この本を読んでいる間

作家 井上ひさしさんと

ミヒャエル・ゾーヴァの

「ゾーヴァの箱舟」

の絵本が

頭の中を巡っておりました。

 

 

 

 

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世界一の映画館と日本一のフランス料理店を山形酒田に作った男はなぜ忘れさられたのか

2013-06-13 | 

すごーーーい長い題名に惹かれたこの本

岡田芳郎さんという人の著作です。

 

山形県酒田に生まれた佐藤久一。

20歳の時

大学をやめて

父親の経営していた映画館

「グリーン・ハウス」の支配人となります。

1950年代に

洋画をバンバン上映し

久一独自のアイデアと拘りを持って

世界一の映画館を目指します。

その頃はまだ普及していなかった

水洗式トイレの導入

トイレの明るさ、清潔さ、洗練された雰囲気を出し

酒田市民の間で評判になります。

暑い館内を

井戸水の冷えた空気を天井裏に送り

送風機で冷気をシャワーの様に流す

冷房のなかったその頃の暑さ対策を考えたり

彼ならではのアイデアが人々の人気を呼び、夢を与えます。

 

その後34歳で上京

料理の世界に転じ勉強

酒田に戻り

「レストラン欅」

に引き続き

「ル・ポトフー」を開店。

食の世界に転じてからも

彼の拘りは

並みのものではなく

収支を考えない運営が

度々レストランの危機を招きます。

 

最終的に

時代の変化や

久一のお金にいとめをつけない経営方針に

終止符が打たれる時がやってきます。

 

有名人にも愛され

酒田のみならず

日本の各地から「ル・ポトフー」の味を求めてやって来た

多くの人達がいた中

病にも見舞われ

久一の人生に木枯らしが吹き始めることになるのです。

 

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ぎっくり腰

2013-06-12 | 日記

ややや!

ぎっくり腰です。

20年ほど前に

成田でアメリカに発つ

その時

初めてやってしまったぎっくり腰。

それからは

常に

頭の片隅

最近では

頭の半分位を占めている

この厄介な病。

4.5年前に入院した時は

寝返りも打てないほどでしたが

今回は

そこまではいかず

入院は免れましたが

入院以来の大きいのをやってしまいました。

 

これに効く薬というのは

多分なくて

絶対安静

これが一番の治療法だと

私は思うのです。

そこで

昨日は

ずーーーと

ひたずら我慢して

寝ておりました。

それが効いたのでしょうか

今朝から

へっぴり腰で

簡単な食事の支度位は出来るようになりました。

 

実は

今回は

何も重い物を持ったでもなく

理由がわかりません。

ベランダで

水やりをしましょうと

ホースを持って立っていただけなのです。

ほんの少し

ほ~~んの少しの角度なのでしょうかしら・・・

 

昨日の朝は

初めて

琉球朝顔が花開き

感激した

その瞬間でした。

 

ハイビスカスも今年初めての開花

植え替えてやった千成瓢箪

(左はバジル)

すっかり花摘みをしたのに

いっぱい

花や蕾を付けてくれた・・・・

名前がわかりません。

愛らしいお花です。

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チーズ

2013-06-09 | 

いつでしたか

テレビで観たのだと思うのですが

(記憶が定かでないのです。

 認知症・・・)

広島県三良坂町

「三良坂フロマージュ」

のチーズを知った時

絶対食べてみたいと思ったのです。

ネットで「広島・チーズ」で検索しましたら

すぐに見つかりました。

そして

今日

注文しておいたチーズ数種が届きました。

 

 ヴァッシュ・フレ

夕方搾ったミルクを一日型に入れて発酵させ

翌朝市場に出すフレッシュチーズ。

他のは殆ど塩味がないのに比べ

こちらは少し塩分が感じられます。

 

 

 フロマージュ・ド・みらさか

柏の葉に包まれています。

ローズマリー風味

 リコッタ

極々柔らかいお豆腐

湯葉の様な感じ

酸っぱくなく、クリーミーでいてあっさり。

酸味のないヨーグルトの様です。

蜂蜜、レーズン、ジャム、塩胡椒

を試してみましたところ

塩胡椒が一番美味しかったです。

冷奴の様に

お醤油、葱、鰹節をかけると不思議と合うと書いてありました。

 

 フロマージュ・ブラン

あっさりしていて

少々酸味あり。

これもヨーグルトの様なお味です。

どれも

生もので

賞味期限が短いので

少々忙しそう。

でも

こういうチーズ

チビチビと舐めては

チビチビ

となりそう。

後を引くんですよね。

 

今日は一日家にいたものですから

植物を植え替えたり

家の中の飾りを少し変えてみたりしました。

先日IKEA で買ったキューブ型蝋燭を乗せてみました。

お玄関の外に飾るつもりですので

軽い物だと風で飛んでしまうのです。

何にしようかしら・・・

と考えておりました。

 

 土やら鉢を買いに行った時

レジ近くで見つけてしまったブーツ型ミニ花瓶

素材はゴムです。

小さくて、可愛くて

なんか手触りが良くて

気に入りました。

トイレの飾りに。

 

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ソプラノ リサイタル

2013-06-08 | 日記

今日は吉祥寺で

voice の先生のソプラノリサイタルでした。

娘と吉祥寺で待ち合わせ

コンサートの前に

muji の並びにある

ナナカマドでランチをして

向かいました。

ナナカマドはフレンチレストランですが

パスタ等もあり

娘はパスタランチ

私はお肉料理を戴きましたが

案外あっさりしたお味で

デザートも

甘味が強くなく

美味しくいただけました。

 

今日は

ソリストの先生と

ピアノの飯田俊明さんのお二人だけのコンサート。

先生の美しいソプラノを

心ゆくまで堪能してきました。

 

ガエターノ・ドゼッティー

「ジプシーの女」他

シャルル・グノー

オペラ「ロミオとジュリエットより」

アンブロワーズ・トマ

オペラ「ミニヨンより」

レオ・ドリーブ

オペラ「ラクメより」

私には

ちょっと聴きなれない曲が多くありましたが

満たされた気持ちで帰って来ました。

やはり

美しいものは

心を豊かにしてくれます。

最近

クラシックコンサートも

足が遠のいていましたが

やはり

時々はこういうものに触れなければ・・・・

と反省させられます。

 

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OKTOBER FEST

2013-06-07 | グルメ

今日も然程の雨にはならず

夕方は

さらっとした気持ちの良い陽気になりましたので

駒沢公園oktober fest へ夫と行って来ました。

土日はすごい人で

用意されたテーブルは満席

人気のビールやお料理には長蛇の列となりますが

平日

しかも早い時間に行きましたので

ゆったりと座ることができました。

お料理は

勿論ソーセージ・ザワークラウト・ポテト

その他にも

ハンバーグやらチキン・ムール貝・鮑まであります。

お子様用に

ソフトクリームやバームクーヘンなんかもあって

甘党の私はそちらの方が魅力あり!

今日は

でも、ソーセージと

プレッツエル、ポテトに留めました。

夫が選んだビールはこれ。

ここに並べられたテーブルや椅子はドイツの物なのだそうです。

広場はこんな感じ

いろいろなビールのブースが並んでいます。

屋根のある部分はステージが作られています。

ふと見上げれば

まるで秋の空。

気持ちの良い時を過ごしました。

ビールのグラスデポジット(グラスを傷つけずに返せば金額が戻る)¥1000

ビールは300mlで¥800~¥1000

      500mlでは¥1300~¥1500

      程度

お料理はポテトなんかは¥500位

後は量にもよりますが

ソーセージ¥500~¥2500

ムール貝は¥1500¥3000

です。

 

 

 

 

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きいのいえで

2013-06-06 | 

今日は二子玉ガーデンアイランドへ

芽が伸びてきた

千成瓢箪を植え付ける

プランターを探しに行きました。

ついでに

水につけてあった

数種の植物達の根がはってきましたので

差し芽用の土やハーブの土

大きくなった多肉化植物を植え替える

ブリキの鉢等も買って

お店をぷらぷらみていましたら

じぇじぇじぇ!!

麻のネットがあるではありませんか!

緑のカーテン用ビニールネットが嫌で

苦労して編んだ私のネット

なんだったの~!?

知らなかった。。。。。

麻紐ネットがあるのを・・・

 

帰りに

私のお気に入り

Box & Needle に寄ってみましたら

今日から

種村姉妹双子展

「WORK the SOIL」

をやっていました。

妹さんの種村有希子さんは

講談社絵本新人賞を受賞しています。

今回の展示は

絵本の原画

姉妹お二人の合作です。

お姉様である安希子さんは

このお店に入れている

紙のデザイナー。

 

どれも

微笑ましい絵で

頬の筋肉が緩んだ私でしたが

中でも

沢山の子供達がお風呂に入っている絵は

しばらく離れがたいほど

気に入りました。

残念ながら

非売品だそうです。

 

そこで

受賞された

「きいのいえで」

という絵本を買って来ました。

ひらがなだと

ちょっとわかりませんが

「きいの家で」

ではなく

「きいの家出」です。

 

きいと私は双子の姉妹

お母さんに怒られて家出を決意したきい。

大事な物を次々リュックに詰めていきます。

私・弟・飼い犬 皆に別れを告げて。

本当に家を出て行ってしまうの?

私はあの手この手で

引き延ばし作戦。

結局きいは・・・・

 

子供の頃って

ちょっとしたことで

「家出してやる!」

なんて思ったことはありませんか?

そんな

懐かしい

ちょっと甘酸っぱいような

ほろ苦いような

子供の頃の思い出。

淡い色合いで

描き出されています。

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フェルメール 光の王国

2013-06-05 | 

フェルメールは以前

オランダへ行った時

マウりッツハイス美術館を訪れて

出会った画家でした。

それより前にも

「真珠の耳飾りの少女」

(青いターバンの少女とも呼ばれ)

「窓辺で手紙を読む女」

とか

「窓辺で水差しを持つ女」

「牛乳を注ぐ女」

等々

有名な作品は

日本の美術館でも出会っていた気がします。

でも

その時点では

特に惹かれることもなく

なんとなく有名なので

観ておきましょう。

位の感覚でした。

 

雰囲気というのでしょうか

旅先だからということなのでしょうか

マウりッツハイスで見た時には

何故か強い印象を受けましたので

これが

私のフェルメールとの出会いと言っても良いかと思うのです。

 

その後

現代アートに魅せられて

フェルメールも

頭の片隅に追いやられ

先日展示会があった時にも

然して

美術館まで足を運ぼうとも思わない私でした。

 

今回

この本をお友達からお借りして

もう一度

私の頭の中心部に

フェルメールが宿ることとなりました。

 

私は通常美術館で

イヤホンガイドを借りることは

殆どなく

先入観やお勉強は捨てて

絵に没頭したいと思うのですが

この本を読んでいますと

やはり

情報を得て

お勉強もして

そして絵を観る

そんなことも必要なのかもしれない

微かに思い始めました。

 

でも

最初

自分の目と心で絵を堪能してから

図録や本などで

それらを得る

というのも

一つの手であるかとも思います。

 

今回この本を読んで

今までにまだ観たことのない

「取り持ち女」に

ひどく

気持ちが惹かれました。

文学的要素を含んでいる様な絵に思えます。

絵としては

面白い題材で

取り持ち女の表情

特に

抜け目のない

彼女の目が

ひどく興味をそそるのです。

そういえば

男性に誘われている彼女の目も

ものを言っているし

この絵に登場する人達が

全て人間臭く感じられます。

題材からくるものかもしれません。

 

近く

横浜美術館で

先日読んだ

ルソーの絵には出会えそうです。

フェルメールも又再び

展示されるようでしたら

是非

以前とは又違った観点で

観に行きたいとおもっています。

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紫陽花

2013-06-03 | 散歩

今日は多摩川スタジオヴォイスへ行き

多摩川台公園

田園調布、宝来公園を散策しながら

ぼちぼち

田園調布の駅まで歩いて帰りました。

多摩川台公園では

紫陽花が満開でした。

いろいろな種類の紫陽花が

数々咲き誇っておりました。

 

ここは

木々が多いので

種々の鳥が遊びに来る様です。

ここには載っていませんが

川が近いので

セキレイなんかも訪れるのではないかと思います。

起伏に富んでいるので

ちょうど良いお散歩になりました。

 

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ダンス

2013-06-02 | 日記

朝日新聞Globe より。

フィリピン、セブ島の刑務所では

囚人がダンスを練習して

月に1回

一般公開されるそうです。

フィリピンの刑務所では

朝食を取って

ジョギングをして

後は特にすることもなく

ダラダラと過ごす退屈なものだということです。

そこで

喧嘩が多く

この喧嘩を減らす方法として

歌や楽器演奏等考えられましたが

お金がかからず健康的ということで

ダンスを試みたところ

喧嘩も減り

今までなかった会話も増え

効果てき面。

これを

刑務所長がユーチューブに流したところ

英米のメディアが取り上げ

ユーチューブの再生回数は

5260万回にもなったということです。

そして

喜ばしいことに

囚人の家族が面会にも来るようになって

思わぬ副産物がついてきたとか。

 

世界各国

踊りはどこの国にもあり

人の心を明るくし

人に希望を与え

夢中になれる

そして

踊りには

神に纏わる物が多く

強い力を持ったものであると思います。

私もダンスを見るのは好きです。

特に

娘が子供の頃やっていた

タップダンス

バレーは大好きで

一時期

熊川哲也さんのバレー公演や

天才的タップダンサー

セヴィアン・グローバーのタップは

ワクワクして観にいったものです。

 

ところが

残念なことに

私自身は踊りと名の付くもの

おそらく

全てダメです。

このワタクシ

ギネスもの音痴が二つ

方向音痴

リズム音痴

。。。。。。。。

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