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日々、小さな楽しみを見つけて・・・

本「GHQと戦った女 沢田美喜」

2018-02-26 | 

「GHQと戦った女 沢田美喜」   青木富貴子 著

この本を本屋さんで見つけた時

思わず手に取ってレジへ持って行ってしまいました。

沢田美喜さんとは

あの

戦後

アメリカ兵との間等に生まれて捨てられた子供を救った

大磯のエリザベス・サンダースホームを作った方で

これら

サンダースホームで育てられた子供達は

ちょうど

私と時世を共有していた子供達なのです。

そんなこんなで

興味を持っていた上に

ここ数年やっている

アンサンブルのお仲間の一人の

大叔母様にあたる方でもあります。

 

ただ

私はなにも詳しいいきさつは知らずにいましたので

この本から

美喜さんの

GHQとの闘いや

戦後すぐに生まれ育った私が知らなかった

戦後の本当の日本の姿

勝戦国アメリカの占領下にあった日本の姿

というものが

かなり明白に見えてきた感じがしています。

 

あの時代に

生きていた

あの時代だからこそ

しっかり生きていた女性の姿を眺める思いで読んだのでした。

 

岩崎弥太郎をおじい様に持つ彼女

理不尽なことには

決して屈しない

一途に

人生を駆け抜けた

女弥太郎と呼ばれた

女性のことを書いた本です。

戦後の産物混血児の孤児院として生まれたサンダースホームも

現代では

虐待で親と生活を別にしなければならない子供たちの

保護の場所として生まれ変わっている様です。

これぞ正しく時代の反映という事を

映し出している現実だと思うのです。

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