9月29日に
日本郵船倉庫の方を見に行ってから
大分日が経ってしまいました。
6日の日曜日で
いよいよ横浜トリエンナーレが終わりになります。
滑り込みで今日
横浜美術館の方も観てきました。
作品の中から。
散りばめられた2800万個ものイミテーションダイヤ
キラキラと美しい光の反射を見せています。
中に本物のダイヤが1個混じっているとか。
この方の作品
一見グロテスクな部分もあるのですが
流線が非常に繊細で美しいのです。
入口入ってすぐの所にある
迷路の様な作品
イン・シウジェンという中国のアーティスト作
それぞれ
ある一人の人の着衣を靴下まで全て糸状にほどいて
巻き上げたもの。
携帯に始まってIpad だスマートフォンだと
IT社会に育った子供と現実との狭間
広告写真でお馴染み
ルーマニア、カントルさんの映像作品
白い洋服を身に着けた女性が
前を行く人の足跡を消すかのように
箒でなぞっています。
箒の動きやリズム、向きは
時折変化します。
静かな静かな映像です。
私の大好きな空の写真の羅列
向かい側には
やはり私の大好きな猫の写真
しかし
この猫ちゃん
どうやら
亡くなる時の映像です。
私の飼っていた猫の時と重なって
涙が滲む思いでした。
美しい線
池田学さん作
動物園で普通に見る動物の中に
珍獣、希少動物なども入交り
中には池田さん自身の架空動物もあるそうです。
こちらも
良く知られた
イサムノグチさんの作品
でも、これは
四国高松にある彼の野外美術館で見る方が
迫力と自然との一体感があって
良いと思います。
この仕組み
私は良くわからないのですが
下のある物体が
上の球から音を拾って
音を奏でるというものらしいです。
レコード盤の溝みたいな原理ではないかと思うのですが・・・
久しぶりに
自分時間をゆったり取れた一日でした。
でも
人それぞれですが
私は
横浜美術館の今日の作品より
日本郵船倉庫の作品の方が
楽しく感動が大きかったように思います。