本 「あかね空」 山本一力 著
久しぶりに小説らしい読書を致しました。
京都南禅寺そばの平野屋で修行を積んだ栄吉が
独立を許されて
江戸、深川蛤町へやって来て
そこで
豆腐屋を開きたいと思っています。
桶屋職人の娘
おふみは
この栄吉に一目で惹かれるものを感じ
おふみの父親、源治も
栄吉に好ましい印象を抱きます。
源治の取り計らい
と
おふみの協力で
栄吉は
この地で京の豆腐屋を開く道に到達します。
ところが
京の豆腐と江戸の豆腐との固さの違いから
商売は
そうは上手くいくものではありません。
その後
おふみと栄吉は結婚しますが
二人の努力
そして
子供達
話は
江戸
深川で進展していきます。
すらすら
さくさく
と読み進む1冊でした。