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loisirs

日々、小さな楽しみを見つけて・・・

横浜トリエンナーレ

2011-09-29 | アート

私にとって

久しぶりの横浜トリエンナーレです。

私は初回のみ来たことがあるのですが

それ以来ご無沙汰でした。

その頃は野外作品が多く

展示が離れているので

自転車を借りて廻りました。

 

今回は

2会場が殆どの作品展示で

第一会場は横浜美術館

第二会場、郵船倉庫で

この二か所間は

シャトルバスが出ています。

楽に廻れる様になったのは有難いのですが

折角

横浜みなとみらいという

立地条件があるのですから

できれば

野外作品が多い方が私はいいかな・・・

という気が致します。

 

チケットは現地でも買えるようですが

私はあらかじめ

セブンイレブンで買ってあり

二か所の展示場は

別の日に使ってもよいということなので

今日は倉庫の方を観に行くことにしました。

 

作品

 

ここまでは

横浜美術館入口にある作品

一番下のお顔の前に

そっくりなおじ様が立っていらして

思わずわからない様に吹きだしてしまった私です。

五百羅漢ではありませんが

どこかに居そう

というお顔が並んでいます。

 

郵船倉庫作品

 

入っていきなりびっくり!

天井から木の根がぶら下がっています。

横倒しになった木が

重力に逆らいながらも

伸びている

「倒れた森」という作品

ホーカ―ソン作

こちらがスクリーンに映し出された陰

20tもの陶土でつくったカバさん。

こちらは体験アート

ちょっと見にくいかと思いますが写真中央に

私が座っています。

ただの箱が置いてあり

そこに座ると

びっくり!!

煙が瞬時に湧き出します。

5分毎に予約で体験できます。

煙は身体に害のない薬品を使っているようです。

デンマーク出身

ハイン作

ランプシェードの下に繰り広げられる

世界地図(?)

いろいろな世界が広がっていて

想像を掻き立てられます。

小さい薬瓶の様な物の並び。

上から見ると東西南北

こちら三作品も

参加できる作品

ノイエンシュワイダ―作

ココナッツ石鹸に文字が描かれている

自分で組み合わせてメッセージや単語を作る

カタカナの札が

ホースラディッシュの粉に埋まっていて

こちらも

組み立ててコミュニケーションを取ることができる。

卵が並んでいて

一見なんでもない卵なのですが

灯りに照らすと文字が透けて見えます。

これも並べてメッセージに。

見ただけではわからない

暗号の様な

秘密的楽しさを持つことができます。

キラキラと鏡の様なジグソーパズル

下は天井に移った光の陰

小さな隙間から覗くと

こんな世界

 

こちらNHKで紹介されていた作品

GPSを装着した作者とボランティアが

ホーチミンシティや横浜を走り

その記録で桜の花が産まれた

という作品

作者はベトナム人と日本人の血を分けたアーティスト

 

私は個人的には

この作品に惹かれました

大海原に漂う丸い集合物体

丸い物体は西瓜でした。

イスラエルのアーティストの作品で

死海に浮かぶ西瓜(イスラエルの特産物)と

作者

数珠つなぎになっていた西瓜が

段々ほどけていき

そこに閉じ込められていた作者が

浮遊していきます。

 

その他の作品

 

 

疲れて外のウッドデッキで

ケーキとお茶を

¥500

お味も良かったです。

なによりも気持ち良い

今日は

最高のトリエンナーレ日和でした

こちらは

本拠本元郵船博物館

横浜は

こういった昔の立派な建物が健在です.

帰り道、汽車道をぶらぶら。

お魚も今日の気持ち良いお天気に

ポチャン ポチャンと

水面を跳ねていました。

私は釣りをしませんので

お魚には詳しくありません。

そばにいた男の子達が

「あっ!ボラだ!ほら!ボラだよ」

と言っておりました。

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東京都写真美術館

2011-03-30 | アート

今日は暖かな一日となりました。

恵比寿の東京都美術館へ。

Bettina Rheims(ベティナ・ランス)の

「女神達の楽園」

写真に写し出された女性達

ほれぼれと眺めてしまいました。

映画・音楽・ファッション界で

一時代を築いた女性達が

飾り気なしの被写体となっています。

正直な個人が表れている様な写真でした。

 

他の会場では

明治時代に残された写真を扱った

「夜明け前」四国・九州・沖縄編。

長崎の写真は

昨年行った「グラバー邸」で

外国人が数名写っており

150年位前と昨年訪れた記憶とが交叉して

摩訶不思議な気分となりました。

興味深かったのは

華族の方達の写真が

ブロマイドの様に人気を集めていたとか。

小さな写真に

豆粒位の大きさの人々のお顔が写っていました。

 

恵比寿から歩い代官山に出て

バッグフラップの替えを買おうと

tauscheに行きましたら

お店のドアに張り紙が。

「銀行に行ってきます。

すぐ帰ります」・・・と。

少し、お店の前のベンチに座って待ちましたが

すぐ前のカフェが気になって

そちらへ移動。

テーブル3つ、カウンター席5つ位の小さなカフェです。

でも、なんか魅力があって

気持ち惹かれました。

狭いお店なのですが

限りなくオープンな感じで

決して狭さを感じさせません。

そしてお店の人もとても感じか良いのです。

私はお手製キャロットケーキと紅茶をいただきました。

ガラス戸を開け拡げた店内で、

実は花粉の恐怖を感じつつ

でも、えいっ!とばかりマスクを外してパクリと一口。

そんな、気分にしてくれる様なお店です。

細い細いお庭(?)にクリスマスローズが咲いています。

道から数段下がった所に入口があります。

代官山は

小路と坂道、そして、こういう段差の楽しさがある街です。

お茶を飲みながら前のtauscheを見張っていると・・・・

程なく、お店の方が帰ってきました。

やはり私と同じ感覚でいらしたか

コーヒーを楽しみながら待っておられたご夫婦と一緒に

tauscheへ戻り

そのご夫婦とお店の人との会話を楽しみながら

お買い物しました。

 

帰りは、バス停のある中目黒まで歩いて出ましたが

目黒川の桜はまだ、堅い蕾でした。

提灯がもうぶら下がって

いつでもお花見準備はできていますよ~~。

という雰囲気です。

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