【カーテンに】
11月 の日を形容するのに 決して離れない二つの言葉がある ―― “退屈” と “陰気” の二つである。 これは人間の言語の暁に 結婚したものだから、 私が離婚させるべきではない。 それゆえに、今日の日も、内側も外側も、 物質的にも精神的にも、退屈で陰気であった。 昨日はそれほど悪くはなかった。 (中略) いとこのジミーさんのかぼちゃの畑が古い、 灰色の納屋に綺麗な黄色の彩りを与えた。 そして小川の脇の谷は、葉を落とした 金色のジュピターの木で美しかった。 【「エミリーの求めるもの」 第16章】 |
明方に降った雨は起床時にはやんでいました。
とは言え、今日は、昨日までの秋晴れは、
すっかり影を潜めています。
影を潜めると言えば、この所の寒さも。
こんな陰気な空ながら、暖かくなっています。
ただ、寒くなったり暖かくなったり。
体調管理には気を付けなければいけませんね。
【こちらは庭に咲く薔薇 「白い貴婦人」】
さて、昨日は、まさに
薔薇の如き美しい、
グレース・ケリーの
映画を観て来ましたが、
確か、彼女の名を冠した
薔薇もありましたね。
それにあやかる・・
という訳では
ありませんが、
私の周りにも薔薇、
ばら、バラ。
生花、布の花・・と
なんでもござれ。
今回出来上がった、
薔薇の花は、紫、白、
真紅の薔薇。
一応、今ある材料は
使い切ったつもりです。
それでも、まだまだ
芯あり、ワイヤーあり、
布裂(ぬのぎれ)多数。
この程度の代物では押入れに眠る袋の山は、
一向に減りません。これが宝の山ならいいのですけれど。
ともあれ、一連の布による花作りは、ひとまず終了です。
次の山は、パッチワーク用の布裂、レース糸。
そうそう、一番嵩高いのは、トール用の木製品。
何から手を付けましょうか・・。