【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

焔のある優しい一日

2014-11-14 19:18:08 | 四季のスケッチ














エミリーが居間のあちこちに挿した
キャンドルも用意出来た ――
小さな嬉しそうな黄色のキャンドル ――
赤い、喧嘩好きなキャンドル ――
夢見るような、青いキャンドル ――
トランプのハートやダイヤモンドを
一杯に描いた、荒っぽいキャンドル ――
ほっそりと、貴婦人のようなのも。    
           【「エミリーのもとめるもの」 第9章】












【インウォールクラータ】






   

   こちらは今日も快晴、日本晴れです。
  ただ、今朝の寒かったこと! 

   所謂(いわゆる)、放射冷却というものでしょう。
  この秋、初めて暖房器にスイッチが入りました。

   ところで、今年もインウォールクラータが開花。  
  盛夏には虫食いだらけの葉っぱだったのが、
  晩夏に綺麗に再生すれば、いよいよピンクの花の登場です。

   











   さて、秋のこんな日。
  戸外ばかりか、
  家の中でも日溜りと
  そうでない所と・・
  濃淡がくっきりですね。

   日当たりの悪い部屋の
  隅も、いいえ、そんな
  場所だからこそ、
  蝋燭が似合うと思えば、
  心も踊ります。

   そうそう、その前に。
  秋の日射しは、夏と
  違ってグ~ッと奥まで
  射し込んで来て、
  思わぬ表情を見せて
  くれたり。

   でもそれは束の間、
  次の瞬間には消えて
  いたりもします。

   ~なんて。
  兎にも角にも、蝋燭や、
  ランプの大好きな私にとって、
  秋は嬉しい季節の到来です。

   例え10wの電球でも部屋の片隅に、
  ほんのり灯りが付いているだけで、
  ほっと心温まる空間になりますものね。

   それに蝋燭は、新品より溶け出してからの姿の方が、
  趣きがあるというもの。勿論、オレンジの光とその裏に出来る影も。

   今日は陶器ですが、硝子に反射して
  キラキラ光ったり、それに映り込むのも好き。
  これから色々、楽しめそうです。