広々とした芝生には 巨大な樹木が立っており、 世界は偉大な親切な神が 黄金の腕で抱えているように見えた。 色付いた木の葉は ゆっくり舞い落ちていたが、 騎士のような蜀葵は今なお華やかに 煉瓦塀を背に咲き、ポプラは納屋への 小径に沿って白楊の魔法を織り成していた。 【「炉辺荘のアン」 第34章】 |
日本晴れが続きます。青い空に白い雲がポカン、ポカン。
丁度、目の前の空には様々な形に姿を変えた雲が現れては消え・・。
“さっきはアヒルさんだったけれど、今度はクマさん!”
“アレッ!? いつの間にか疾走しているお馬さん!”
ついつい空に見とれ、ボ~ッとしている私がいます。
そう、雲って、「想像の余地」 の宝庫ですものね。
【今日の珍客 ~ 赤蜻蛉】
【裏のお宅の柿の木】
さて、寒さの方は
昨日ほどには感じません。
それに日溜りは
結構、暖かくて。
そんな今日。庭に珍客。
何気に庭に出た途端、
赤蜻蛉と思わず
鉢合わせ。
おまけに視線まで?
合ってしまいました。
その珍客は、
ローズゼラニウムの上で
澄まし顔。
慌ててカメラを取りに
戻ったものです。
一方、裏庭に回れば・・。
裏のお宅の柿の木から
紅葉した葉っぱが
ヒラ、ヒラ、ヒラ~リ。
その複雑に混じり合った、
まるでパレットのように数え切れない色が含まれている葉っぱに、
いつもの事ながら魅了され。早速、持ち帰ります。
そう、お皿に添えるために。勿論、綺麗に洗います。
これら葉っぱがあるだけで、テーブル景色が、
ガラリと変わりますね。ほっこり温かく見せるには一番。
大きな葉っぱには、炊き込み飯などのご飯を載せても。
風情があっていいですね。