【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

臘月(ろうづき)のかそけき花姿

2013-12-26 23:25:35 | 香る庭の花綴り



【恥じらうように咲く冬の花 「水仙・山茶花(さざんか)」】





「ポーチの古い寒暖計では
零度となっているし、横手の入口の
新しい寒暖計は10度になっているのよ。
だからマフを持って行った方が
いいかどうか分からないわ」
と、ある 寒い12月の夜、アンが言った。
「古い方の寒暖計によった方がいいですよ」
と、レベッカ・デューが慎重な注意をした。
「多分、古い方がこの土地の気候に
良く慣れているでしょうからね。・・・」
                 【「アンの幸福」 第2年目4.】





   昨日の快晴の空から一転して重い空で明けた今朝。
  今日は一日中、日射しはありません。

   それでも何となく、
  今日はこのまま推移するのかと思っていましたら・・。

   ポツポツ・・と雨が降り出したではありませんか。
  音もない静かな雨。時間にして、午後3時頃。

   果たして天気予報通りの空となりました。
  最近の天気予報は良く当たりますね。しかも時間まで。

   こうなりますと、今日の 『アンの世界』 の会話なんて、
  微笑ましくなります。アナログ的な会話が、却って新鮮に思え。

   

   











   さて、庭の薔薇は今日も
  相変わらずの姿ですが、
  水仙や山茶花(さざんか)等、
  冬の花がいつの間にか
  盛りです。(冒頭から2枚の写真)

   これらは控え目で・・
  あくまでも謙虚? な
  花姿に思えてなりません。

   先日の葉っぱに代わり、
  こちらは、「かそけき花姿」
  とでも申しましょうか。

   一方、こちら(3枚目から6枚目)
  の写真。   

   性懲りもなく、再び葉っぱの
  「すがれ行く美」 に思いを馳せて。

   檸檬(レモン)色の紫陽花に
  寄り添っているのは・・。

   いいえ、支えられている
  と言った方が良いかも
  知れませんね。

   春に咲く野の花、 
  「赤花夕化粧(アカバナユウゲショウ)」 なら、
  一昨日とはすっかり趣きを変えた 「卯の花」 です。
  こんな渋い色合いがたまりません。

   そして仄かに紅葉しているのは、「薔薇」 と 「ゼラニウム」。
  薔薇は兎も角、ゼラニウムは他の季節は、
  黄色にはなれど、赤くなるのはこの季節だけですものね。
  まるで葉っぱの花が咲いたようです。