【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

古道具たちが語るおとぎ話

2012-03-29 17:57:57 | ちょっとアンティーク







布切れを 5千枚 使い、
仕上がったばかりだという リンド夫人
新しい刺子の掛布団が一同の前に持ち出され、
当然受けるべき讃辞を受けた。         
                 【「アンの幸福」 第2年目5.】


   

   今日は快晴となりました。
  しかも日本全国、北から南から、それこそ津々浦々、
  晴れマークなのだそうですね。この時期にしては珍しいのではないでしょうか。

   朝こそ少々、冷たかったものの、日中は大層暖かくなりました。
  これで桜の蕾も一気に膨らむ事でしょう。








                                    【横面から】
   さて冒頭の写真。
  ずっと納戸で眠りっ放しだった
  ミシンを思い切ってリビングに
  持って来ました。

   そもそも、このミシンの
  事を思い出したのは、
  こちら 【旧笹井家住宅】
  出掛けてから。

   ずっと物置き同然だったミシンの上。
  蓋(ふた)を開けるのは何年振りの事
  でしょう。と言うより数える程。

   それにしても、ミシンを使う事など
  全くなくなってしまった私。

   機能オンリーの現在のものと
  比べて昔のミシンって、
  何と重厚感があるのでしょう。

   ある意味、贅沢品だったのかも
  知れませんね。ちょっとした家具のような。

   そうそう、このミシンは 「シンガー」 ですが、
  アメリカからの逆輸入物です。
  
   こんなミシンには、リンド夫人 がぴったりですね。
  5千枚もの布切れを使って布団を作るリンド夫人でしたなら、
  大活躍させた事でしょう。きっと。

   ところで私は・・と言えば、珈琲テーブルにいいなと。
  板を広げれば、十分、スペースはありますものね。