布切れを 5千枚 使い、 仕上がったばかりだという リンド夫人 の 新しい刺子の掛布団が一同の前に持ち出され、 当然受けるべき讃辞を受けた。 【「アンの幸福」 第2年目5.】 |
今日は快晴となりました。
しかも日本全国、北から南から、それこそ津々浦々、
晴れマークなのだそうですね。この時期にしては珍しいのではないでしょうか。
朝こそ少々、冷たかったものの、日中は大層暖かくなりました。
これで桜の蕾も一気に膨らむ事でしょう。
【横面から】
さて冒頭の写真。
ずっと納戸で眠りっ放しだった
ミシンを思い切ってリビングに
持って来ました。
そもそも、このミシンの
事を思い出したのは、
こちら 【旧笹井家住宅】 に
出掛けてから。
ずっと物置き同然だったミシンの上。
蓋(ふた)を開けるのは何年振りの事
でしょう。と言うより数える程。
それにしても、ミシンを使う事など
全くなくなってしまった私。
機能オンリーの現在のものと
比べて昔のミシンって、
何と重厚感があるのでしょう。
ある意味、贅沢品だったのかも
知れませんね。ちょっとした家具のような。
そうそう、このミシンは 「シンガー」 ですが、
アメリカからの逆輸入物です。
こんなミシンには、リンド夫人 がぴったりですね。
5千枚もの布切れを使って布団を作るリンド夫人でしたなら、
大活躍させた事でしょう。きっと。
ところで私は・・と言えば、珈琲テーブルにいいなと。
板を広げれば、十分、スペースはありますものね。