【なずな(ぺんぺん草)】
【なずな】 神様がたった1度だけ この腕を動かして下さるとしたら 母の肩をたたかせてもらおう 風に揺れる ぺんぺん草の実を見ていたら そんな日が 本当に来るような気がした 星野 富弘~四季抄 「風の旅」 より |
今日も良い天気になりました。
昨日同様、いいえ、それ以上に暖かくなりました。
ただ起き抜けの気温は低く、随分寒く感じたものです。
三寒四温は言うに及ばず、朝晩の気温の高低差も、
かなりなものがありますね。
【「姫踊り子草(ヒメオドリコソウ)」】
【「仏の座(ホトケノザ)」】
【「烏野豌豆(カラスノエンドウ)」】
さて、いつの間にか川の土手や
田圃(たんぼ)の畦道(あぜみち)に
春の野の花を目にするようになりました。
あの風に揺れている白い花は、
「なずな」、つぶらな瞳を精一杯、
張り上げ見つめている水色の小さな
花は 「オオイヌノフグリ」 ~なんて。
毎年、同じ光景ながら、
微妙に違っていて。
でも春のわくわく感は、
その都度新鮮・・~なんて。
何だか自分でも何を言っているのか
分からなくなって来ました。
今年は早くから 「烏野豌豆」 を
目にしていましたっけ。
鞘(さや)は笛になりますね。
そうそう 「オオイヌノフグリ」、
“あなたはなぜに・・?”
と、これもあどけなく可愛い顔を眺める度に思ったものです。
別名の 「星の瞳」 は、あまりにも有名ですが、
もう一つ、「瑠璃唐草(ルリカラクサ)」 と言うのも。
これ素敵! 言葉の響きも文字も。どうして広まらなかったのでしょう。
尤も、「オオイヌノフグリ」 の与(あずか)り知らぬ所ではありますが・・。
何と蓮華草も見つけました。今年は寒さのせいなのでしょうか・・。
例年に比べ、野の花が一斉に花開いたという気がします。
まるで北国の春のように。