【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

風と遊ぶ野の花たち

2012-03-22 15:56:56 | 路傍の花~道草

【なずな(ぺんぺん草)】









【なずな】
神様がたった1度だけ
この腕を動かして下さるとしたら
母の肩をたたかせてもらおう
風に揺れる
ぺんぺん草の実を見ていたら
そんな日が
本当に来るような気がした             
          星野 富弘~四季抄 「風の旅」 より


   

   今日も良い天気になりました。
  昨日同様、いいえ、それ以上に暖かくなりました。

   ただ起き抜けの気温は低く、随分寒く感じたものです。
  三寒四温は言うに及ばず、朝晩の気温の高低差も、
  かなりなものがありますね。





【「姫踊り子草(ヒメオドリコソウ)」】




【「仏の座(ホトケノザ)」】


【「烏野豌豆(カラスノエンドウ)」】



   さて、いつの間にか川の土手や
  田圃(たんぼ)の畦道(あぜみち)に
  春の野の花を目にするようになりました。

   あの風に揺れている白い花は、
  「なずな」、つぶらな瞳を精一杯、
  張り上げ見つめている水色の小さな
  花は 「オオイヌノフグリ」 ~なんて。

   毎年、同じ光景ながら、
  微妙に違っていて。

   でも春のわくわく感は、
  その都度新鮮・・~なんて。

   何だか自分でも何を言っているのか
  分からなくなって来ました。

   今年は早くから 「烏野豌豆」 を
  目にしていましたっけ。
  鞘(さや)は笛になりますね。

   そうそう 「オオイヌノフグリ」、
  “あなたはなぜに・・?”
  と、これもあどけなく可愛い顔を眺める度に思ったものです。

   別名の 「星の瞳」 は、あまりにも有名ですが、
  もう一つ、「瑠璃唐草(ルリカラクサ)」 と言うのも。

   これ素敵! 言葉の響きも文字も。どうして広まらなかったのでしょう。
  尤も、「オオイヌノフグリ」 の与(あずか)り知らぬ所ではありますが・・。




 

  

   

   何と蓮華草も見つけました。今年は寒さのせいなのでしょうか・・。
  例年に比べ、野の花が一斉に花開いたという気がします。
  まるで北国の春のように。