【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

素敵がいっぱい!

2010-10-29 16:29:16 | 路傍の花~道草

【リラ版「秋の麒麟草」ならぬ「背高泡立草(セイタカアワダチソウ)」】

【狗尾草「エノコログサ」】

【溝蕎麦「ミゾソバ」】

     昨日の雨も上がり、青空も戻って来ました。
    しかしながら、その空は秋というより冬空のよう。

     昨日と一昨日の2日間、寒さに奮えていましたが、
    今日は本来の気温に戻りました。平年並みとの事。
    
   ただ、平年並みと言いながら、昨日の寒さに比べると、
  大層、暖かく感じられます。ホッとしている私がいます。




【リラ版「輝く湖水」】

   さて、暖かさも戻った事ですし、
  久し振りの道草。
  
   いつものリラ版 「恋人の小径」 迄
  足を延ばして来ました。
  そうそう、「輝く湖水」 にも。

   勿論、公孫樹並木は、
  まだまだ色付くには早く、
  薄らと黄色味を帯びている程度。

   ただ、今夏の
  酷暑の影響でしょうね。
  何本か枯れた木を見ました。こんな事は初めてです。

   それでも道端には風に揺れる、リラ版 「秋の麒麟草」 や、
  「犬ころ草」 ならぬ、(猫じゃらしとも)「狗尾草(エノコログサ)」 が秋らしくて。
  
   極めつけは、まるで金平糖のような花、「溝蕎麦(ミゾソバ)」 も。
  それにしても蕎麦はともかく、溝・・なんて。
  ここでも、この名前を付けた人のセンスを疑います。

   “・・・ 略 ・・・広々とした芝生には巨大な樹木が立っており、
  世界は偉大な親切な神が黄金の腕で抱えているように見えた。
   色付いた木の葉はゆっくり舞い落ちていたが、
  騎士のような蜀葵たちあおいは今なお華やかに煉瓦塀れんがべいを背に咲き、
  ポプラは納屋への小径に沿って白楊はこやなぎの魔法を織り成していた。”

                                       【「炉辺荘のアン」 第34章】

   こちらは、『アンの世界』 のような光景は、もう暫くの辛抱が必要なようです。
  とは言っても 「想像の余地」 は、たっぷりある場所。しばし、アン気分に浸って参りました。