【リラ版「秋の麒麟草」ならぬ「背高泡立草(セイタカアワダチソウ)」】
【狗尾草「エノコログサ」】
【溝蕎麦「ミゾソバ」】
昨日の雨も上がり、青空も戻って来ました。
しかしながら、その空は秋というより冬空のよう。
昨日と一昨日の2日間、寒さに奮えていましたが、
今日は本来の気温に戻りました。平年並みとの事。
ただ、平年並みと言いながら、昨日の寒さに比べると、
大層、暖かく感じられます。ホッとしている私がいます。
【リラ版「輝く湖水」】
さて、暖かさも戻った事ですし、
久し振りの道草。
いつものリラ版 「恋人の小径」 迄
足を延ばして来ました。
そうそう、「輝く湖水」 にも。
勿論、公孫樹並木は、
まだまだ色付くには早く、
薄らと黄色味を帯びている程度。
ただ、今夏の
酷暑の影響でしょうね。
何本か枯れた木を見ました。こんな事は初めてです。
それでも道端には風に揺れる、リラ版 「秋の麒麟草」 や、
「犬ころ草」 ならぬ、(猫じゃらしとも)「狗尾草(エノコログサ)」 が秋らしくて。
極めつけは、まるで金平糖のような花、「溝蕎麦(ミゾソバ)」 も。
それにしても蕎麦はともかく、溝・・なんて。
ここでも、この名前を付けた人のセンスを疑います。
“・・・ 略 ・・・広々とした芝生には巨大な樹木が立っており、
世界は偉大な親切な神が黄金の腕で抱えているように見えた。
色付いた木の葉はゆっくり舞い落ちていたが、
騎士のような蜀葵は今なお華やかに煉瓦塀を背に咲き、
ポプラは納屋への小径に沿って白楊の魔法を織り成していた。”
【「炉辺荘のアン」 第34章】
こちらは、『アンの世界』 のような光景は、もう暫くの辛抱が必要なようです。
とは言っても 「想像の余地」 は、たっぷりある場所。しばし、アン気分に浸って参りました。