【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

思わずニッコリ百面相

2010-10-25 15:58:55 | 香る庭の花綴り




   




   昨夕から降り出した雨は、朝には上がりました。
  しかしながら、相変わらず重い空には変わりありません。

   いつ降り出してもおかしくないような・・。
  事実、弱い雨は降ったようです。

   ただ昨夜からのこの雨、
  さほど冷たい雨ではありません。まだまだ暖かい秋でしょう。

   




   “若い月はだんだんに老いて来たが、
  まだ夏の気分の残っている秋で、
  集りの日は10月と言うより6月のようであった。・・・略・・・”

                                      【「炉辺荘のアン」 第34章】

   




   そんな気候のせいでしょうか、先日のオレンジに続いて、
  今度は黄色のハイビスカスが、雨粒の宝石を纏(まと)ってニッコリ。

   かと思うと又々、薔薇が・・。
  それにしても、蕾の薔薇の風情。俄かに孤高の美の様相を呈して・・。

   ゆっくりと時間をかけておもむろに開く薔薇と、
  開くか萎む・・至極(しごく)単純明快なハイビスカス。

   でも表情は角度によって色々変わり、それはそれで面白いのです。
  妖艶さはあまりないけれど・・あどけなさ、可愛らしさは抜群。

   いいえ、今日の雨上がりのそれは、
  いつにない愁いを含んでいますものね。失礼しました。

   開花一つ取ってみても二つの花には何と言う違いがあるのでしょう。
  こんな処も夏の花らしいな・・~なんて。

   一方、薔薇は気取り屋さん・・?
  何と言ってもリラ版 「公爵夫人の薔薇」 ですから、
  気位も高くて少々、気難しくもあるのです。










     さて、こちらはご近所の方が
  届けて下さったイタリアのお土産です。

   ご存知、「イカ墨スパゲッティー」 と
      「クノールのリゾット」。

     クノールのリゾットは、
    イタリアではどこのスーパーでも
      普通に置いてあるそうですね。

     でも、日本ではまずお目に
    かかった事などありませんものね。
     日本のメーカーのものなのに。

     尤も、これに限らず何か変・・
   と思う事はまだまだありますけれど。

    ともあれ、日本では手に入らない
     貴重な物を有り難うございます。