【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

小さな隣人たち

2010-10-10 19:13:55 | 四季のスケッチ



【雨の宝石を纏って】

   昨日の雨は、
  起床時には上がりました。

   天気予報では午前中は雨・・
  との事でしたので上がってホッ。

   本来なら室内と戸外との優劣に
  悩む処ですが、“朝から晴れ”
  ですと悩む事はありませんものね。

   予定通り出掛けて来ました。
  雨が上がってくれれば、
  それはもう有り難くて。

   これも定番の空気は、ピカピカ光っていますし、
  雨粒の宝石を纏った草花は、いつもより数段輝いていますから。





   “・・・ 略 ・・・庭は右手にあり、昔風の花が乱雑な中にも
  一種の美しさを漂わせて一面に咲いている、
  野趣に富んだ場所だった。
   私が 薄荷 の床を踏んで行くと、その香りが何か不思議な、
  神聖な、おごそかな儀式ののように漂って来た。
  私は言うに言われぬ幸福と祝福を感じた。”

                                          【「アンをめぐる人々」 7.】

   窓を開けていますと、一面に芳香を漂わせている金木犀。
  ↑ 上の描写、薄荷と金木犀を入れ替えれば、ピッタリ・・
  
   ~なんて一人悦に入っています。
  その金木犀、まだまだ雨で落ちる事はなく、健在。ここでも、ホッ。
   
   ところで今は街全体が金木犀の香りで一杯です。
  まさに 「香料の生える街」。

   そうそう冒頭の写真。
  今朝も蝶を初め、小さな来客がひっきりなしです。今日は蜂も。

   朝のテレビでやっていましたが、
  最近、日本の秋の風物詩である 「赤蜻蛉」 が、
  その数をぐっと減らしているそうですね。
  
   そう言えば私も今年は、赤蜻蛉見ていません。
  他の蜻蛉は、それこそ沢山見たのですが・・。

   温暖化だけではなく、減反で田圃が減った事も原因のようです。
  又、農薬の種類によってもその差は歴然としているとか。
  
   原因が分かった今、何とか増えて欲しいですね。
  日本の秋を失うなんて嫌ですもの。
  
   「悪(あ)しき隣人」 は困りますが、
  赤蜻蛉のような 「小さな隣人」 は、大歓迎です。

 ※ 昨日もお伝えしましたように、明日(11日)は、ブログお休みさせて頂きます。