秋晴れが続きます。気温は高め。
でも、そのお陰で窓を開けていますので
居ながらにして金木犀の香りに
包まれています。
と言ってもこの金木犀も次の雨では、
いよいよ終焉を迎えるでしょう。
残されているのは後、僅かの時間。
ところで暦上の季節は、
瞬く間に老いて行きます。
1週間の早いこと!
しかしながら体感上の季節は、
いつまでも居座ったまま。
特に最近顕著なのが、
この季節になっての夏の花の揃い踏み。
朝顔がハイビスカスが・・。
朝顔に至っては夏の朝の唯一の
“涼” でしたので誤算に他なりません。
でも朝顔にしてみれば、この夏のとんでもない暑さこそ、
誤算だったのかも知れませんね。
「・・・樅の枯葉の匂いって確かに素敵ね。
あたし、クッションを作って、樅の葉を詰めようと思うわ。
あんたも一つ作ったらいいわ、アン」
「そうするわ・・・そして昼寝の時にするわ。
そうしたらきっと、あたし、木の精か、
森の精になった夢を見るでしょうよ。(中略)」
【「アンの青春」 第6章】
さて今日の写真。
今年の薔薇と、
ハイビスカスのポプリです。
樅の木の枯葉の匂いは、
生憎、存じませんが、
ラベンダー等ハーブの葉は、
乾かせば、クッションに利用
出来ますね。
そうそう、カテゴリー。
ダブってしまい、いつも迷う
処ですが、今日は硝子に。
特に左の器は、ちょっぴりアンティークで、お気に入りです。
手作りで重厚感があります。(昭和初期)
ポプリを入れましたので蓋がありますが、
本来はこの器のものではありません。(本体が割れてしまった別のもの)
この硝子の器、蝋燭を立ててもいいですし、
少々、大き過ぎるかも知れませんが、勿論、デザートも。
セージの入っている花瓶は、「Adam & Eve」。
右はイタリー製。既に、こちらのブログには登場済みです。