今日は弱い雨が降ったりやんだり
しています。気温も低め。
久し振りのお天気の崩れです。
でも偶にはいいかも知れませんね。
一歩庭に出れば、写真のような
雨粒の宝石や、久し振りのお湿りで
活き活きとした草花や、
木々に出会えますから。
それにしても、こんな日は花の
妖精達は、どうしているのでしょう。
こんな時、こんな会話が普通に交わされている、
『アンの世界』 を羨ましく思います。
“「あんたのお目々に触ったのは妖精ですよ」 と、
いつかキティ・マッカリスターおばさんが言った事があった。
リラのお父さんは、リラは生まれながらの魔女で、
生まれて 30分後にパーカー先生に、にっこり笑って見せたと
断言した。・・・” 【「炉辺荘のアン」 第36章】
さて、ここに来て、秋薔薇が続々と
蕾を付け始めました。
尤も紅い薔薇は一足先に咲き、
今では、もうポプリの運命に
なっていますけれど。
でも、これからまだまだ
咲きそうです。
一方、我家で唯一のピンクの
薔薇も・・。
薔薇って、
蕾にも風情がありますね。そしてこの薔薇は、殊の外、蕾が美しいのです。
花の中の女王たる所以(ゆえん)でしょう。
こちらは午前中は、
雲海散策を楽しんだ? 昨夕の空。
寄せて返す波のショーが、
終わったかと思えば、今度は、
雲の造り出す様々な造形品。
当分、空から目が離せません。
「あたしに、こんな
想像力があって幸せ
だったわね。
きっと素晴らしく役に立つでしょうよ。
想像力のない人が骨をくじいた時は、
どうするのかしらね、マリラ?」 【「赤毛のアン」 第23章】
正岡子規は自宅で闘病中、視界の中の植物など観察し、歌を詠み・・
気分転換を図っていましたね。
この想像力、アンの言う通り、凡人の私などには、すこぶる役に立つと思うのです。
尤も、そんな事にはなりたくはありませんが・・。