【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

映画と小説の中の世界

2007-06-24 19:07:15 | 心の宝石箱
   お昼頃から降り出す雨、という天気予報は
  脆くも崩れ、朝から土砂降りの雨となりました。

   従って湿度は当然高いのですが、
  気温は低く、梅雨独特の蒸し暑さは全然ありません。

   こんな雨の日は、玄関の階段に置いている
  ペチュニアの鉢を軒下に取り入れる事から
  私の今日の一日の始まりです。






 




   さて、昨日は柳井の “白壁の町並み”
  で、この日記を終えました。

   町並み散策の途中で目にした、
  「柳井日々新聞」 の営業所に、ふと
  松本清張の世界を重ね合わせてみたり・・。

   こんな風に・・旅の楽しみは、
  計り知れないものがあります。

   そう言えば・・この柳井も、
  映画の舞台になりましたね。

   つい3年前ですが、小澤征悦、
  山本未来主演の映画、『ほたるの星』 です。

   今回も買って来たお土産、
  「月でひろった卵」や、「鳩子の海」 の菓子製造元も、
  この映画撮影に、協力していましたっけ・・。

   そして、もう一つのお土産 甘露醤油 は、
  私の記憶に間違いなければ、
  鮎川哲也の推理小説、『準急 「ながら」』
  でも取り上げられていました。

   勿論、白壁の町並みの中にある 
  “佐川醤油” で、買ったものです。
  何でも、200年の歴史があるとか・・。

   その小説で思い出すのは、「島田」 「岩田」・・と続く、
  当時はまだ国鉄の駅名に “めでたい名前だ・・” 
  と、述懐する犯人? のシーンです。

   そうそう、浅見光彦シリーズで有名な内田康夫の 
  『赤い雲伝説殺人事件』 では、
  鳩子の海(NHKの連続テレビ小説)の上関が、
  舞台というのもありました。

   因みに上記のお菓子、「鳩子の海」 は、
  それを記念して作られたものです。
  味は、「ひよこ」 に似ています。

   それで思い出したのですが、「月でひろった卵」 は、
  仙台銘菓、「萩の月」 に似ているではありませんか。

   でも、「月で~」 の方が、
  どれだけ上品な味でしょう。まだあります。外郎。

   「山口の外郎」 は、
  名古屋の外郎より余程、美味しいですし・・。



   こちらの薔薇のケーキ皿は、
  叔母から貰って来ました。

   5枚共、ピンクのそれですが、
  一応 「香蘭社」 製です。

   「香蘭社」 は、宮内庁御用達と
  して、つとに有名ですね。
  
   こちらの薔薇にしましても、
  繊細で上品です。

   アンの物語の中のリラが、
  リンドおばさんから貰ったのは、
  “薔薇の蕾が輪になって付いている青いお皿”。



   一方、私のそれは、ちょっと蕾? 
  の薔薇、一輪だけです。

   でも、大好きな薔薇に変わりはなく、
  大切に使いたいと思っています。

   この 「ベニカタバミ」、
  叔母の家の周辺の道端に
  群生していました。

   ピンクの絨毯さながらで、
  それは見事なものでした。
  雑草とは、とても思えませんね。