【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

休日の薔薇時間

2007-06-03 17:42:04 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
【トマト入りスープにローズヒップ&アフリカつばき茶、ローズマリーワイン】



   鶯の鳴き声で目覚めた休日の朝。
  それにしても今年のようにこんなにも身近に
  鶯の声を聴く事が、かつてあったでしょうか。

   それは嬉しいのですが、
  今私の住んでいる所も、元は山でした。

   でも、ほんの数年前迄は、鶯の声など
  一度も耳にした事はありません。今では、
  もっと奥の方の山も宅地化されています。

   鶯が人間のせいで、山から下りざるを得なかった理由を考えますと、
  暗澹(あんたん)とした思いにさせられます。
  さて、冒頭の写真。・・今日の朝食です。

 



   「中央には大きな花瓶に野薔薇を一杯挿しておき、
  銘々皿の前には、薔薇を一輪ずつ置くのよ。・・・・・
  そして、モーガン夫人の所だけは、
  特別に薔薇の花束を置くの。・・・」

                        【「アンの青春」 第17章】

   このアンの精神は、素晴らしいですね。
  ちょっとした食事も自分流のテーブルセッティングを
  して頂くと、愉しいですね。

   今日は、先日求めた薔薇のランプに
  やっと灯油を入れました。

   灯りを灯してみましたが。です
  朝ではその雰囲気、なかなか伝わりませんね。

   と言ってもシェードが陶製なので、
  ほんのりオレンジ色になるだけでした。

   やはり焔が見える硝子の方が断然、綺麗です。
  カップも、久し振りに薔薇のカップにしてみました。
  黄色い薔薇。今回も 「ノリタケ」 製です。

 



   「私、赤い薔薇が大好きですの。
  アンはピンクの薔薇が一番好きですし、
  ギルバートは白が好きなんです。
  でも私は、真紅のが欲しいんですわ。
  私の内にある熱望を満たしてくれるんです!」
          
                   【「炉辺荘のアン」 第38章】

 



   これは、いつも身の回りのどこかに、
  真紅のものを付けているという、あの レスリーの言葉 です。

   生憎、ここでは黄色い薔薇の事は、
  どこにも出て来ませんね。そう言えば、

   花言葉は・・なぜか、
  「嫉妬」「薄れ行く愛」。一方、私は・・・。

   薔薇であれば、何色でも大好きです。
  そうそう余談ですが、その昔ヨーロッパでは、
  「薔薇の下で・・」 と、言ったら・・
  秘密に、内緒で、と言う意味だったらしいですね。