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姜尚中を批判する 「在日」の犠牲者性を売り物にする進歩的文化人の功罪

2012年11月11日 09時23分23秒 | 人物伝、評伝 (自伝含)

鄭 大均氏の著書。

鄭氏は韓国人の父と日本人の母をもつ、岩手県生まれの在日韓国人二世であつたが、現在日本国籍を取得してゐる。
首都大学東京 人文科学研究科教授。

鄭氏は、在日に関する著書を多数出版されてをり、数冊読んで感想を投稿した。
「在日韓国人の終焉」「在日・強制連行の神話」http://blog.goo.ne.jp/liebe-kdino-schumi/s/%C5%A2%A1%A1%C2%E7%B6%D1
「韓国・北朝鮮の嘘を見破る」http://blog.goo.ne.jp/liebe-kdino-schumi/e/c518e4cd7d74888d94572327239efa52

デヴィ夫人なる人が9月28日のメルマガで、「誤解されている"在日"の真実」なる題名のメルマガを配信し、在日南北朝鮮人が吐いてきた嘘を真実のやうに書いたメルマガを配信してゐましたが、

未だにこんな嘘を配信し、ねつ造に加担する前に、鄭氏の著書を読んでからにしてもらひたい。 そして、未だに「南北朝鮮人が日本にゐるのは強制連行されてきたため」と信じてゐる人も、鄭氏の著書を読んで

「南北朝鮮人が日本にゐるのは、『一旗上げやう』 と自ら日本に来た、密航してまでも来た、戦後帰国のチヤンスがあつたのに帰国せずに残った」

嘘吐きであり、二世以降のはその嘘吐きの子孫であることを正しく認識してゐただきたい。そして、その嘘が公になると自分達の日本での「要求」が通らなくなるから、いつまでも嘘をねつ造し、その嘘により「日本にたかる」ことを考へてゐる

大変卑怯な人種

であることをまず、認識してゐただきたい。

それらを代表して、人前で「在日の悲劇・犠牲者」を大体的に宣伝してゐるのが、本書で批判されてゐる 姜尚中 なのである。

鄭氏のこの著書以外を読んで感じてゐたことだが、この人は朝鮮人によくありがちな「被害者意識」が無い。よつて、冷静に分析してをりなかなか勉強になる。

この視点で、姜尚中の著書「在日」そして「母」の弐冊を比較し、「在日論」の危険性を指摘してゐるのが本書である。姜尚中だけでなく、民団・総連と言ふ組織、それに対する日本マスゴミの反応などについても記述があり、なかなかためになる。

のつけから、大変面白い物が登場した。姜尚中なる人の「DVD付写真集」が出てゐるんですね。「写真嫌い」を告白された当人が、DVD付の本を出してをり、またその出版社がAERA。

姜尚中の著書の滑稽な中身の部分は鄭氏が批評してくださつてゐるので、詳細は省くが自分が受けた印象は「朝鮮人はやはり嘘吐き」と言ふ事だ。鄭氏が「きせかえ人形としての母」と表現してゐるのはその「嘘吐き」の好例である。

「在日」といふ著書の中で、姜尚中の母は、精神的に病を患いそしてその原因は在日といふ立場にあつた、日本のせいだ的な「悲劇の主人公」になつてゐるのであるが、
「母」といふ著書の中では、なぜか生き生きとした面が多く語られとても精神的病を患つた人と同一人物とは思へない。

「きせかえ人形」といふ表現はかなり的を得てゐる、「場面により対象となることに対して場面に合ふやうに仕立て上げる嘘」を吐く朝鮮人の壱面がわかる。

本書の内容は「おわりに」(P253-267)にまとめられてゐる。また、その中で鄭氏は「メディアが在日に機会を提供するのはいい。しかし、北朝鮮の独裁体制に擁護的な人間に機会を提供するのは民主主義社会への背信行為である」(P260)と指摘してゐる。

まさにその通りで、昔からマスゴミはこのやうな「シナ朝鮮への加担」を行なつてをり、そしてネツトがない時代には日本人はそれを信ぢてゐたが、現在もふその手は通用しなくなつてゐる。 ネツトを利用してゐる人の中にはマスゴミのこの加担に気づいてゐる人が多いし、フジテレビデモやNHKデモはその抗議の表れである。

話は戻るが、

「在日論」の危険性を7点ほど列挙されてゐるが、大まかにまとめると

「在日論は犠牲者性や被害者性を語り(騙り)ながら日本国の加害者性や差別性を批判する態度であり、隣接する日韓関係論や日中関係論との共同作業を通して、日本の歴史・道徳的加害者性の喧伝に寄与し、日本人の心に歴史的負い目意識を植え付けるとともに、隣国の人々には歴史・道徳的な優越意識を与え、また国際社会においては日本の否定性を語る(騙る)ときの手軽な根拠を提供するものとなつてゐる。したがって「在日論」にある嘘や欺瞞は戦略的なものである。 (P260-263、①から⑦に上げられたことをりゐべがまとめた)

よつて、「在日論」を読むときにはそこに書いてあることが「いかなる心理的効果を読み手に起こさせるのか」を考へながら読むべきだ。内容を全部信用して鵜呑みにするのは危険である。なぜなら、上記にまとめたことが狙いで「被害者」「犠牲者」性を高める目的であらゆる嘘がねじ込まれてゐるからである。

相手の手を知るには、いい本であらうが、貴重な時間を使つてまで読むものだらうか?と思ふ。 しかし、こんな人間がメディアに出て、嘘をばら撒きメデイアもそれを検証することなく、世間にばら撒いてゐるのだから(特に朝日)注意するにこしたことはない。

鄭氏は、在日南北朝鮮人に日本国籍を取得することを勧めてゐるが、日本人のあたくしは反対する。悪いが、こんな嘘吐きで、自分の都合のいいことばかりを主張し、いいとこどりをしたいがために日本にゐて朝鮮籍を主張するやうな「汚い精神」の人間は日本人ではない。

朝鮮人は、自ら日本に来て日本に残り、朝鮮人としての義務も果たさず、日本人としての義務も果たす気もなくただひたすら嘘により犠牲者性を主張し、カネをたかり、義務は逃れるが権利だけは欲しいんだといふ姿勢が、朝鮮本国からも日本人からも忌み嫌はれ、軽蔑の対象となつてゐることをいい加減気づくべきである。

それから、差別差別と言ひますが、戦後日本人と同様に土地をもらへたやうですね。どこが差別なんでせうね?在日企業も随分ありますが、ほんたうに差別があつたら、まず起業することが出来ないんぢやないでせうかね?

在日論のバカなところは、「犠牲者性」を出したいのだが、その端々に「日本人と同様にしてこられた」ことを「告白」してをり、自らの著書が嘘であると告白してゐるのに気付かないことである。 また、読み手もその矛盾に気付かなければならない。誇張された「表現」には注意すべきである。

鄭氏の本著書は、その「在日論」の読み方を教えてくれてゐる。