a vacant mind

虚無と音楽

曖昧

2020-10-23 | Diary



わたしがなにものか
わたしをなくしていく過程で
とりあえずわたしの墓を築いてみた
死んでしまったはずのわたしの墓標を眺める
実感のない人生そのなので何の感慨も湧いてこない
そうしまったわたしの愚かさを嘆くことはありません
どこか一線を越えないようには無意識にしていたのでしょう
わかりあえないのならそれはそれでよかった
わたしのループから抜け出せなかっただけのこと
それでも本当の死は訪れる訳で
救いのような死は永遠を掻き消してくれる

コメント
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