no realty

現実感の乏しさは人生そのものを稀薄にした
わたしはわたし・・・そうではなかった
スキンシップはあまりに足らな過ぎたのでしょう
というか人間嫌いは加速するばかりでした
人間のいない世界をよく考えていたものです
その方がバランスのいい世界になっただろうと
不安定要素しかない人間の存在意義とは？
とよく見聞きする発想そのものを遮断するしかなくなった

キセル Tower

ロン・セクスミスと似ているところがるキセル
音は違うのですけど
幻があまりにリアルで現実があまりに虚ろで
わたしのいのちをなんだか遠くに感じていたころ
生きた屍と人は言っていた
そうなのでしょうそうなんだと納得していた
この躯はただの入れもの

Ron Sexsmith - Tomorrow In Her Eyes

思い出したかのようにCD棚から取り出して聴いている
わたしの音楽の趣味はいいのか悪いのかわからないが
結局どちらでもいいのかも
そのとき聴きたい音楽が耳に飛び込んでくるんでしょう
年代も性別も関係ないのかもしれない
感覚的でいられるからいいだけなのでしょう