狂システム

狂ったように動いている
何をしたいのかよくわからない動き
動いていないと死んでしまうかのように
働かないと生きていけないのかもしれないが
働きすぎるとこれもまた死んでしまう
狂ったように数字に固執するから大事なものを失ってしまう
失ったことにすら気付けないのだから時に重症だったりもする
数字に置き換えることに一生懸命でその先に広がりを感じられない
すべてを数値にしてしまうととても味気ないものにも思える
わかりやすいのだけれども冷ややかでもあるのだ

いらないもの

正直自分なんていらないだろうと信じていたし、何処かで今でもそう思っている。
死んでしまえと自分に言っていたのではないかと思うがそれでも生きている。
生きているか死んでいるのかわからない奴、何が面白くて生きているの？
よくそんなことも言われていたな、まあその通りだと思ったので返事もしなかったけど
若いころは若いことが鬱陶しくもあった、年を重ねるうちに若くもなくなって奇妙な苛立ちも薄れてはいった。どこか諦めにも似た「もっと・・・」というものが無くなっていた。
いらないけれど取り敢えずいるのです、生きていることに意味があるとしても生きている直中においては意味を求めるよりも、生きていることを感じなければならないのでしょう。