エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

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異端ながら世界を動かすユダヤ人の教育法を、あるべきイノベーションに生かすために。

2017-05-04 09:11:45 | 生き抜く知恵
ユダヤ人は迫害されてきた民族ながら、「学びの民」と言われる位、教育に力を入れる特性があります。

特に産業革命後の市民権を獲得した後は、資本主義の技術革新と彼らの金融の強みを生かして、士業などの一匹狼的でありながら、爆発的な発展を遂げて今日に至ります。
ユダヤ人は科学的な発想に優れていて特に自然科学の分野で非常に多くのノーベル賞受賞者がいて、21世紀の潮流である金融、IT業界などにも経営者、起業家はすごく多くいます。

そこで私はなぜユダヤ人は少数民族でかなり抑圧され疎外されてきた民族でありながら、実質世界を牛耳るに近いあり方までに至ったのかの理由に興味を持っています。

それはいろいろ本を読んでいくと、ユダヤ人は日本の様なあらかじめ答えがある詰め込み型の、横並び式のいわゆる金太郎飴みたいな教育のあり方ではないです。
彼らは非常に勉強熱心なだけでなく、何が実相か本質か自分の頭ですごく考えて、ディスカッションもよくして教師とも議論を厭わず、じっくりでも自分のペースで真実を探求して、自己実現に強い意欲があり、むしろ人と異なることを尊びます。

そもそもユダヤ教の聖典のタルムード自体が明確な答えを書かずに、各人がいろいろな解釈ができて自由に議論をするための様な内容だと聞いたこともあります。

このあり方って北欧の教育ともすごく似ていて、彼らもかなり生涯学習に熱心で、実学を教えて自分の頭でじっくり答えを考えさせて、多様な自己実現を重視して、実際に合ったイノベーションがかなり健全に進んでいます。
この本はユダヤ人の教育法の本ですが、私はいい意味でですがユダヤ人研究家を目指しているので、そういうあり方をじっくり学んで考えたいです。

皆様にも長い目で人生でビジネスで役立つ学びだと思いますので、シェアさせてもらいます。

「ユダヤ式Why思考法」 石角完爾 著
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