エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

心を強くするより、心を整える方が効果的!?

2014-12-10 09:37:06 | Weblog

サッカー日本代表キャプテンの長谷部誠の言葉。

「一般的には心というと「心を強くする」、「心を鍛える」という感じに言われることが多いです。
しかし、私は「心を整える」と捉えています。
それは車でいうエンジンに油をさすように、
ピアノでいう弦を調律するように、
テニスでいうところのガットを調整するような
感じをいいます。」

長谷部さんは22歳でプロ入りして、当初は眠れずに失敗したり、胃痛で胃薬のお世話になったりしたようで、だんだん経験を積み、成果で自信を持ち、いろいろな本を読み、よくなっていったようです。

私も心理学を勉強すると、
問題を抱えた人が本当に良くするには、その人の過去のトラウマや精神の病気を根治させていくより、(それはすごく時間もお金もかかります。)
問題や病気を抱えながら、目標を設定して、その行動の中で、折り合いをつけて毎日をそれなりに送れるようになる方が、よっぽど効果がでるという臨床の結果です。

「進化論」を書いたダーウィンも
「生き残る種とは、強いものや賢いものではなく、環境に適応できるものが生き残る。」
と科学的な実験の結果として書いています。

今の社会は「強い日本」、「強くあらねばならぬ。」「弱くてはいけない。」みたいな風潮が強いです。
しかし本来は弱くても問題を抱えながらも、当人が順応しようとして環境や社会も受け入れ、曲りなりにでも適応して少しずつ自分を磨いていった方が、人は生き延びやすく、本人も社会も結果的にうまくいくかと思います。
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