そういえば



そういえば、先日ライブの前にデモCDが配られました。少し前になりますが、グランドピアノが導入される前のモントゥナーの部屋で行われた新年会+打ち合わせで決められた物です。音源が、あっちこっちに散らばっていたので、ホルヘがそれをかき集めてCDにしてくれたという訳です。それでは、新曲導入の手続きを追ってみましょう・・・。

1.
まずは、モントゥナーが素早いアクションで、ほとんど楽器もいじらずにコードをとってゆきます。それは、まるで彼の頭の中にピアノがあって、そのピアノで音を確かめるがごとく進んでゆきます。これが、極めて正確。下手にCABEZÓNが楽器でとったものとは比べものになりません。また、全体の見通しが良くなるように、トップノート(ホーンセクションのトップ旋律)もとって行きます。しかしながら、彼にもウィークポイントがあります。それは、普段PCを何の問題もなく使えているのに、これを楽譜データに打ち込むのが苦手(笑)。したがって、彼の作業はここまでとなります。
2.
そして、この採譜された手書譜を元に、今度は takepon が、これまたもの凄い早さでPCに叩き込んで行きます。これも、早業と言って良く、わかりにくい楽譜作成ソフトをモノともせずに、あっという間に仕上げて行きます。実は、バンドではバンド資産となっている Finale を使い続けていますが、彼は MS-DOS 版レコンポーザーの時代からPCでの楽譜作成を続けている猛者でもあります。MS-DOS の時代には楽譜ではなく、音価や音程データから楽譜を打ち込んでいました。
3.
ここからはホーンのアレンジとなります。ここでは、トロンボーンの先生もやっている koshi が、バンドの編成を熟慮の上で再ボイシング(和音再構成)を行いつつ、セクション譜を作成して行きます。管楽器奏者の視点からの、充実したアレンジを行ってくれます。CABEZÓNがやっていた時代もありましたが、往々にして音域がきつくなったり、演奏しづらくなったりしていました。これは、演奏するホーンセクションの人たちが一番わかっている領域ですからね。いくら、昔トランペットを吹いていたこともあったとはいえ(っていうか15周年でも吹いたが)、それが役に立つような世界ではありません。因みに、koshi は15周年でCABEZÓNと一緒にトランペットを吹きました(笑)。
4.
で、最後の仕上げですが、一応CABEZÓN が行っています。フルスコアからパート譜に落としたりするのですが、これが至って不評でありまして・・・。譜面の割付がうまくできないCABEZÓN作成によるパート譜は、いつもメンバーのお荷物になっています orz...
Editor CABEZÓN

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