『ケアとジェンダーの比較福祉社会学』年内発刊切望中!!『東アジアの高齢者ケア:韓国・台湾のチャレンジ』絶賛販売中!
大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
和コネクションの輪!
今回フィンランドでの高齢者ケア・リサーチをするにあたり、全く知り合いがいない状況の中、苦肉の策としてフィンランド日本人会に<助けて!>のサインを送った。
そのフィンランド日本人会の広報・総務の方が、すぐに私の救出要望のメールを会員の方に送ってくださった。
素晴らしい早さ!である。
その後すぐに、お三方から<助けてあげるよ!>メールが届いた。
最初の方は、9月は全部仕事でうまっているから、次回助けてあげるよとのメールであった。たいそう丁寧な文面であった。
二人目は、旦那さんとお二人でやっておられる個人営業の方。
三人目は、会社組織のメンバーの方。
どちらを選ぶか、運命のそして究極の選択でR.
私は、旦那さんとお二人でやっておられる方を選択した。
小さい組織の方が、優しく対応していただけるのではないかという思いがあったからだ。
この漠然とした経験的確信が選択の基準である。
今回選ばせていただいたのが、和コネクションという組織!
の
セルボ貴子様にお世話になろうと決心した。
昨日の朝8時にホテルロビーで待ち合わせをした。
どんな方なのか、ドキドキものでR。
このドキドキ感が、たまらない。
とても優しくて几帳面な方!というのが第一印象でR.
第一印象通り、朝9時から夕方4時まで、しっかりと丁寧に通訳していただき、またエスコートしていただいた。
これだけ丁寧で責任感のある方なら、あと4日間も<大安心!>である。
名古屋弁で言えば、<どえりゃーお値打ちだがや!>
ヘルシンキ、タンペレ、テュルク、ポリなどのフィンランド南部を中心に、インタビュー調査やゼミ旅行をご計画の方、是非、和コネクションの輪にお入りください。
和コネクションにご依頼いただくと、小生が来年早々に執筆する予定の<フィンランドの高齢者ケアの現状と課題>がオマケとして、もれなく付いてきます!
ただし、論文の返品は受け付けておりませんのでご注意のほど!
ヘルシンキ生活2日目。日曜日。
昨日、ヘルシンキに着いて、すぐヘルシンキカード(3日用)を購入した。55ユーロ。結構高い。
冷静に考えれば、今日から3日間の方が良かったのだが、何分<瞬間瞬間に生きている>ので、計画性がない。
このヘルシンキカードをしっかり利用すべく、シティバスツアーを利用する。
エスプラナーディ公園から乗車とあるが、まずその公園が分からない。
方向音痴の私が、よく一発で行けたものだ。
途中、地図片手に急いでいる私に、ヘルシンキ大学どこでっか?と聞く外国人のおばちゃんには、驚いた。
どう見ても、私の雰囲気は、旅行客以外の何物でもない。
それともヘルシンキ大学の教授に見えたのだろうか?
ありえない。言うまでもない。
シティバスツアーには、2組の母娘の日本人がいた。
この時期、日本人の若者女子グループかこうした母娘のユニットを見かけた。
残念ながら、男子の影は薄い。
エテラ港に面した<マーケット広場>にも行く。
多くの屋台があるが、たくさんの日本人女性を見かけた。若者か中年の女性グループ多し。
奇声を上げているのも、日本人ばかり。恥ずかしい。
北欧の方も外国の方も、皆さん普通のボリュームで話してまっせ。
日本人には難聴者が多いのかもしれない。
あるいはよほどストレスが日本人は溜まっているのか。
途中、ワールドトレードセンターの前を通る。
そう、思い出した。
もうあれから10年が経過したのだ。
普段通りの生活を送っていただけなのに、何の罪もない約4000名の尊い命が奪われた。
ご冥福をお祈りしたい。
二度とこのような悲惨な出来事があってはいけない。
その後、中央郵便局に足を運ぶ。
外国でのフィールドワークはとても楽しいし、やりがいはあるし、論文の書きがいもあるのだが、最も困るのが、トイレ。
朝食時に、オレンジジュース2杯、リンゴジュース1杯、紅茶1杯、コーヒー1杯を飲み、たくさんいただいた。
昨日の夜、早く寝てしまったために、何も食べず、飲まずであったので、その反動。
シティバスツアーに参加する時点で、トイレに行きたかったのだが、何とか耐え忍んだ。
5分間の休憩時間にダッシュ。
中央郵便局にはそのトイレがなく、階下の郵便博物館のトイレを借用。
郵便局は私にとって、とっても重要。
明日からの5日間のリサーチで書類や冊子をいただくのだが、それを持って日本には帰れない。
郵便局からの発送となる。
今回も最終日に、この発送業務をしてから、ヴァンター国際空港へ。
初めてのフィンランド!
フィンランドをいつか訪問したいと思っていたが、予想外に早くその時期が訪れた。
ありがたい話である。
日頃の忙しさにかまけて、フィンランドの高齢者ケアについてあまりよく学習できていないが、インタビュー調査をする中で、しっかり学びたいと思う。
さて、出発前の話。
9月9日。出発前日なので、監督と映画にでも行ってのんびり過ごす予定であった。
朝起きて、何故か、老年社会科学の<論壇>の原稿に不備があるのではないかと、胸騒ぎがした。
そんな感覚になることは滅多にないのだが、これも時間的に余裕がある証拠なのだろう。
胸が勝手に騒いでくれて良かった。
何と
なんと
文献の引用注の付け方が、全面的に間違っていた。
私の普段の文献の引用中の付け方も合理的であり、間違ったやり方ではないが、老年社会科学の引用文献の注の付け方も、当然ながら、合理的である。
普段の生活は、割とアバウトなのだが、活字で残るものに対しては、いつも几帳面に対応している(つもりだ)。
この作業に丸1日かかり、映画どころではなかった。
この見直しで、文献情報の不備が2か所見つかり(いずれもスウェーデンの報告書)、その修正にも時間がかかった。
10日のフライトは10:40。
セントレア(中部国際空港)まで自宅から1時間ちょっと。
朝7時に起きれば間に合うタイミングだが、何だか胸騒ぎがした。
授業期間中は、目覚ましで一発起床できるのだが、いまはオフタイム。
目覚ましで起きられない可能性も高い。
遅刻したら、フィンランド研究出張が全てパーになる。
ということで、徹夜することに。
マッサージ機に座ったまま、1時間ちょっと寝てしまったが、無事遅刻せずに、
Finnairに搭乗。
SASに比べれば、随分と乗り心地が良い。
少し揺れるとSASは物凄い<きしむ音>がするが、フィンエアーはその音がない。
缶ビールも2回飲めた。
何よりも座席前のモニターで映画を見たり、飛行機から映すカメラの映像が楽しめるのが良い。
当たり前のことだが、SASでは随分前から、このサービスがない。
ビールも最初の1缶だけで、その後は有料(らしい)。
着陸も最後の瞬間まで、カメラで様子が分かるので素晴らしい。
ターミナル2を出て、リムジンバスへ。
高級感はないが、30分でヘルシンキ駅へ。6.5ユーロ。
韓国同様、安い!
日本のリムジンがベラボーなのかも。
初めてのヘルシンキなので、タクシーで、Sokos Hotel Torniへ。
そこそこ良いホテルだ。
IDとPWをもらい、こうして、日本から持ち込んだノートパソコンでインターネットができている!
お誕生日プレゼント!
今年のゼミ合宿は9月5日・6日。
私の誕生日は、8月26日。
まさか、誕生日プレゼントをいただけるとは思ってもみなかった。
今年も、こうして<思いやり>のあるゼミ生に囲まれていることを嬉しく思う。
白ワイン<甲州の旅>!!
6日の夜の2次会で、ほとんど飲んでしまった。美味しいワインであった。
ゼミ生と話をしていると、このブログの存在を知らないケースもあって、キョトンZZZになってしまうが、
そして、うちのゼミ生はシャイなのか、決してコメントを書いてくれることはないのだが、
皆<思いやり>の気持ちは、強い。
<思いやり>は、人間として最も重要な資質である。
この資質があれば、どんな状態でもやっていける。
今年の誕生日には、うちの監督からもビッグなプレゼントが。
通勤用のカバンがヨレッテきていた。
ヨレヨレのカバンはヨレヨレのコート同様、気を使わなくて済むので、それなりに満足していた。
傍から見ていると、可哀想に思ったのか、
吉田カバンの収納力たっぷりのものをプレゼントしてもらった。
隠し芸とピン芸人。
普段のゼミでは決して分からない、ゼミ生ひとり一人の<ひととなり>が発見できる。
これが、ゼミ合宿の醍醐味である。
またゼミ生の思いやりに触れることも、合宿の魅力である。
私のゼミに、ピン芸人が一人いたのだ。
合宿1日目の夜のコンパは、普通のコンパだったのだが、2日目のコンパでは、そのピン君が、回りのコールに答えて、某先生のモノマネやら、宮崎映画のキャラクターを演じたり、それはそれは、凄かった。
2次会では、音源に合わせて、<一人ダンシング>
下を向く事もなく、ずっと、踊っておられる。
その集中力は、真似できない。
もともとキャラの立っているゼミ生であるが、想像以上の力持ちであることが分かった。
2日目のゼミコンパの時間。隣の会議室では、我が社の経済学部のS先生のゼミ生が、隠し芸大会をやっている。
S先生も隠し芸をされているのであろうか。
そんなハードルを上げること、うちではできない。
我がゼミでは、ゼミ論集のハードルを上げることしかできない。
飲み会は懇親を深めるだけで良いと思うのだが、そのリラックスタイムにも課題を入れていく。
素晴らしい発想だ。
来年度は、ピン芸人君もいるので、数人による<隠し芸>大会を企画しても良いかもしれない。
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昨日のアルコール
今年12回目の休肝日
ゼミ合宿無事終了!
2日間にわたるレジーナ河口湖での合宿が無事終了した。
アンド、安堵!
共同研究グループ4つが、研究発表。
1グループの持ち時間は75分。
各グループは4人で構成されているが、一人が10分弱で終わってしまうので、持ち時間の半分ぐらいがディスカッションの時間となる。
1つの共同研究に対して、8名がコメントや質問をしていく。
そのやり取りが終了すると、最後に私からのツッコミ。20分ほど続く。
それぞれのグループの担当メンバーが、答えられなかった質問内容に対し、<持ち帰り>宣言をする。
<持ち帰った課題>は、11月下旬締め切りのゼミ論集に反映させる。
今回のハイライト(しんせいやゴールデンバットではない)は、卒業生のK氏によるレクチュア。
プレゼンが秀逸。絶品。
もともと話が上手な人であったが、社会人になってから激しく腕を上げている。
9月5日のコンパ1次会の中盤から参加していただき、2次会は完全参加していただいた。
で、6日の朝、90分のレクチュアをしていただいた。
再来年度に、またお願いしようかと思う。
明日からゼミ合宿、そしてフィンランド!
韓国から帰国後は、文字通り一心不乱に仕事をしている。
韓国の楽しかった思い出に浸る暇もない。
あの異常に臭かった発酵エイ(ホンオチム)を思い出す余裕もない。
依頼原稿を2本仕上げた後、昨日は、学会発表用のパワーポイントファイル10枚を作製した。
今日は1日かけて、レグランド塚口淑子先生編集の<スウェーデン・モデル>に寄せた第8章の原稿のデータ入れ替え、内容チェックをし、先生に送る。
否、送らなければならない。たぶん、他の執筆者は、原稿を戻していると100%予想されるので。
そして明日からは、レジーナ河口湖でのゼミ合宿。
2泊3日。
いつも調子に乗って、夜のコンパで飲み過ぎるので、今回は、自重したい。
高血圧の薬に、アルコールは血圧を下げる効果があるので、控えるようにと書いてある!
今回のゼミ合宿のハイライトは、ゲストスピーカーをお招きすること。
1日目夜8時から9時頃、河口湖に到着され、そのままコンパに合流。
2日目午前中に90分お話しいただく。
ゼミ合宿が終われば、1日研究室を掃除し、名古屋に戻り、
10日朝セントレアから、フィンランドへ!!
1999年夏に、シリアライン(バイキングライン?)の船で、ヘルシンキに到着し10時間ぐらい滞在
して以来。
10日間の滞在は、今回初めて。
要介護認定の方法が、スウェーデンとは全く違うので、よーくその点を確認したい。
北欧と一括りにできないのが、この要介護認定!
最高気温15度、最低気温7度の別世界。
食事とビールも楽しみな野田。
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昨日のアルコール
350cc の 発泡酒
今朝の血圧
右・・・148-95-76
左・・・148-98-75
<高齢社会フォーラム>脱稿と月刊デイ再校とPPT。
確か、日本老年社会科学会編集委員会から依頼された<論壇>8000字を脱稿したのが、トンイが始まる数時間前だったので、8月28日。
昨日(あるいは一昨日だったか、朦朧としていて記憶が定かでない・・・)、ダイヤ財団から依頼を受けていた<高齢社会フォーラム>4500字を脱稿した。
大きな仕事を二つやり終えた。
やれやれ。
しばしの安堵。
と思ったら、財団から、写真を送るように言われた。
確かに、<高齢社会フォーラム>には、著者の写真が載っている。
我が社に就職してから、他の大学に応募すること必要もないので(この8年間どこにも出していない)、履歴書に貼るような写真がない。
パスポートの写真も10年前だから 近影とは言えない。当然だ。
昨日は、半日かけて、写真探し。
韓国やスウェーデンでの集合写真は、山ほどあるが、ピンの写真が全くない。
困った困った。
パソコンの中の写真データを全部チェックして1枚だけ、発見。
ただちょうど、どまん中に柱が。右半分がうっすら障子。
料亭?に行った時のスナップか?記憶にない。料亭など縁がない。
理由を説明したところ、先方で修正していただけるとのこと。
微妙に微笑んでいるのが気にかかる。飲酒後写真か?
普段は、どぜう首相同様、ポーカーフェイスなのだが。
今から、月刊デイ11月号に掲載される原稿「スヌーズレン療法について」の再校をして、
その後、15分発表用のPPT作成に。
この3月にインドネシア・フィリピン介護福祉士候補者・看護師候補者の受け入れに関する報告書(全127ページ)を発行したのだが、そのエッセンスを15枚程度のパワーポイントファイルにまとめ、明日までに送らなければならない。無理じゃないのかあ?
最悪でも7日までに送らなければ。
岡山での報告となる。
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昨日のアルコール
グラス生ビール 1杯
今朝の血圧と脈拍数
右・・・・141-91-76
左・・・・ 150-92-72
なでしこJAPAN、タイ戦前半、ひやひや!
昨日夕方からのタイ戦。
初戦なので、しっかり観戦する。
前半気を揉んだ、揉んだ。
いつものメンバーから7人も入れ替えて大丈夫かと、正直思った。
監督コーチの作戦ミスではないかと思った。
タイに2点入れられ、0対2で負けるのではないかと思った。
特にバックの2番。
この選手がキーパーソン。
前半戦では、パスミスの連続で、肝心なところで、つなげない。日本の守備なのか、タイの応援団なのか分からない振る舞いだった。
普通あれだけ、パスが不正確なら、メンバーを変えるところであるが、変えないので、気を揉んだ。揉んだ。
でも2番を変えなくて良かった。
相手フォワードが突っ込んで来て、あわや1点献上かという場面で、競り勝ち、ボールを外に蹴りだすことに成功。
もし2番の足が遅かったら、1点入れられていたであろう。
後半戦は、チームが総入れ替えさせられたのではと思えるほど、見違えるほど良くなった。作戦タイムで、役割に関する多くの変更が指示されたのであろう。
あれよあれよと3点ゲット。4点目が入っても良い絶好のチャンスを逃した。あれは、今後に響く失敗である。
3点目はラッキー。オウンゴールを誘った。
明日の韓国戦では、正確なパス回しを期待する。
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昨日のアルコール
350cc の発泡酒 1つ
昨日の試してガッテン。
マッサージが、①ダイエット、②血圧低下、③認知症症状軽減に効果があるかどうか。
興味津津であった。
③のところで、知り合いの木本明恵氏が登場したので、びっくりたまげた。
認知症の症状が軽減した高齢者の事例が紹介されるだろうとは予想していたが、タクティールマッサージのインストラクターが出てくるとは。
この方を、去年、ゼミのゲスト講師にお招きした。
ゼミ生のうちから、男子学生3名(1名女子だったかもしれない、あるいは全体で2名だっかかも・・・)がタクティールマッサージを受けた。
木本さんは看護師として紹介されていた。
先日も書いたように、日本スウェーデン福祉研究所のスタッフである。
事前にこの方から出演の情報を得ていたら、全ゼミ生に、<らくらく連絡網>を使って、周知徹底させていたのに。
ミズクサイナー!
ガッテンが終わってからすぐ木本氏にメールした。
ガッテンで紹介された研究成果もすぐ送ってほしいとお願いしたところ、PDFですぐ届いた。
これはありがたい。
<恥ずかしかったから>とのこと。
奥ゆかしいねえ。
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昨日のアルコール
350cc の発泡酒 1
今朝の血圧
右・・・146-88-77
左・・・151-92-72
(今日から、マッサージ!)
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