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大学教授キョトンCブログ!!
ガイガー・カウンター
現物を見たこともないし、所有もしていない。
昔、マンガで、この存在を知った。
放射線測定器である。
福島第1原発の最前線で<復旧作業>にあたる関連会社社員の皆さんは、当然一人ひとり、この放射線測定器を持って
仕事をなさっていると思っていた。
昨日初めて知ったが、この度の大震災で、原発内にあった放射線測定器の多くが故障したという。
故障していれば、修理するか、新品を買うしかない。
数がなかったので、グループに一つを割り当てるだけだったという。
東電はマスコミがこの事実を発見するまで、シランプリを決め込んでいたようだ。
作業員が固まって復旧作業していればグループで一つでも良いのだろう。
しかし、少し位置が変われば、被曝線量が違うわけだから、一人に一つが当り前である。
今、個人でこのガイガーカウンターを購入する人が増えている。
一つ5万円前後するが、 売り切れていて、すぐには購入できない。
東電は、この費用を<ケチッタ>としか思えない。
売り切れる前に、事故直後に注文しておけば、一人に一つの測定器を準備できたはずだ。
隠蔽体質が、ここにも表れている。
東電は、被曝した放射線量が分からず、作業をされてきた方々に謝罪と補償をすべきである。
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