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長寿記録更新中!

連日、どこそこの自治体で、生きていれば1○△歳の高齢者の戸籍が見つかったと新聞・テレビ・ラジオで報道されている。

本日現在は、186歳がご長寿記録のてっぺんであるが(山口県防府市、男性)、

今後は、<競うようにして>古い戸籍が発見されていくであろう。

190歳台、200歳台も夢ではない。

 

一つ解せないことがある。

随分昔、泉重千代さんが当時の日本一長寿な高齢者として、マスコミで紹介され話題になった。

119歳ぐらいだったか。

本当に長寿な方で、驚き、感心したものである。

しかし、当時のマスコミは、彼が日本一長寿であると、どのようにして

確定判断できたのであろうか。

当時から戸籍は、ホッタラカシの状態であったろうと思う。

 

件の防府市の<防府夫さん>は、数字上では、重千代氏より年上であった可能性がめちゃ高い。

 

毎年、長寿日本一が紹介されているが、あくまで<住民登録上の日本一>であったということであろうか。

どうも、そのような条件付きでしか、日本一を確定できないようである。

 

縦割り行政の中、我々は、わりとルーズな情報を、わりとルーズに信用してきたようだ。

ゆるキャラならぬ、ゆる情報に踊ってしまう現状を、

私はゆるく

心配する。

 

 

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