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庭のオトギリソウ(弟切草)が咲きはじめ、小さな黄色い
花にたくさんの雄しべがついています。
先日アップしたビョウヤナギ(未央柳)はオトギリソウ科の
木本ですが、この野草は小さいながらもオトギリソウ科の
本家です。
花の写真を撮るようになって10年余りになりますが、
オトギリソウとの出会いは忘れられません。
オトギリソウは昔から薬草として大切にされてきましたが、
その秘薬のことを人に漏らした弟を、兄が怒って切ったという
伝説からこの名がついたといわれます。
花には変わった名前の由来がありますが、弟切草ほど
インパクトのある名前の由来は数少ないです。
午後になると花が萎むので、午後山野を歩いてオトギリソウに
気づきにくいです。