美味しいのは何もロースやヒレ肉だけではない。
牛タンもその一つで、とくに和牛のタンは重宝がられている。
仙台市などでは、名物料理(米産肉が禁輸されてショックと新聞報道があった!!)とされているくらいである。
黒毛和種は、改良の過程で、外国種との交わりがあった。
その名残の一つに舌の途中から色が変わる特徴がある。
俗に「中接」「奥接」といわれるものである。
これらが無い牛は、改良度が進んだと解釈されてきた。
その理屈から写真の牛は、実に美味しそうな舌を持ち得ている。
全く接いでいないので、優れた黒毛和種ということになる。
舌といえども、黒毛和種のそれはサシもあり、美味しいのは当たり前だが、要は料理の腕次第であろう。
(≧▽≦)ゞ
今日も来ました。
コメしない日もずーっと来ます。
繁殖農家にとってこんなに参考になるブログはないですから。
育成牛の舌を見て、たまに“これ切ったらまた生えてこないかなぁ~”って思います。
いつか自分の育てた牛を食べてやりたいと思ってるのですが、
県外に買われていく牛が多いので、
まだ食べたコトはない…
ところで、
1/1生まれの♀(安茂勝/安平/富茂)が白舌で…
質問。
①白舌は肉質に影響しますか?
②安茂勝は白舌多いですか?
③安茂勝の肉質は前評判以下ですか?
10月のセリに出す予定です。
ヾ(≧∇≦*)ゝ
①について、余り関係ないと思います。
以前、枝肉取引でない頃、資質が良くない牛は肉質も良くないという風潮がありました。けれども、枝肉での取引が行われるようになり、それらは大部分無関係であることが判ったのです。白舌もその頃の名残だと信じています。改良が進んだことと、肉質が良くなることとは直接関係ないと思っています。肉質だけが改良のファクタではないからです。
②について、調べておりませんので、今のところお応えできません。
③について、前評判の肉質評価は、どのようなものであったのでしょうか。安茂勝号を肥育して出荷するのは、これからです。ある程度頭数が増えれば、お知らせできると思います。
安茂勝号の産子は、平茂勝号の影響を受け、発育や体幅に優れています。後はと畜待ちです。
北海道の繁殖です。
非常にためになっております。
これからもよろしくおねがいします。
f^_^;
前評判というか、事業団の検定結果ですね。
失礼しました。
白舌のコ、
安心してセリに連れて行けます。
勝系では、
安茂勝・藤平茂・茂勝栄(事)
勝安竜・21世紀(民)
勝桜・茂隆平・勝海星(県)
がボンベに入っています。
和牛に限らず畜産全般とも、家畜を飼育している関係者には、これから暫くは正念場を迎えることになりそうですね。
元気でおつむを使いながら頑張るしかありません。
私は、何故か鼻鏡に汗が噴き出てくるのを見るたびに
元気を貰います。
枝重が570kgもありました。
こちらもさい先良い成績なので、piyoさんへコメントしました。
純粋の但馬系に増体肉質系の安茂勝のコンビが良かったのでしょう。3代祖に伸びの良い藤良系が係っているのも功を奏したのかな。
以前は、事業団のは二流?三流という時代がありましたが、最近は、どうしてどうしてトップクラスとなりました。