♪句あれば 楽し ♪♪

独りよがりのおしゃべりを綴っています
photoと575で、私なりの世界を作りたいと思いつつも・・・

桃の古木

2019年02月20日 | カシャッと575
         遅すぎた臥薪嘗胆桃の花


       おそすぎたがしんしょうたんもものはな


最近ブログupをお休みされたブログ友さん
長いお付き合いです

彼女は、ブログに臥龍梅を何度かupなさっていました
鹿児島県薩摩川内市の藤川天神にあるのだそうです
一度見たいなぁって思っていました
なんてったって、樹齢1000年を超え、菅原道真お手植えのものと伝わっています



実家の裏畑の片隅に桃の木が何本かあります
昔は 2月になると花屋さんが 活け花用に枝を持って帰ってました
曾祖母や祖母が世話をして、 わずかのお小遣いにしていました
勿論 私が生まれた頃には、既に ありましたから
樹齢は、 1000年には 及ばずとも、 相当重ねたものと思います

ついにそれらも寿命なのでしょうか
幹が傷んでまいりました




先日帰省した折 みましたら 倒れた木に寄りかかって
横たわった幹から、枝が伸びて蕾をつけていました
臥龍梅ならぬ臥龍桃って姿

しかし 根っこを見ると怪しいキノコも取りついて、いよいよ
弱って来た気配です




「臥薪嘗胆」
何故か ふと思い出す4字熟語
漢文の時間に学んだったっけ
今更 私の歳では 遅すぎますね
皮膚に出来た痕、(うたた寝の跡とか帽子を被った痕) なかなか消えません
薪を割る元気も 在りません
獣の肝を嘗めた苦い味は、生きている間に消えないでしょうね

「耐えて・・・」なんて気持ちより「諦め」で誤魔化しているかな 

     ・
     ・
     ・
なんてことを 考える時間もある今日この頃です


コメント (6)
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