♪句あれば 楽し ♪♪

独りよがりのおしゃべりを綴っています
photoと575で、私なりの世界を作りたいと思いつつも・・・

オミナエシ

2013年10月01日 | 花、実

 見た夢もはすかいに説き秋野かな


( みたゆめもはすかいにときあきのかな )


     おみなえし 秋の七草にふさわしい花の名前です
     しかし、漢字で書くと「女郎花」
     きつい香りが、します
     わたしは、嫌いでは、ありません
     
     女郎花、女郎蜘蛛、「女郎」って怨念を感じる言葉ですが、
     単に若い女性の事を言うのだそうです
     オミナエシが、風に揺れる姿は、秋の野のあわれみの極みだとか
     
     確かに、今の我が姿は、オミナエシには、譬えようもありませんわね

     先日も、お隣の奥さんと立ち話になり
     「<東京オリンピック2020>は、まだしも
     リニア新幹線のニュースは、関係ないことね
     最近、○○年後ってフレーズに、随分冷めた反応をしてしまうわ」って
     盛り上がりました

     素直じゃなくなりました
     「はすかい」って、斜めってことです
     

  
     今は亡き父は、方言の宝庫でした
     面白い言い回し、憶えています
  
     中でも、好きだった「あっちゃこっちゃいやなぁ」
     さて、どう意味だと思われますか

     あっちゃこっちゃとは、単純に言うと「反対」ってことです

     「あっちゃこっちゃいやなあ」
     「あっちゃこっちゃいになった」は、
     例えば
     何かお手伝いしようと、出かけたが
     わたしが、下手、あるいは失敗して
     反って迷惑をかけてしまったのに
     帰りには、お土産をいただいてしまったわ  ってな時に用います

     常々、不満に感じていること、ビシッと言って、相手をギャフンとさせようと
     はりきって、行っては、みたが、
     鋭い逆襲にあって、しょぼんと帰る時も、使いますわね