落葉焚祖父(じい)の話や声ひくし
( おちばたきじいのはなしやこえひくし )
寒いのです
雪国と違って、温暖な地方が、冷え込むと
家の中に居ても、ヒーターから離れられない
寒さ対策が、手薄なのです
外に出る気持ちにもなれません
スーパーに行くのも、車
自転車だと、風の渦の中に入ったようになり
動けない
「虎落笛」「悴む」を用いて575を作りたい心境
北国人が見たら、「軟弱~~!」って
笑うだろうけど
この冬、しばしば焼き芋を焼く
昨年、薬屋さんのポイントを集めて
貰った、焼き芋鍋(?)焼くのです
法楽が、鍋の形をしているってようなもの
サツマイモを水にさらして、灰汁を抜く
30分程したら、キッティンペーパーで
水分を取り
焼き芋鍋に並べる
(私は、底が汚れるのが嫌なので、クッキングシートを、1枚敷きます)
合間に芋の焼き面を、回転させながら、 弱火で焼く
芋を2分割したものだったら、40分もあれば
焼き上がります
(途中で、火を消して余熱を利用する手もあります)
サツマイモは、弱火で気長に調理すると
その甘さが増すとのことですから
いつもは、徳島産の「鳴門金時」で作るのだけれど
スーパーで見つけた、大分産の「甘太クン」と云う
種類で作ってみた
袋に「甘い」「甘い」が、強調されているから
少し、水分が残ります
仕上げに(食べる直前)オーブントースターで6~8分
焼くと、あのポ~~~の焼芋屋の味になりますのよ
確かに、甘くて、懐かしい焼芋でした
昔のように、焚き火で芋を焼くとは、行かなくなりました
残念です
子供の頃、落葉や藁を燃やし、芋を焼きながら
昔話をする祖父の、お話よりも、芋の出来上がりが
気になったこと、思い出しました
祖母は、大きな法楽に、薄切りの芋を、いっぱい並べて焼いてくれました