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日本史学習拾遺

日本史よもやま話、授業の補足、学習方法

近況 及び 二上山博物館など(2016.9訪問)

2018-07-25 20:58:59 | 縄文時代
東京は、梅雨が早く明けてしまって、とんでもない猛暑です。夏休みも1週間くらい早めにスタートしてもよかったような、今年の気候。暑さに負けないように、栄養・睡眠をしっかり取って、耐え忍びましょう。

今年の夏は、あまり休む暇がないのです。博物館学芸員の資格課程はどうなったのか、ということで、ご報告しますと、博物館経営論のレポートが合格して、3月に科目修得試験を受験したのですが、なんと「不合格」でした。試験が不合格だったのは初めてです。それに合格すれば、夏休みに博物館実習を受けられたのですが、今年度はダメ、となりました。
勉強不足だったのは確かなのですが・・・まあ、受けたのも3月ぎりぎりすぎましたかね。

・・・というわけで、博物館実習が受けられなくても、今年の夏は、いろいろ用事がありまして、休む暇がなく、むしろ実習がなくてちょうどよかったかな、という感じです。体力がもつかどうか、戦々恐々です。
今年の夏は、残念ながら奈良に行けないでしょうね・・・涼しくなって、余裕ができたら行きます。

学校関係では、来週から日本史の講習を始めます。3年生は、AOとか指定校推薦に目がくらむ時期と思いますが、日本史をやりすぎて損ということはないので、とことんやってみてほしいと思います。

さて、これで今日の話を終わりにしてもいいのかもしれませんが(笑)、前回の多神社訪問(2016年9月24日)の後の話を少し書きます。

本当は、多神社の後に當麻寺(たいまでら)に行きたいと考えていたのですが、奈良到着も遅かったですし、お彼岸過ぎとはいえ暑かったので、やめました。そして、それでは二上山博物館に行ってみようか、と考えました。学芸員資格課程の勉強をしているわけだし、奈良の博物館もできるだけ見よう、と。高校日本史的には、二上山は、サヌカイトという石器の材料が採れるということで縄文時代でちょっと出てきます。

二上山博物館は、近鉄大阪線で大和八木から東へ15分くらい、近鉄下田駅で下車して8分で到着します。

中に入ると、解説をしてくださるガイドさんが待ち構えていました。二人ほど。私も学芸員資格課程にいることですし、せっかくですから、説明していただきました。施設は結構立派でした。
ガイドさんに、「にじょうさん」なのか「にじょうざん」なのかと質問しましたが、あまり明確な答えはなかったような。結局どっちなのでしょうか?「ふたかみやま」とも言うようですし・・・地元の方々は、なんと言うのが一般的なんでしょうか?

サヌカイトのことは授業で話をしますが、現物は見たことがありませんでした。

現物は、確かに打製石器に適するような、鋭利な断面を持つ石でした。スパッとよく切れそうです。
サヌカイトの他にさまざまな展示がありましたが、印象的だったのは、二上山では金剛砂(ガーネット)が採れるとのこと。


他にもサファイアも採れるということで展示されていました。青くてキラキラ光っていました。二上山て、歴史的にも文学的にも印象的な山ですが、地質学的にも個性的な山なんですね。


サヌカイトで作った楽器もありました。木琴のように演奏できるもので、堅いため、澄んだ硬質の音でした。

小さな博物館でしたが、展示に工夫をこらし、ガイドさんもいる、がんばっている博物館でした。


博物館から見た二上山。多神社や三輪のあたりから見るふたこぶの山とは全然違って見えます。

そこから帰りはJR香芝駅から電車に乗り、和歌山線や桜井線を使って奈良に戻って来たのだったと思います。

その日の宿は、JR奈良駅前のスーパーホテルでした。じゃらんのポイント2000円を使って、5600円で宿泊しました(一人旅です)。お部屋はおまかせ、というプランで、面白い部屋になりました。


畳の座敷のようなつくりで、靴を脱いで上がります。ベッドもゆったりしていました。


窓の外はさえませんが・・・でも室内はとにかく快適でした。スーパーホテルは、手書きのお手紙が置かれていたりします(「○○様 おかえりなさいませ!・・・以下5~6行」的な)。いろいろ企業努力しているんですね。

そんなこんなで、学芸員資格課程の実習前日のプチ旅はおしまいです。次回は、実習の話を書きたいと思います。

1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (たぬき)
2019-03-03 09:41:45
二上山(フタカミヤマ/ニジョウサン)はその特徴的な形状から西や南から(船舶他で)でチヌの海(大阪湾/チヌの海は首都(圏)の前海の意味。サカ((濁音だとサガ)、サキ、サク、サケ、サク等は神霊を意味。)に来た際の格好のランドマークです。
二上山が見えたら、、、、アア、大和はもうすぐ。二上山の向こうは奈良/大和。と感慨を深くしたようです。

もう一つ、北に二上山を左右反転したような山が信貴山。
沿岸には住吉大社。信貴山の東麓は元蘇我氏の邸宅/
法隆寺~石上神宮

古代、祭祀は高い山に神(/遺体)を祀り(埋葬)して低い山から拝礼、祭祀を行っていた。
と言います。
三輪山もその例に漏れず、三輪山に神(幸之神三柱(最高神。龍蛇神(眷族神)。太陽の女神(後、天照大神))氏神の大物主神(出雲王国第八代スクナヒコ(副王国)八重波津身。/いわゆる事代主神/少彦神))を祀り低山(登美王家/外山(トビ)の霊峙(斎場/祭場)から歴代の日女命(登美家血筋の大巫女/多くは大王后や王(神(カモ))族)が祭祀した。

これら二上山様の形を人工的に築造したのが前方後円(方)墳ではなかったか?
正に、高い方(後円(方)部)に遺体(神)を埋葬して低い前方部分から祭祀をしたとされますから
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