まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

臨月激励会

2014年05月26日 | 日記

日曜日、夜の東銀座です。
新装なった歌舞伎座の照明が眩しく輝いています。

昔の仕事仲間が久しぶり集合!
来月はじめに出産が迫ったTさんを大いに激励しようという
まことに意義深い宴会でした。

お好み焼きの「大阪きっちん」という店でした。
左奥のポッチャリと可愛らしい女性が臨月を迎えたTさんです。
最近、「出産までにやりたいこと」などと言って
競馬に行ったり、銀座の九兵衛で寿司を食ったり、やりたい放題です。(笑)

アボカドのなんとかソースです。
全12品のコースなので全部は紹介しきれません。
と言うか、よく覚えていません。

これは大阪名物の「とん平焼き」。
お好み焼き屋や居酒屋の定番メニューですね。
うーん、美味しいです。



ゲソとホタテの鉄板焼き。
この間にもお喋りは間断なく盛り上がっていますが
内容のほとんどが「放送コード」に引っ掛かりますので掲載できません。(笑)
飲み会にY談はつきのものとは言いますが・・・

お肉です!サイコロステーキです!
箸が激しく宙を交錯し、あっという間になくなりました。
Tさんは、さすがにお酒は控えていましたが、食欲はいたって旺盛。
きっと丈夫な赤ちゃんが生まれて来る筈です。

デザートは「きなこ」と「塩バニラ」のアイスクリーム。

で、一応、コースは終了したのですが
物足りなくて、この後、お好み焼きと焼きそばを追加注文!
宴会女子の食欲おそるべし!(笑)

そして、最後の仕上げに・・・
この神々しいばかりの「臨月}のお腹を触らせてらいました!
人類の摂理と言うか、生命の神秘と言うか
得も言われぬ感動がズーンと背中を貫いて行きました。
どうか無事に、元気な赤ちゃんが、ドーンと生まれて来て欲しいものです。

食後のぶらり散歩。
去りがたく、別れがたく、この後、2件目に流れたのでした。
次は「出産祝い宴会」を計画したいと思います。
Tさん、笑いすぎてお腹の方は大丈夫だったのでしょうか。



ゲージュツ写真

2014年05月25日 | 日記

久しぶりに写真展を観て来ました。
一応、これでも「公園写真家」を自負していますから(笑)
写真界の動向はチェックして置かないと・・・

恵比寿の東京都写真美術館。
世界の巨匠の写真展から、若手写真家の実験的な作品まで
まさに写真の「美術館」ですね。

で、今回のお目当てはこの写真展。
新聞の紹介記事で写真を観てちょっと心惹かれました。
若手ではなく東京芸術大学教授もつとめるベテラン写真家だそうですが
うーん、残念ながらこれはハズレでした。(笑)

カメラの露出の中にペンライトの光を取り入れた幻想的な風景写真でしたが
延々と同じパターンの写真が多く、大いに退屈しました。
一体何をしたいのか!単なる自己満足じゃねえか!金を取って見せる写真か!
と久しぶりに怒り爆発でした。佐藤さん、ゴメンナサイ!(笑)

まあ、絵の展覧会も当たり外れがあるから仕方ないなあ・・・
と言いつつ、ミュージアムショップで500円のカメラストラップを購入。
一眼風でフラッシュも光るんです!

カメラデザインの本の栞です。
拡大鏡になっていて細かい字を詠む時にとっても助かります。(笑)

写真美術館前の通路、アートしてますねえ。
この通路の壁に「巨大写真」が掲げられているのを知ってました?
いつも外側の入り口から入るので知りませんでした。

巨匠ロベール・ドアノーの「市役所前のキス」です。
パリの雑踏のリアル感がいいですねえ!
一見、ストリートフォトのようですが綿密に計算された演出作品なんです。

植田正治「妻のいる砂丘風景」。
植田さんと言えば日本を代表する前衛写真家ですね。
これも計算しつくされた演出写真で見ているだけで引き込まれます。

で、ゲージュツ写真を観た後は、決まって写真家魂が昂揚して・・・



 恵比寿の陸橋風景。
構図に意欲は感じるものの、何を撮りたいのかが意味不明。

 ツタの絡まる豪邸。
これが元ウナギ屋だったという事実に惹かれたのだが
どう撮っていいのかわからずに茫然。

結局、自分にはゲージュツ作品は無理だと判明。
もう少し修行をすることにして
とりあえずビールを飲むことにしたのでした。(笑)

 

 


鬼のいぬ間の・・・

2014年05月24日 | 日記

四谷駅前しんみち通り。
久しぶりに夫婦で飲みに出かけました。
いつ以来なのか、思い出そうと思っても思い出せません。(笑)

この日、わが家のピアノ小僧は不在。
何でも今年から都立高校は「災害体験授業」が義務化され
学校の校舎に一泊して避難訓練やAEDの使い方を学ぶんだとか。
食事は非常用のアルファ米と乾パンと言いますから
本格的と言うか、気の毒というか・・・(笑)

という訳で・・・
たまには「鬼のいぬ間の洗濯を!」と相成りました。
私はいつも勝手に飲み歩いていますが
家人にとっては「子供が不在の開放感」というのは格別のようで
大いに羽根を伸ばして飲みました。

ピチピチ新鮮な刺し身盛りです。
たまには肉でもとは思うものの・・・年輩者はやっぱり魚ですねえ。
とにかくプリプリの新鮮で・・

鰺はまだビクンビクンと跳ねていました。
非常食の息子には申し訳ないと思いつつも、しっかり完食でした。

私の大好物、いつもの出汁巻き玉子。
こうなるとビールより日本酒か焼酎の方がいいですねえ・・・



ドーンと焼酎ボトルをキーープ!
結局、二人では飲み切れませんでしたが
後は私が個人的に引き受けることになりました。(笑)

私はロックで、家人はお湯割りで・・・
普段は二人でゆっくり語り合うという機会も少ないだけに
大いにコミュニケーションに寄与しました。
これであと2、3年は「夫婦関係」も大丈夫ではないでしょうか・・・(笑)

かなり飲み過ぎてしまいました。
調子に乗って2軒目もハシゴししてすっかり二日酔いです。

先程、息子も学校から帰宅。
一晩中、ほとんど一睡もせずに友だちと語り合ったようで
眠い目をショボショボさせながら、楽しそうでした。

いいなあ、青春は・・・



気分は積乱雲

2014年05月23日 | 日記

何かと世の中も不安定ですが
昨日は、朝から上空の大気もかなり不安定でした。

凄いですねえ・・・
邪悪な悪魔が襲来したような空模様です。
「波乱」が大好きな私は、朝からテンション上がりっぱなしでした。(笑)

巨大な積乱雲がモクモクと湧き上がり
それが見る見る不気味な黒雲に変わって雷鳴がとどろきます。
そして、ついに昼前から激しい豪雨に・・・

都内では昼前、夕方、そして夜と
都合、三回の激しい「にわか雨」があったようです。
先程、若いサリーマンがテレビのインタビューに答えて
「結局、三本も傘を買ったのに、そのたびにすぐに雨が止んじゃって・・・」
笑いながら、つい嬉しくなって来ました。(笑)

五月晴れの空に
ほわーんと雲が浮かぶ長閑な光景もいいですが
こうやって激しく雲が躍動する「荒ぶる空」も魅力的ですねえ。
積乱雲には、ホント、興奮してしまいます。

考えてみれば・・・
オレの「人生の空模様」も積乱雲ばっかりだったよなあ
などと妙な感慨にふけってみます。
暗雲、雷雲、黒雲、どしゃぶり、暴風雨・・・ろくな空模様はありませんでした。(笑)
だから荒れ模様の空に興奮するのでしょうか。

荒れ狂った空に
一瞬、静寂が訪れた夕焼けのひととき。
興奮しすぎて、ほとんど仕事が進んでいないことに気づきました。



日々是好日

2014年05月22日 | 日記

雨も上がって爽やかな五月晴れ。
こんな微笑ましい光景を見ると心が和みます。
「平和」の大切さを象徴するような光景、などと言ったら笑われるでしょうか。

昨日、大飯原発の運転差し止め判決が出ました。
ある意味画期的な判決で、決してオーバーではなく感動しましたね。
司法の判断には首をひねることも多いのですが
裁判所がこれほど明確に原発の安全性に対して疑義を指摘し
国民の「生存権」に踏み込んだ例は極めて稀です。

 「原発は社会に重要だが、電気を生みだす一手段に過ぎず 人格権より劣位にある」

原発はまさに人格権、生存権の問題なんですねえ。
推進派は決まったように原発の「経済優位性」を声高に主張しますが
電気料金が高いか低いかなどという瑣末な問題を
国民生活の「平和」や「安全」と同じレベルで論じるべきではない!
ホント、その通りではありませんか。
司法が過度に「国民感情」に流されてはいけませんが
国民感情を丁寧にくみ取り、政治の都合にブレーキをかけるのも
司法の大事な役割ではないでしょうか。

そんなことを考えていたら・・・
偶然、散歩中の犬と目線が合ってしまいました。
小さく唸り声を上げて全身で「敵意」を表現しています。
メンチを切られたのでしょうか・・・

少女は熱心にバトンの練習中。
まだまだ始めて間もないらしくキャッチングミスが多かった!(笑)

ギターに合わせて歌声が聴こえて来ました。
なかなか伸びやかな歌声で、思わず聴き惚れてしまいました。
歌っているのは映画「アナと雪の女王」の主題歌
「レット・イット・ゴー」でした。
最近、流行っていますねえ、あちこちで聴きます。

ギター伴奏は彼氏でしょうか。
近々、「素人のど自慢」にでも出場するのでしょうか。

その歌声を聴きながら
ああ、のどかだなあ、平和だなあ・・・としみじみ感じました。

公園は「日々是好日」です。
もともとは茶席などで使われる禅の言葉だそうですね。
「毎日がいい日である」という意味ですが
ただ漫然と平和を味わうのではなく、さまざまな苦しみ、悲しみを体験し
それを乗り越えた上で、出て来る悟りの心境が
「日々是好日」なんだそうです。(深いなあ・・・)

原発差し止め判決は画期的ですが
その理念が実際の国民生活に反映されるには
まだまだ紆余曲折があり、政治へのコミットメントが必要なのでしょう。
現実は喜んでばかりはいられません。