まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

丸福の珈琲

2014年05月17日 | 日記

先日、新しいパソコンを買おうと
秋葉原のヨドバシカメラの中をぶらぶら歩いていたら・・・

思いもかけぬ看板に出くわしました。
このマークはひょっとして・・・と思ったらやはりそうでした。
丸福珈琲店!!!
大阪を代表する喫茶店・・・
いや、やっぱり「珈琲屋」と言った方がいいですね。

そうか、ついに東京進出か!
店頭にはあの独特の芳しい香りが流れ
やれ嬉しや、やれ懐かしやと、さっそく入店と相成りました。

大阪千日前の本店は昭和初期の創業で
見るからにクラシカルな店内ですが、ここはごくモダンな雰囲気。
ヨドバシの中なのに中高年の客が多いです。

来ました、来ました!
大阪の味、丸福の香り、ほぼ一年ぶりの再会です。
とにかく濃いんです。
濃くて、苦くて、深くて、ほのかに甘くて
それでいて、後味スッキリという実に不思議な味の珈琲です。
創業者・伊吹貞夫が独自の焙煎法と抽出法で生みだした個性派コーヒーの極み。
詳しいことをお知りになりたい方は・・・

http://www.marufukucoffeeten.com/kinen80/

ハイ、まぎれもない丸福の味でした、
東京で丸福珈琲を飲めるようになったのは嬉しい限りです。

半分だけブラックで飲んで
あとの半分はミルクとお砂糖を入れて飲むのが「まろ流」です。
丸福珈琲の苦さを二倍楽しむ方法と言ったらいいのか
砂糖は昔ながらの香ばしい「角砂糖」で
これが苦さを緩和すると同時に珈琲の風味を増してくれるんですねえ。

大学は京都だったので
青春のコーヒーと言えば「イノダコーヒー」ですが
働くようになってからはもっぱら「丸福珈琲」専門でした。
ミナミで飲んだくれた後は、必ず丸福によって仕上げをしたものです。
まさに悲喜こもごも・・・
さまざまな思い出が残る「大人の味」です。

うーん、これは余分でした。(笑)
甘くてホロ苦い「珈琲ケーキ」は昔はなかったメニューだけに
丸福「東京進出」の秘密兵器でしょうか。

糖分とカロリーを気にしつつ、完食でした。(笑)