初めて、HIVの専門外来の扉を開いたのは、
3年前の12月1日でした。
「そういえば、今日は世界エイズデーですね。」と
今も診てくださっている主治医に話した気がします。
初めての診察。
紹介状をもって総合受付へ行くと、
コーディネーターナースが外来からやって来て、
なにかいろいろ聞かれた気がします。
その対応は痛いくらい親切で、
自分の感染した病気の重さを感じました。
面接、診察、採血、結果待ち、また診察、
そしてまた、コーディネーターナースとの面接…
朝早い時間に行ったのにもかかわらず、
結局、最後まで診察室にいたのは自分ひとり。
待ち時間がとても長く感じました。
保険外のインフルエンザワクチンも注射してもらい、
会計でちょっと高額な金額に戸惑ったのもよく覚えています。
病院を出た頃には、陽は大きく傾いていました。
しかし、言いようのない安堵感を感じたのも確かでした。
自分の人生は、その後、さまざまな出来事を経て
いまここにいるわけですが、
自分にとっての12月1日は、
今でもあの日の記憶が鮮明に思い出される日でもあります。
なんて、すごい重たいトーンの文章なんだけれど、
ちょっと気になって2年前の12月1日に書いた文章を読んだら、
今日の文章と違って大違いの、軽いトーン。
http://blog.goo.ne.jp/kumazzzo/d/20041201
決して書いている内容に矛盾はないのだけれど、
たぶんですね、月日の流れと、その間の出来事は、
あの日を振り返る視点に変化を生じさせたのでしょう。
毎日の生活の中では必死なので気にもならないのですが、
こうして振り返ってみると、
HIVの事以外の事も含め、いろんな意味で、
よくここまで生きてこれたなあと思ったりします。
最近、ちょっとづつ「老いる」ことについて、
考えが巡るようになりました。
まだ早い気がしますが、
死んだ時にはいい人生だったと思えるように
生きていきたいと思います。
3年前の12月1日でした。
「そういえば、今日は世界エイズデーですね。」と
今も診てくださっている主治医に話した気がします。
初めての診察。
紹介状をもって総合受付へ行くと、
コーディネーターナースが外来からやって来て、
なにかいろいろ聞かれた気がします。
その対応は痛いくらい親切で、
自分の感染した病気の重さを感じました。
面接、診察、採血、結果待ち、また診察、
そしてまた、コーディネーターナースとの面接…
朝早い時間に行ったのにもかかわらず、
結局、最後まで診察室にいたのは自分ひとり。
待ち時間がとても長く感じました。
保険外のインフルエンザワクチンも注射してもらい、
会計でちょっと高額な金額に戸惑ったのもよく覚えています。
病院を出た頃には、陽は大きく傾いていました。
しかし、言いようのない安堵感を感じたのも確かでした。
自分の人生は、その後、さまざまな出来事を経て
いまここにいるわけですが、
自分にとっての12月1日は、
今でもあの日の記憶が鮮明に思い出される日でもあります。
なんて、すごい重たいトーンの文章なんだけれど、
ちょっと気になって2年前の12月1日に書いた文章を読んだら、
今日の文章と違って大違いの、軽いトーン。
http://blog.goo.ne.jp/kumazzzo/d/20041201
決して書いている内容に矛盾はないのだけれど、
たぶんですね、月日の流れと、その間の出来事は、
あの日を振り返る視点に変化を生じさせたのでしょう。
毎日の生活の中では必死なので気にもならないのですが、
こうして振り返ってみると、
HIVの事以外の事も含め、いろんな意味で、
よくここまで生きてこれたなあと思ったりします。
最近、ちょっとづつ「老いる」ことについて、
考えが巡るようになりました。
まだ早い気がしますが、
死んだ時にはいい人生だったと思えるように
生きていきたいと思います。
病気を抱えている人も、
病気を抱えていない人も、
最後に「いい人生だったなぁ」
って思えながら終われるって、
いいなぁって思いますですよ。
うまく言えないけど。
生きている事に、違いは無いわけで。
同じように心臓は動いているわけで。
12月に入りましたね~!
元気に乗り切っていきまっしょい!
俺もそう思うのですよ。
病気を抱えている人も抱えていない人も、
最後に「いい人生だったな」って思えることって
大切だと思うんだよね。
たぶん、世界エイズデーでいろんな活動をしている人も
病気か否かは関係なくて、
みんな同じように心臓が動いて生きているんだよって
ことを言いたいんだと思います。
俺もがんばるよ~おっちゃん!