そんなわけで、今日12月1日は世界エイズデー。
もう十数年前からWHOによって制定されていて、
日本でも、12月1日を前後に、公的機関の啓蒙活動や民間のイベント、
日本エイズ学会の総会が行われたりします。
そして、今夜は、啓蒙活動のシンボル、レッドリボンにちなんで、
東京都庁のてっぺんが、赤いライトでライトアップされていましたね。
新宿近辺にお勤め、もしくはお住まいの方は、お気づきになったでしょうか?
このブログを始めたきっかけのひとつにも、HIVのことがあって、
感染者の日常が、いかに通常の生活が送ることができるのか、知ってもらいたくて、始めたのですが、
最近は、あまりにも通常すぎて、書くネタがなかったりします。
とはいえ、たまには、いろいろ頭をもたげることも、あったりします。
自分はウイルスに感染しているのが解ってから、7年も経っています。
ポジである自分を受け入れる事自体は、意外に簡単で、
感染直後のインパクトも乗り越え、感染を知っていてほしい友達にも告知半年後には話し、
数年前からは、顔写真が出ている自分のmixiのプロフィールに、
ポジをカミングアウトしているこのブログのURLも貼ったりしていました。
mixiのトップ画面見て、プロフィールまで興味持ってくれた人なら、
そのURLの先の内容見て、「あーそうなんだ…」って理解してくれるかも。
そんな思いでした。自分がHIVと過ごす時間の経過を経験していくうちに、
だんだん、自分の中でのHIVのハードルが低くなっていると感じていました。
が、しかし!
今年4月に付き合っていた相方さんと別れて友達関係に戻って、
独身生活を楽しみながら、「男探すぞ!」と意気込んでみたものの、
ポジじゃない相手に自分の病気を告知することのハードルの高さを、
今更思い知らされています。
まだまだ、自分の病気の事を告白するのが、難しいし、怖い。
簡単に言えちゃうかなと思っていたけれど、友達として言うのと、
これから落とそう(落ちそう?)な関係を前提で言うのとでは、当たり前だけれど、
全然違うわけですよね。
相手が受け止められるかどうかもわからないのに、告白するのは重たすぎる場合も。
すべての人に言う必要はないと思っているけど、
その後の関係性とかまで考えると、伝えておいたほうがいい場合もある。
その判断の結果は、僕にとって、後悔となって、重く引きずる時がありました。
でもですね、確実に、かつ雰囲気とかノリも壊さずに、さりげなく
うまく伝えるのには、テクニックがあるような気がしてます。
それは、前提で、HIVについての知識がちゃんと広がっていてくれているからこそ
できるのですが、そのうえで、経験を積んで初めて、会得できるような。
そう、経験を積むためには、モテなくてはならない。
えっ、モテないと駄目?…僕には、ちょっと時間がかかりそうです。
最近、とあるゲイバーの六尺のイベントで、そんな経験をして、ふと感じた、晩秋の夜です。
それはさておき・・・。
知識がいないと受け入れって難しいかもねぇ・・・。
まだまだがんばらないといけないね。
お互いがんばりましょ
言う言わないの線引きも難しいのに、
言って受け入れてくれるかどうかだって難しい。
啓蒙活動をやってくれているからこそ解ってもらえる部分と、
最後はやはり僕ら患者側の努力も必要なんだよね。
頑張っていくしかないね~
簡単じゃないですよね、、
kumazzzoさんの病となると、、最初知り合った方は、どう思うのだろう?とかって考えたりするのも分ります、、でも、今は、HIVって、昔より理解する人が増えていて、それにどう向き合うとか、考えられる人が増えてるような気がします。
ちょうど、私が20代前半かな?HIVを初めて知ったのは、、その頃は知識も無かったからただ怖い病だと思っていました。
今はそんな時代じゃないから、ね。
病があってもなくても恋はしていないとね~、
mixiしてるのですか?
私もやってます。同じ名前で、、
いつか覗いてもいいですか?
同じ病気を抱えている人同士で付き合うというのも
解決方法の一つの方法だったりするんですけれど、
感染拡大が続いていることが、反対に病気の理解が広がっているのかなと
そういう感じもしますし、なによりも、
NPO団体などがいろんな啓蒙活動を通じて、
現状をゲイコミュニティに伝え続けていてくれることが、
とても有難いってところですね。